#author("2018-03-03T01:58:54+09:00","","")
#author("2018-03-26T01:24:16+09:00","","")
-ゴンドールの王オンドヘアの息子ファラミア(Faramir)については、[[ファラミア(オンドヘアの息子)]]を参照してください。
-ペレグリン・トゥックの息子ファラミア(Faramir)については、[[ファラミア・トゥック]]を参照してください。
----
* ファラミア [#e99bf707]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Faramir|
|~その他の呼び名|ゴンドールの大将(Captain of Gondor) &br; 白の塔の大将(Captain of the White Tower) &br; イシリアンの大公(Prince of Ithilien) &br; エミン・アルネンの領主(Lord of Emyn Arnen)|
|~種族|[[人間]]([[ドゥーネダイン]])|
|~性別|男|
|~生没年|[[第三紀]]2983~[[第四紀]]82(享年120)|
|~親|[[デネソール二世]](父)、[[フィンドゥィラス>フィンドゥイラス(アドラヒルの娘)]](母)|
|~兄弟|[[ボロミア]](兄)|
|~配偶者|[[エオウィン]]|
|~子|[[エルボロン]](息子)|

** 解説 [#Explanation]

|>|>|~[[ゴンドール]]の[[統治権を持つ執政>執政#u6c07482]]|h
|CENTER:第26代&br;[[デネソール二世]]&br;2984~3019|CENTER:第27代&br;''ファラミア''&br;[[第三紀]]3019|CENTER:'''王の帰還'''&br;統治権の返上|

[[ゴンドール]]の[[執政]][[デネソール二世]]の次子で、[[ボロミア]]の弟。

物腰穏やかで伝承の学と詩歌を愛する聡明な人物。だが決して臆病ということはなく、戦いにおいて必要とあらば勇敢さを示した。控え目な性格のため、周囲の評価ではボロミアに比べて見劣りする面もあったが、国民からの信頼は厚く、ファラミア自身も決して兄を妬むことはなく、兄弟の間には強い信頼と愛情があった。しかし父のデネソールからは冷淡かつ過酷に接せられることが多く、内心ファラミアは父の愛情を求めていた。
[[西方の血>ドゥーネダイン]]が強く発現していたらしく、常人よりはるかに明敏な感覚を持ち、人の心を読み取ることができた。

>しかしファラミアに対しては突然かれの心はかつて覚えのない感動で奇体に動かされました。ここにいるのは、[[アラゴルン>アラゴルン二世]]が時として垣間見せる神秀高潔な風格を具えた人でした。もっともアラゴルンほど高貴な血統ではなく、かといってアラゴルンほどのうかがい知れない大きさや近づきがたさを感じさせませんが、後代に生まれた[[人間の王たち>ドゥーネダイン]]の一員でありながら、長上族、[[エルフ]]たちの智恵と悲しみをものぞかせるという人柄でした。[[ベレゴンド>ベレゴンド(バラノールの息子)]]が敬愛の念をこめてかれの名を口にした理由がかれには今わかりました。かれはたとえ[[黒い翼>ナズグール]]の影の下であろうと、人々がその後について行こうとする大将の器でした。((『[[指輪物語]] [[王の帰還]]』「ゴンドールの包囲」 ピピンが初めて目にしたファラミアへの印象。))

*** 夢のお告げ [#v1692c97]

[[指輪戦争]]が起こると、ファラミアは謎のお告げが出てくる夢を繰り返し見るようになる。

>[[折れたる剣>アンドゥリル]]を求めよ。
 そは[[イムラドリス>裂け谷]]にあり。
かしこにて助言を受くべし、
 [[モルグル]]の呪魔より強き。
かしこにて兆を見るべし、
 滅びの日近くにありてふ。
[[イシルドゥアの禍>一つの指輪]]は目覚め、
 [[小さい人>ホビット]]ふるいたつべければ。((『[[指輪物語]] [[旅の仲間]]』「エルロンドの会議」 [[ボロミア]]が報告した兄弟で同じものを見たという夢の言葉。))

一度は[[ボロミア]]も同じ夢を見たが、兄弟にはこの夢の言葉の意味がわからず、ただ[[デネソール>デネソール二世]]がイムラドリスとは北の隠れ里[[裂け谷]]の古称であることを教えてくれただけだった。ファラミアは謎の答えを求めて裂け谷を捜す旅に出ようとしたが、その旅路が不確かで危険に満ちているとして、イムラドリス捜索はボロミアが買って出た。

そのままボロミアは[[ゴンドール]]に帰らず、[[パルス・ガレン]]で命を落とした。この時、ファラミアは彼の吹き鳴らした[[角笛>ゴンドールの角笛]]の音を聞いたように思ったという。さらにその3日後の2月29日の夜半、[[大河]]の岸辺でボロミアの亡骸を載せた[[小船]]が[[大海]]へ運び去られていくのに対面し、彼の死を悟る。

*** ゴンドールの大将 [#f76007bd]

[[ボロミア]]が戻らなかったため、ファラミアは[[オスギリアス]]および[[カイア・アンドロス]]を拠点に[[アンドゥイン]]の防衛を続けていた。

[[3019年>大いなる年#year3019]]、ファラミアは[[モルドール]]の召集に応えて北上してくる[[ハラドリム]]の部隊を要撃するため、[[イシリアン]]に派遣される。そこでモルドールへ潜入する道を捜していた[[フロド・バギンズ]]と[[サムワイズ・ギャムジー]]に遭遇した。
ファラミアは彼らを[[ヘンネス・アンヌーン]]まで連行して取り調べたが、始終丁重に扱うなど高潔な人柄を示した。わけても[[一つの指輪]]の存在を知り、それをボロミアが欲したことに気付きながらも、一つの指輪の危険性を正しく認識してそれを目にすることも触れることも望まなかったことで、二人の信頼を勝ち得る。フロドの指輪滅却の任務を知ったファラミアは彼に協力し、死罪になるはずだった[[ゴクリ]]の命を助け、[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]へ連行する決まりになっていた三人を釈放すると、援助と祝福を与えて送り出した。

その後[[モルドール]]から暗闇が流出しはじめたことで開戦を悟ったファラミアは、父に事態を報告するために危険を冒して[[ナズグール]]の影の下を通り、ミナス・ティリスに戻った。
だが[[デネソール>デネソール二世]]はファラミアが独断でフロド達を釈放し、みすみす[[一つの指輪]]を敵地へ送り込んだことに激怒。帰還の翌日、デネソールが諸卿に[[オスギリアス]]の防衛を求めると、ファラミアは亡きボロミアの代わりとして、この過酷な要求を引き受ける。そのため休む間もなくオスギリアスへ出陣することになった。

しかし奮戦も敵わず、モルドールの大軍はオスギリアスを奪取して[[アンドゥイン]]の渡河を開始。加えて飛来した[[ナズグール]]のもたらす恐怖のために部隊は潰走し、ファラミア自身も毒の投矢を受けて高熱と昏睡状態となり、都に運び込まれる事態となる。
瀕死のファラミアを見てようやく息子への愛を自覚したデネソールだが、悲嘆と絶望のあまり狂気に陥るに至り、ファラミアともども焼身自殺を図った。デネソールは自殺を遂げたが、ファラミアは[[ベレゴンド]]と[[ペレグリン・トゥック]]、そして[[ガンダルフ]]によって救出された。父の死によりファラミアは[[執政]]の職を受け継ぐ立場になったが、依然として意識は戻らないままであった。
瀕死のファラミアを見てようやく息子への愛を自覚したデネソールだが、悲嘆と絶望のあまり狂気に陥るに至り、ファラミアともども焼身自殺を図った。デネソールは自殺を遂げたが、ファラミアは[[ベレゴンド>ベレゴンド(バラノールの息子)]]と[[ペレグリン・トゥック]]、そして[[ガンダルフ]]によって救出された。父の死によりファラミアは[[執政]]の職を受け継ぐ立場になったが、依然として意識は戻らないままであった。

*** 最後の実権を持つ執政 [#bd3580eb]

ファラミアは長く[[ナズグール]]の影の下にいたために[[黒の息]]に冒されており、意識が戻らないのはその影響によるものであった。
[[療病院]]に運ばれたファラミアは、そこで[[アラゴルン二世]]の[[アセラス]]を用いた治療を受け、意識を呼び戻される。その時アラゴルンを認めたファラミアは、彼を王と認め、忠誠を誓った。
そのまま療病院に留まっていたファラミアは、そこで同じく黒の息から救われた[[エオウィン]]に出会い、彼女に惹かれるようになる。ファラミアは生きる望みを失っていたエオウィンに希望を与え、二人は愛し合うようになった。そうして二人は共に[[サウロン]]の没落を迎える。

統治権を持つ[[執政]]としてファラミアが行った最後にして唯一の職務は、王の帰還を受け入れることであった。
[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]の大門の前で執り行われた[[エレスサール王>アラゴルン二世]]の戴冠式を司ったファラミアは、エレスサール王によって改めて執政に任じられた。

*** エミン・アルネンの大公 [#i2a18c3f]

[[エレスサール王>アラゴルン二世]]は、執政ファラミアを''イシリアンの大公''に封じ、執政家の父祖の地である[[エミン・アルネン]]に住まうようにした。
ファラミアは[[エオウィン]]と結婚し、息子の[[エルボロン]]を設けたという。孫の名は[[バラヒア>バラヒア(ファラミアの孫)]]。

*** 略歴 [#c1dbf1b0]

-2983年 生誕。
-2988年 5歳。母[[フィンドゥィラス>フィンドゥイラス(アドラヒルの娘)]]逝去。
-3000年 17歳。[[モルドール]]の影伸びる。
-3017年 34歳。[[ガンダルフ]]、[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]を訪れる。彼に師事する。
-3018年 35歳。[[大いなる年]]。6月、[[オスギリアス]]攻撃される。夢のお告げを受ける。7月、[[ボロミア]]が[[裂け谷]]を求めて旅立つ。
-3019年 36歳。[[大いなる年]]。2月、ボロミアの葬送の舟を見送る。3月、[[イシリアン]]に派遣され、[[フロド]]達に出会う。[[黒の息]]に負傷し、[[アラゴルン>アラゴルン二世]]に癒やされる。[[エオウィン]]を見初める。[[サウロン]]の没落。5月、王の帰還。
-[[第四紀]]82年 120歳。没する。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

|~俳優|[[デヴィッド・ウェンハム]]|
|~日本語吹き替え|[[宮本充]]|
#amazon(B01GPBWSGQ)
『[[二つの塔]]』にて[[フロド・バギンズ]]の持つ[[一つの指輪]]のことに気がついたファラミアは、フロドと[[サムワイズ・ギャムジー]]、[[ゴラム>ゴクリ]]をミナス・ティリスに連れて行くため、[[オスギリアス]]まで連行する。だが、[[ナズグール]]を前にしたフロドの行動を見て一つの指輪の魔力とその危険さを思い知り、フロド達を解放する。
『[[王の帰還]]』原作では、[[オスギリアス]]からの撤退戦で負傷している。一方映画では[[デネソール二世]]の命で、オスギリアス奪回のため無謀な突撃を行って負傷、部隊の中で唯一生き残り、自分の馬に引きずられながらかろうじて[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]に戻ってくるという形にアレンジされている。
[[エクステンデッド・エディション]]では、ミナス・ティリスにおいて[[ピピン>ペレグリン・トゥック]]に与えられた鎧は、ファラミアが子供のころ使っていた物だったという設定が追加。

[[エオウィン]]との恋愛の話はカットされたが、『エクステンデッド・エディション』に、[[療病院]]でわずかに見詰め合う二人と城壁の上で会話するシーンが登場。

*** 画像 [#le373f85]

&ref(vlcsnap-00037.jpg,,25%,『ロード・オブ・ザ・リング』におけるファラミア);

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

&ref(ScreenShot00696.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるファラミア);&ref(ScreenShot01089.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における執政ファラミア);

** コメント [#Comment]

#pcomment(,,noname,,,,reply)

トップトップ   編集編集 差分差分 バックアップバックアップ 添付添付 複製複製 名前変更名前変更 リロードリロード   新規新規 一覧一覧 単語検索単語検索 最終更新最終更新   ヘルプヘルプ   最終更新のRSS最終更新のRSS