#author("2018-05-20T00:00:32+09:00","","")
#author("2018-05-21T04:28:58+09:00","","")
* モリア [#c9e5de03]
#contents

** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Moria|
|~その他の呼び名|カザド=ドゥーム(Khazad-dûm)((『[[指輪物語]]』での訳はカザド=ドゥム、[[旧版]]ではカザド=デュム))&br; フルナルギアン(Phurunargian) &br;ドワロウデルフ(Dwarrowdelf)((『[[指輪物語]]』での訳はドワローデルフ)) &br; ハゾドロンド(Hadhodrond)|

** 解説 [#Explanation]

[[シンダール語]]で「黒い坑」の意。元来は「ドワーフの館」を意味する''カザド=ドゥーム''などと呼ばれた。
[[霧ふり山脈]]にある[[ドワーフ]]([[長鬚族]])の地下王国。[[上古]]の[[二つの木の時代]]から[[第三紀]]にかけての非常に長い期間に渡って栄え、盛時にはその壮麗さによりあらゆる種族に広く知られるようになったが、廃墟となってからはその暗く底知れない地下空間とそこに潜む者達のために恐怖を伴って口にされる名ともなった。

非常に広大かつ複雑な構造をしており、かつてここに住んでいたドワーフですら全容を完全に把握していたわけではない。ドワーフが掘ったトンネルのさらに奥、地の底には[[名前も持たぬ者たち]]が徘徊しているという。
出入り口は、西の[[エレギオン(柊郷)>エレギオン]]側に1つ、東の[[ナンドゥヒリオン(アザヌルビザール)>ナンドゥヒリオン]]側に1つある。

>[[かれ>ガンダルフ]]は杖を高く持ち上げました。するとその瞬間、稲光のような光がぱっと燃え上がりました。大きな影がいくつも躍り上がっては消えました。ほんのしばらくの間、かれらは頭上に石から切り出したたくさんの巨大な柱で支えられた非常に大きな天井を見ました。一同の前方にも左右にもすごく広大でがらんとした空間が広がっています。ガラスのように滑らかに磨かれたその黒い壁は、光に照り映えて、きらきらっと光りました。他にも三つ入口が見えました。黒々と暗いアーチです。一つはかれらのまっすぐ前を東に開いています。そしてあとの二つは両側にありました。それから明かりが消えました。((『指輪物語 [[旅の仲間]]』「暗闇の旅」 [[指輪の仲間]]が第二十一広間に到達した時の描写))

>「ここはドワローデルフの偉大なる王国であり都であるのです。それに昔は少しも暗くはなく、われわれドワーフの歌の中に今なお伝えられているように、目もあやな美しさと光に満ち満ちていたのです。」((同上 [[ギムリ]]の言葉))

*** 多数の名について [#name]

:モリア (Moria)|[[シンダール語]]で「黒い深い穴、暗黒の深き穴、黒い坑(Black Chasm)」の意。[[ギムリ]]は''黒坑 (Black Pit)''とも訳した。
:カザド=ドゥーム (Khazad-dûm)|[[クズドゥル]]で「[[ドワーフ]]の居館(Mansions of the Dwarves)」の意。通常[[ドワーフ]]はクズドゥルの名を秘密にするが、この名に関しては秘密としなかったため、他種族にも広く知られていた。
:フルナルギアン (Phurunargian)|[[共通語]]原文で「ドワーフが掘った洞穴(Dwarf-delving)」、「ドワーフの穿ちたるところ(Delving of the Dwarves)」を意味する古い名前。
:ドワロウデルフ (Dwarrowdelf)|[[共通語]]のフルナルギアンを[[トールキン>ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]が古風な英語に「翻訳」したもの((『[[Guide to the Names in The Lord of the Rings]]』では、ドワロウデルフの意味に合わせて(敢えて古風な響きにする必要もなく)翻訳するよう指示しているが、邦訳では音写に留められている))。DwarrowsはDwarfの「言語学的に想定される正しい複数形」であり、delfはdelvingの意。
:ハゾドロンド (Hadhodrond)|カザド=ドゥームの[[シンダール語]]表記。ハゾド(Hadhod)はカザード(Khazâd)の音写で、ロンド(rond)は館の意味。モリアと呼ばれる以前に[[エルフ]]はこう呼んでいた。

** 歴史 [#History]

*** カザド=ドゥームとしての繁栄 [#u3dbf675]

[[星々の時代]]、[[長鬚族]]の始祖[[不死のドゥリン>ドゥリン]]が[[ケレド=ザラムの湖>ケレド=ザラム]]をのぞき込んだとき、自分が王位に就く幻影を水面に見たという。それがきっかけになって、[[霧ふり山脈]]の東[[おぼろ谷]]側にカザド=ドゥームが穿たれた。不死のドゥリンは[[太陽の第一紀>第一紀]]に至るまでこの地を統治し、以来カザド=ドゥームは[[長鬚族]]のドワーフの本拠地となった。
[[怒りの戦い]]によって[[ベレリアンド]]が崩壊すると、[[ノグロド]]と[[ベレグオスト]]のドワーフの生き残りの多くはカザド=ドゥームに移住し、人口が増大する。

[[第二紀]]になると、[[エレギオン]]の[[エルフ]]との交易によって非常に栄え、山脈の西側に新たに扉が設けられた([[柊郷の門>モリアの壁]])。何より[[ミスリル]]が発掘されるのがモリアの繁栄の礎だった。そのためカザド=ドゥームの名は[[ドワーフ]]以外の種族にも広く知れ渡るようになる。

*** 扉を閉ざしての抵抗 [#q758e1eb]

[[第二紀]]1697年、[[サウロン]]の攻撃によって[[エレギオン]]が滅亡すると、[[ドワーフ]]はカザド=ドゥームの扉を閉ざして閉じこもる。こうしてカザド=ドゥームは外からのサウロンの攻撃を退けることに成功したが、そのためにサウロンの憎悪を受け、可能な時にはいつでもドワーフを苦しめるようにと全ての[[オーク]]に指令が出されるきっかけとなった。

[[最後の同盟]]の戦いでは、モリアのドワーフはサウロンを敵として戦った。

*** ドゥリンの禍 [#b717bfea]

[[第三紀]]に入っても、ドワーフはモリアで暮らし続けていた。
だがドワーフはミスリルを求めて、モリアの地を深く掘り進みすぎてしまう。そのため第三紀1980年、地下に潜んでいた[[バルログ]]を呼び起こしてしまった。
モリアの王であった[[ドゥリン六世]]とその息子の[[ナイン一世]]はバルログに殺され(ためにモリアのバルログは「ドゥリンの禍」と呼ばれるようになる)、生き残ったドワーフも、モリアを逃れて各地に四散した。目覚めたバルログの恐怖はモリアのみならず、[[ロスローリエン]]をはじめとした近隣にまで広がった。

かくてカザド=ドゥームは滅び、モリアの名は忌まわしいものとして[[自由の民]]に記憶されることとなった。

*** モリア奪回の試みと失敗 [#zc4463c2]

以後モリアは、[[サウロン]]が送り込んだ[[オーク]]が徘徊する廃墟と化した。
[[第三紀]]2790年、当時の[[長鬚族]]の王[[スロール]]は放浪と狂気の果てに単身モリアに帰還しようとして、そこに巣食っていたオークの首領[[アゾグ]]に殺される。このため「ドワーフとオークの戦争」が起こり、モリアの東門の前では[[ナンドゥヒリオンの合戦]]が戦われた。この戦いでモリアのオークは敗北したが、ドワーフが受けた被害も大きかったため、モリアの奪回は果たされなかった。

その後2941年の[[五軍の合戦]]により、モリアをはじめ[[霧ふり山脈]]のオークはほとんどが死ぬか逃げ去ったと思われた。
そのため2989年、[[はなれ山]]から[[バーリン]]の一党が、モリアを再興しようとこの地にやってくる(『[[ホビットの冒険]]』に登場したドワーフでは、[[オイン>オイン(ファリンの息子グローインの息子)]]と[[オーリ]]が同行した。他のドワーフとして、[[フロイ]]、[[フラール]]、[[ローニ]]、[[ナーリ]]の名が判明している)。かれらはモリアのオークの残党をいったんは駆逐することに成功し、入植は軌道に乗ったかに見えた。だがその後[[銀筋川]]をさかのぼって襲来してきた新手のオーク達により包囲され、さらに深層に潜んでいた「ドゥリンの禍」ことバルログが到来したために、バーリンの一党は2994年に全滅した。はなれ山への連絡は途絶え、バーリンたちの運命はその後長いこと知られることはなかった。

詳細は[[バーリンのモリア復興の試みとその失敗>バーリン#x61da5e8]]も参照のこと。

*** 通過者 [#tedb1a80]

具体的な時期は不明だが、[[ガンダルフ]]はかつて[[スライン二世]]の行方を求めて長期間モリアを捜索したことがあったという。その時ガンダルフは壊れて開いたままになっている[[東門(おぼろ谷口)>おぼろ谷#gate]]からモリアに入り込み、東から西へと抜け、最後に[[西門>モリアの壁#gate]]を内側から押し開くことで無事通過に成功した。
[[アラゴルン二世]]もまた、おぼろ谷口に足を踏み入れたことがあるという。
また、[[指輪の仲間]]がやってくる前年の[[3018年>大いなる年]]8月には、[[エルフ]]と[[オーク]]の双方に追跡された[[ゴクリ]]もまた、東門からモリアへ逃げ込んだ。彼は何か月もかけて西門まで辿り着いたが、押すだけで門が開くということがわからず、またそれもできないほど衰弱していたため、指輪の仲間がやってくるまでモリアに閉じ込められていた。

*** 指輪の仲間のモリア通過 [#i3e741b8]

[[指輪の仲間]]は[[第三紀]][[3019年(大いなる年)>大いなる年]]、[[サウロン]]の監視を逃れて[[霧ふり山脈]]を西から東へと通過するため、モリアを通り抜けることを選んだ。
指輪の仲間は[[マザルブルの間]]を発見し、そこに残されていた[[マザルブルの書]]から[[バーリン]]たちの運命を知る。その後、(おそらく[[ペレグリン>ペレグリン・トゥック]]の行動が呼び覚ました)[[オーク]]によって一行は襲撃を受け、さらに深層から[[バルログ]]が襲来する。[[ガンダルフ]]は[[ドゥリンの橋]]の上でバルログと対峙して共に奈落へと落ちた。残った指輪の仲間は東門から外へと脱出した。
モリアのオークはその後も執拗な追撃を続け、[[ロスローリエン]]や[[アンドゥイン]]などで指輪の仲間はモリアから送り出されたオークの部隊に接触している。

*** ガンダルフとバルログの戦い [#fea1c7cd]

一方、[[ガンダルフ]]は[[バルログ]]と奈落に落ちた後、地の底にある「いやはての石の土台」に達した。ガンダルフはバルログと戦いながらドワーフの作った通路に戻って[[無限階段]]を上り、[[ドゥリンの塔]]がある[[ジラクジギル]]の頂へと出た。ここで繰り広げられた『[[山頂の闘い]]』によって、長年モリアに潜んでいたドゥリンの禍はガンダルフによって倒された。

*** ドワーフによるモリアの奪回 [#oda8c7ee]

[[ナンドゥヒリオンの合戦]]の時、[[ダイン二世]]は'''ドゥリンの一族がふたたびモリアを歩くまでには、世の中が変わり、われわれ以外の別の力が出現しなければならないのです'''と予言している。
[[The Peoples of Middle-earth]]には、[[第四紀]]になって[[ドゥリン七世]]がモリアを奪回するエピソードについてのメモがあるが、この案が廃棄されたのか、単に忘れられ手をつけられていなかったかは定かではない。

** 構造 [#structure]

モリアは[[霧ふり山脈]]の三つの山、[[カラズラス(赤角山)>カラズラス]]、[[ケレブディル(銀枝山)>ケレブディル]]、[[ファヌイゾル(雲乗山)>ファヌイゾル]]の下に築かれている。
以下は、原作に記されているモリアの構造の描写についてまとめたものである。

:[[西門>モリアの壁#gate]] (West-gate)|[[エレギオン]]から[[モリア]]に至る道の終わりにある、モリアの西側の出入り口。西門の扉は[[イシルディン]]で細工がなされ、[[合言葉>メルロン]]を唱えなければ外からは開かないようになっている。西門を入ると、200段ある階段がある。階段の上は、床が平らで天井がアーチ状になった廊下が先へと続いている。この廊下は途中幾重にも分岐しつつ山中を下り、やがて番人の詰所のある三つの分岐路につながる。
:番人の詰所 (guardroom)|西門から6~7時間歩き続けた先にある、この部屋の南側にある廊下を見張るための番人の詰所。指輪の仲間はここで休憩した。詰め所の床には井戸が穿たれており、[[ピピン>ペレグリン・トゥック]]が石を落として反響音を響かせた。詰め所が見張る廊下は、東側が3つに分かれている(左側は急な下り、右側は登り、中央はほぼ平坦だが狭い)。[[ガンダルフ]]は悩んだ末、空気の澄んだ右側の道を選んだ。その廊下は曲がりくねりながら登りが続き、やがて大通りとなって第二十一広間の西側入り口に達する。
:鉱脈 (lodes)|[[ミスリル]]の鉱脈が、北の[[カラズラス]]の方に向かって続き、暗闇の中へ下っているという。
:第二十一広間 (Twenty-first Hall)|番人の詰所から8時間、20マイル以上歩き続けた先にある、第七層(モリア大門の六層上)にある広大な広間で、石から切り出した沢山の巨大な柱で天井が支えられている。壁はガラスのように黒く磨かれていると描写されている。第二十一広間の東西南北には、それぞれ別の場所へと通じる通路がある。東側の壁の上部には、外の光を招き入れるための採光筒がある。指輪の仲間はここで休憩した。
:[[マザルブルの間]] (Chamber of Mazarbul)|第二十一広間の北側アーチ門を出てすぐ、通路の東に入り口がある部屋。マザルブルの間の中にはさらに東にも扉があり、第二広間の方へと向かう長い下り階段がある。[[指輪の仲間]]はこの部屋で[[バーリン]]の墓所と[[マザルブルの書]]を発見。その後オークなどに西側から襲撃された後、東へ抜けて第二広間へ向かった。
:第二広間 (Second Hall)|第一深層(モリア大門の一層下)にある広間。第二十一広間よりもさらに天井が高く奥行きがあり、大樹の幹に似せて彫られた柱によって天井が支えられている。指輪の仲間がモリアを通過したとき、第二広間にはオークによって炎の放たれた割れ目が作られていた。だが指輪の仲間はマザルブルの間から東へ抜ける通路をたどって割れ目の東側に出て、そのまま東のドゥリンの橋へと向かったため、炎に行く手を遮られずに済んだ。東側は奈落が口を空けており、[[ドゥリンの橋]]がかかっている。
:[[ドゥリンの橋]](Durin's Bridge)|第二広間の東側、第一広間に達する通路の西側にひらいた奈落にかけられたアーチ橋。奈落は非常に深く、誰もその深さを測ったことはない。ガンダルフはここでバルログを食い止めて橋を破壊し、共に奈落へ落ちて行った。奈落の底には深く冷たい水があり、いはやての土の土台がある。
:いやはての土の土台 (the uttermost foundations of stone)|[[ドゥリンの橋]]がかかっている奈落が行き着く果てにある場所。この近くには[[名前も持たぬ者たち]]によって掘られた、ドワーフたちの掘ったトンネルよりもさらに深いトンネルがある。そのトンネルは、ドワーフの秘密のトンネルにも通じている。奈落に落ちたガンダルフとバルログは戦い続けてここに到達した。
:[[無限階段]] (Endless Stair)|ドワーフによって作られた、最下層の土牢から[[ケレブディル]]山頂の[[ドゥリンの塔]]まで延々と続く螺旋階段。逃れるバルログを追ってガンダルフがここを登っていった。
:[[ドゥリンの塔]] (Durin's Tower)|[[無限階段]]が通じる先にある、[[ケレブディル]]の山頂を刻んで築かれた塔。
:第一広間 (First Hall)|モリアの東門である[[大門>おぼろ谷#gate]]がある広間。第二広場からは奈落にかけられた[[ドゥリンの橋]]を過ぎて幅広の大階段を上り、音の反響する広い廊下を通った先に位置する。門のある東面にはいくつもの採光筒が穿たれており、日中にはそこから差し込む光のために眩いばかりに明るい広間だった。
:[[大門>おぼろ谷#gate]] (Great Gates)|モリアの東側の出入り口。''モリア東門''(East-gate of Moria)、''おぼろ谷口''(Dimrill Gate)とも呼ばれる。門のすぐ外は[[ナンドゥヒリオン(おぼろ谷)>ナンドゥヒリオン]]であり、ここは[[ナンドゥヒリオンの合戦]]の舞台となった。門の扉は壊れて開いたままになっており、こちら側からは容易にモリアに入り込むことができた。

[[マザルブルの書]]には、[[オイン>オイン(ファリンの息子グローインの息子)]]が第三深層の''上部武器庫(upper armouries)''を捜し、[[柊郷の門(西門)>モリアの壁#gate]]へ行ったという記述もあるが、具体的な位置は定かではない。
[[ガンダルフ]]によると、西門から東門までは直線距離で40マイル以上はあり、[[指輪の仲間]]は2日ほどかかってモリアを通過した。

** 画像 [#hd4d0835]

&ref(AlanLee-14-TheMinesOfMoria.jpg,,25%,アラン・リー作画によるモリア);

** 他の作品に与えた影響 [#t559c1cc]

『[[指輪物語]]』で[[指輪の仲間]]が通過するこのモリアは、多数のRPG作品の「地下迷宮」(ダンジョン)のイメージ成立に多大な影響を与えた。
その名も'Moria'という、ローグライクゲーム[[(Wikipedia:ローグライクゲーム)]]も存在する。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

#amazon(B0002ZGVMY)
#amazon(B000F009GA)

第二十一広間、マザルブルの間などが再現されているが、ドゥリンの橋に至る第二広間の階段は、映画演出のためデザインがダイナミックにアレンジされている。
また、原作において[[ピピン>ペレグリン・トゥック]]が石を落とした井戸は、番人の詰所ではなく[[マザルブルの間]]にあり、[[ピピン>ペレグリン・トゥック]]は石ではなく不用意に触ったドワーフの骸と、鎖でつながれた桶を落としている。
第二十一広間、[[マザルブルの間]]などが再現されているが、[[ドゥリンの橋]]に至る第二広間の階段は、映画演出のためデザインがダイナミックにアレンジされている。
また、原作において[[ピピン>ペレグリン・トゥック]]が石を落とした井戸は、番人の詰所ではなくマザルブルの間にあり、ピピンは石ではなく不用意に触った[[ドワーフ]]の骸と、鎖でつながれた桶を落としている。

地図と書物の装丁を担当したダニエル・リーヴによって、モリア内部の詳細な地図が製作されている。

&ref(MapaMinasMoria.jpg,,15%,);

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

[[バーリン]]一党は全滅しているが、[[指輪の仲間]]が通過したあとであるため、[[ドゥリンの禍>バルログ]]も滅びている。そのためモリアを奪回しようと、[[くろがね連山]]のドワーフが入植を試みており、モリア内部には第二十一広間を中心として、各所にドワーフの拠点が点在している。
モリア内部の構造は原作にきわめて忠実に再現されているほか、[[ジラグジギル>ケレブディル]]から光を取り込むために作られた鏡の間(Hall of Mirrors)、水車のある給水場(Woterworks)((ピピンが石を投げ込んで水音がしたという、番人の詰所の井戸の真下にあたる))、[[赤角山鉱脈(Redhone Lodes)>カラズラス]]、[[銀枝山鉱脈(Silvertine Lodes)>ケレブディル]]、敵に占拠されている第十六広間(Sixteen Hall)やカザド=ドゥームの鉱炉(Forges of Khazad-dûm)など、原作設定から矛盾しないようにしつつ拡張された、多数のオリジナルの施設が存在する。

&ref(ScreenShot00056.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における、没落以前のモリアの王の間);&ref(ScreenShot00060.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における、没落以前のモリアの王の間);&ref(ScreenShot00124.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるモリア西側入り口);&ref(ScreenShot00650.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における番人の詰所);&ref(21st hall.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における第二一広間);&ref(Mazarbul.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるマザルブルの間);&ref(ScreenShot00665.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における第二広間);&ref(ScreenShot00663.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるドゥリンの橋(東側から));&ref(ScreenShot00653.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における第一広間);&ref(ScreenShot00666.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるいやはての土の土台(奥に無限階段が見える));&ref(ScreenShot00602.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるいやはての土の土台);

** コメント [#Comment]

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