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* サウロン [#y8148048]
#contents
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Sauron|
|~[[その他の呼び名>#names]]|ゴルサウア(Gorthaur) &br; [[冥王]](Dark Lord) &br; [[御目、かの目>御目]](the Eye) &br; [[死人占い師]](Necromancer) &br; 指輪王(Lord of the Rings) &br; サウロン大王(Sauron the Great) &br; かの者(the One) &br; 大敵(the Enemy) &br; かの敵、唯一なる敵(the One Enemy) &br; 名を申すをはばかるかの敵(Nameless Enemy) &br; 名を言うをはばかるかの者(Nameless One) &br; 暗黒の力、暗い力(Dark Power) &br; モルドールの王(Lord of Mordor) &br; メルコ―ルの副将(lieutenant of Melkor) &br; アンナタール(Annatar) &br; アルタノ(Artano) &br; アウレンディル(Aulendil)|
|~種族|[[アイヌア]]([[マイアール]])|
|~性別|男|
|~生没年|不明|

** 解説 [#Explanation]

名は[[クウェンヤ]]で「身の毛のよだつ者(The Abhorred)」の意。[[シンダール語]]での名は''ゴルサウア''。
[[アルダ]]の黎明より大敵[[モルゴス]]に仕え、その最も枢要な召使となった[[マイア]]の悪霊であり、モルゴスの没落後はその後を継ぎ''[[冥王]]''となった。
元来は自在に姿を変える能力を持ち、美しく立派な外見を装うこともできる危険な存在だったが、この能力は後に失われ、見るもおそろしい姿しかとれなくなっていった。
『[[指輪物語]]』における邪悪の根源であり、全てを統べる''[[一つの指輪]]''の作り主。

『指輪物語』ではほとんど直接的な姿は描写されず、「火にふち取られた目」という心象表現としてもっぱら登場する。そのためか配下達からは''[[御目]]''と呼ばれている(([[アラゴルン>アラゴルン二世]]によると'''かれ(サウロン)は自分の本当の名は使わないし、それを字に書いたり口に出したりすることも許さない'''といい、[[第三紀]]末の[[モルドール]]では[[黒字に赤目の印>赤い目]]を紋章としていた。[[ナズグール]]や[[サウロンの口]]などわずかな高位の配下のみがサウロンの名を口にしている。))。

>[[フロド>フロド・バギンズ]]は真っ暗な虚空をみつめました。その暗黒の底知れぬ深い穴に一つの目が現われ出ました。それはゆっくりと次第に大きくなり、ついには鏡全体にみちわたるばかりになりました。その目のあまりもの恐ろしさに、フロドは根が生えたように立ったまま、声を出して叫ぶことも、目をそらすこともできませんでした。その目は火でふち取られているのですが、目そのものはどんよりしていて、まるで猫の目のように黄色く、ゆだん怠りなく視線は凝らされていますが、底知れぬ穴の上に細長く黒々と開いた瞳は虚無の窓でした。((『[[指輪物語]] [[旅の仲間]]』「ガラドリエルの鏡」 [[ガラドリエルの鏡]]を見たフロドの視点))

*** マイアの悪霊 [#spirit]

>かれが[[主人>モルゴス]]ほど邪悪でない点があるとすれば、それはただ、長い間、かれが自分自身ではなくほかの者に仕えたということである。((『[[シルマリルの物語]]』「[[ヴァラクウェンタ]]」))

はじめこの者は[[アウレ]]に仕える[[マイア]]であり、アウレの民の中でも力ある者とされていた。だが[[アルダ]]の黎明期に[[メルコール]]に誘惑されて堕落し、彼に仕えるようになった。やがてメルコールの召使の中で最強の者となり、主人の為したありとあらゆる悪行に関与したという。

[[星々の時代]]、メルコールが[[ウトゥムノ]]を支配していた時代はその前哨地である[[アングバンド]]を任されていたが、[[力の戦い]]で[[ヴァラール]]の攻撃を受けてアングバンドは陥落する。ヴァラールに敗れたメルコールが[[アマン]]で[[鎖>アンガイノール]]に繫がれている間、サウロンは[[バルログ]]ら生き残った他の召使達と共にアングバンドの廃墟に隠れ潜み、主人の召し出しを待っていた。やがてモルゴスと呼ばれるようになったメルコールが[[中つ国]]に帰還すると、サウロンは再びモルゴスの下僕として働いた。

*** モルゴスの副官 [#lieutenant]

>サウロンは、今や恐るべき力を持つ呪術師、亡霊と妖怪の支配者となっていた。狡智に長け、残酷な力を持ち、手に触れるものすべてを醜く作り変え、支配するものをねじまげ、[[巨狼]]の主であった。かれによる統治は責め苦に等しかった。((『[[シルマリルの物語]]』「ベレリアンドの滅亡とフィンゴルフィンの死のこと」))

[[第一紀]]になると、サウロンは''モルゴスの大いなる副官''(great lieutenant of Morgoth)として[[ベレリアンド]]の[[エルダール]]に恐れられ、''残酷なるゴルサウア''(Gorthaur the Cruel)とも呼ばれた。
[[ダゴール・ブラゴルラハ]]に続く戦いでは、[[オロドレス]]の防衛していた[[トル・シリオン]]を陥落させて占領し、[[巨狼]]や[[吸血蝙蝠]]といった配下を集めてエルダール諸侯の大きな脅威となった(そのため島は[[トル=イン=ガウアホス]]「巨狼の島」と呼ばれるようになる)。ガウアホスの塔に坐するサウロンと、[[ドリアス]]を守る[[メリアン]]の魔力が拮抗したため、その折衝地となった[[ナン・ドゥンゴルセブ]]は惑わしと幻影が渦巻くさらに恐ろしい地となった。

[[ドルソニオン]]で抵抗を続ける[[バラヒア>バラヒア(ブレゴールの息子)]]と[[その一党>ドルソニオンの無宿者たち]]を殲滅するようモルゴスに命じられたサウロンは、その一人[[ゴルリム]]を罠にかけて彼らの隠れ家を突き止め、皆殺しにする。ただ一人生き残った[[ベレン>ベレン(バラヒアの息子)]]が[[フィンロド・フェラグンド>フィンロド]]とともに[[シルマリル]]奪回のため付近を通過しようとした際には、彼らを察知して捕らえた。ここでサウロンはフィンロドと魔力のこもった歌で互いに戦い、ついにはフィンロドを打ち倒して彼らを地下牢へ幽閉した。
やがて[[ルーシエン]]が猟犬[[フアン]]と共にベレンを救出しにやってくると、フアンが'''天が下にかつて存在したこともない強大な[[狼]]と戦うまでは死なない'''と予言されていることを知っていたサウロンは、その予言を自分で成就させることを思いつく。そこで自ら史上最大の狼に姿を変じて挑んだが、ルーシエンの眠りの魔法とフアンの強大さのために返り討ちに遭う。サウロンは蛇や怪物に次々と姿を変えたが、フアンの牙を逃れることはできず、とうとうルーシエンに降伏してトル=イン=ガウアホスを明け渡した。サウロンは巨大な[[吸血蝙蝠]]の姿に変じて飛び去り、[[タウア=ヌ=フイン]]に逃れてそこを恐怖で満たしたという。島からサウロンの魔力が消失すると、そこに巣食っていた悪霊たちも霧散した。(これらのことは[[レイシアンの謡>レイシアン]]に歌われている)
やがて[[ルーシエン]]が猟犬[[フアン]]と共にベレンを救出しにやってくると、フアンが'''天が下にかつて存在したこともない強大な[[狼]]と戦うまでは死なない'''と予言されていることを知っていたサウロンは、その予言を自分で成就させることを思いつく。そこで自ら史上最大の狼に姿を変じて挑んだが、ルーシエンの眠りの魔法とフアンの予言のために返り討ちに遭う。サウロンは蛇や怪物に次々と姿を変えたが、フアンの牙を逃れることはできず、とうとうルーシエンに降伏してトル=イン=ガウアホスを明け渡した。サウロンは巨大な[[吸血蝙蝠]]の姿に変じて飛び去り、[[タウア=ヌ=フイン]]に逃れてそこを恐怖で満たしたという。島からサウロンの魔力が消失すると、そこに巣食っていた悪霊たちも霧散した。(これらのことは[[レイシアンの謡>レイシアン]]に歌われている)

[[怒りの戦い]]で[[モルゴス]]が滅ぼされると、[[ヴァリノール]]の軍勢に降伏したサウロンは、[[アマン]]の[[ヴァラール]]のもとに出頭して裁きを受けるよう[[エオンウェ]]に命じられる。
この時サウロンはモルゴスの凋落とヴァリノールの軍勢の威光に動顚するあまり、一度は本当に悔悛したのだと言われている。だがエオンウェが去ると彼は逃亡し、[[中つ国]]に隠れた。

*** アンナタール [#annatar]

>「だが、何故に、[[中つ国]]がいつまでも暗愚なるまま荒廃していなければならないのか、[[エルフ]]たちはこの地を[[エレッセア]]のように、否、[[ヴァリノール]]のようにさえ美しくすることができるというのに。 … そうとなれば、力を合わせて中つ国を豊かにし、無知のままこの地を放浪する[[全エルフ族>暗闇のエルフ]]を、[[大海のかなたの者たち>上のエルフ]]の力と知識の高さにまで高めることこそわれらの仕事ではござらぬか」((『[[シルマリルの物語]]』「力の指輪と第三紀のこと」 エルフたちに向けたアンナタール(サウロン)の言葉))

[[第二紀]]となり、荒廃したまま打ち捨てられた[[中つ国]]を目にしたサウロンは、自らの意思の下で中つ国を再建しようと考える。彼はそのために[[自由の民]]を動員することを欲したが、やがて彼らを支配することに腐心するようになっていった。

第二紀500年頃より活動を再開したサウロンは、最も容易に堕落させやすい存在が[[人間]]であることに目をつけ、恐怖を用いて再び多くの人間を暗闇に転向させていく。一方で中つ国の沿岸に現れるようになった[[ヌーメノール人]]を警戒し、かれらに対するための拠点として1000年頃より妖術と鍛造の用に立つ[[炉(火の山)>滅びの山]]がある[[モルドール]]の地を選び、[[バラド=ドゥーア]]の築城を開始した。
さらに、[[アマン]]へ立ち去ることを拒んだ[[ノルドール]]が自分と同じように中つ国の荒廃と衰退を憂いていることに目をつけると、かれらの願望と力を利用することを考える。1200年頃より美しく立派な外見を装い、''アンナタール''といった偽名を用いてエルフに接近したサウロンは、[[エレギオン]]の[[ケレブリンボール]]を筆頭とする[[金銀細工師達>グワイス=イ=ミーアダイン]]に取り入ることに成功し、彼らに様々な技術を教え、彼らが[[力の指輪]]を鍛えるのに手を貸した。

当時サウロンは自由の民の圧制者としての顔と、エルフの援助者としての顔を注意深く使い分けていたため、エルフ達は中つ国に再び影が育ちつつあるのを察知したものの、その中心がどこにあるかはわからなかった。
しかし第二紀1600年頃、サウロンは[[火の山>滅びの山]]の[[サンマス・ナウア]]で「全てを統べる''[[一つの指輪]]''」を完成させる。その瞬間、エルフ達はアンナタールが本当は何者であり、その本当の目的が何であるかを知る。サウロンの真の目的は、一つの指輪を通じて力の指輪を操ることで、エルフ達を自らの監視と支配の下に繫ぎ止める事だった。

*** 指輪王 [#ringlord]

>[[三つの指輪]]は、空の下なる[[エルフ]]の王に、[[七つの指輪]]は、岩の館の[[ドワーフ]]の君に、[[九つ>九つの指輪]]は、死すべき運命の[[人の子>人間]]に、[[一つ>一つの指輪]]は、暗き御座の[[冥王]]のため、影横たわる[[モルドール]]の国に。 &br; 一つの指輪は、すべてを統べ、一つの指輪は、すべてを見つけ、一つの指輪は、すべてを捕らえて、くらやみのなかにつなぎとめる。影横たわるモルドールの国に。((一つの指輪が完成した時にサウロンが口にした力の指輪についての詩歌。後段が一つの指輪に銘として刻印されている))

サウロンが[[一つの指輪]]を完成させた瞬間、[[ケレブリンボール]]は遥か遠くから彼が上掲の[[力の指輪]]についての詩を歌う声を耳にし、彼の正体と目的を知る。そのためエルフ達は指輪を外して隠し、サウロンの手に一つの指輪がある間は決して使用しようとしなかった。
計画が失敗し、正体が露呈したサウロンは怒り、力の指輪を奪い取るために[[第二紀]]1693年よりエルフとの戦いを開始する。1697年にエレギオンを荒廃させたサウロンはケレブリンボールを捕らえて拷問にかけ、[[七つの指輪]]と[[九つの指輪]]を手に入れたが、彼が本当に欲していた[[三つの指輪]]の在処は吐かせることができずに死なせてしまった。そこで指輪は、[[リンドン]]の[[ギル=ガラド]]の許に送られたに違いないと考え、サウロンはケレブリンボールの死骸を吊り下げて旗印として進撃し、1699年に[[エリアドール]]を席巻した。

だが門を閉ざした[[モリア]]を陥とすことはできず、以後[[ドワーフ]]はサウロンの憎しみを受けることになった。可能な時はいつでもドワーフを苦しめるよう全ての[[オーク]]に命令が出されたのはこの時のことである。
また[[エルロンド]]が[[裂け谷]]に拠点を築き、エレギオンとエリアドールの残党を糾合したために、サウロンは軍勢を二分せねばならず、その力は[[ルーン川>ルーン]]にまで達したもののリンドンを陥とすには至らなかった。
このため1700年、ギル=ガラドへの援軍に派遣された[[ヌーメノール]]の大艦隊によって、サウロンは大敗を喫してその軍勢は殲滅される。1701年にエリアドールから駆逐されたサウロンはほうほうの体で[[モルドール]]に逃げ帰った。

以来、サウロンは西方世界への憎悪をますます胸に抱きつつ、モルドールを根拠地として中つ国の東方に勢力を伸ばした。
彼は手中に収めた七つと九つの指輪に手を加えて邪悪に歪め、[[ドワーフ]]と[[人間]]の王侯に分け与える。頑強なドワーフはサウロンの思い通りにはならなかったが、九人の人間は全員が影に入り、サウロンの最も恐るべき下僕である[[ナズグール]]と化した。このため、サウロンの力は中つ国ではほとんど並ぶものがないほど強大となる。
召使達の上に神として君臨するようになったサウロンは自らを「地上の王(Lord of the Earth)」と称した。一方で、[[オーク]]や[[トロル]]をはじめとした[[モルゴス]]時代の邪悪な者達を傘下に集め、ほとんどの人間を支配下に置いたサウロンによって再び影が広がっていくのを認めた人々は彼を''[[冥王]]''と呼んだ。この時代の中つ国は「[[暗黒時代]]」あるいは「[[遁走の時代]]」と呼ばれる。

*** 邪教の神官 [#je72c853]

>「世界はそこから作られた。暗黒だけが尊崇すべきものである。そして[[暗黒の主>モルゴス]]はほかにも世界を作られ、あの方にお仕えする者たちに贈り物として下さるかもしれぬ。そうすれば、この者たちの勢力は止まることなく増大するであろう」((『[[シルマリルの物語]]』「[[アカルラベース]]」 [[アル=ファラゾーン]]に向けたサウロンの言葉))

だがその勢力が中つ国の沿岸部にまで達したことで、当時そこに植民地を築いていた[[ヌーメノール]]との衝突が起こる。サウロンが「人間の王(King of Men)」を自称し、ヌーメノールを滅ぼすと公言すると、それを知ったヌーメノールの王[[アル=ファラゾーン]]は[[第二紀]]3261年に大艦隊を率いて[[ウンバール]]に上陸した。その軍勢のあまりの強大さにサウロンの召使達は逃げ出し、軍事力では抗することができないと悟ったサウロンは自らアル=ファラゾーンの陣営に投降、捕虜としてヌーメノールに連行される。しかしその真意は、ヌーメノールを内側から破滅させることだった。

甘言によって次第に王の寵を得ていったサウロンは、程なくして王の相談役としてヌーメノールの実権を握るようになる。
そこでサウロンは[[エル>イルーヴァタール]]の実在と[[ヴァラール]]の権威を否定し、[[メルコール]]とその暗闇を至高のものとして崇めるよう王を唆すと、王都[[アルメネロス]]に[[大寺院]]を築かせて自らその神官の座に収まった。サウロンに操られた[[王党派]]は人身御供をはじめとした邪悪な儀式を執り行って[[忠実なる者]]を迫害するとともに、人々の死を恐れる気持ちを煽り立てて人心を荒廃させる。こうした邪教はヌーメノールの植民地を通じて[[中つ国]]にも広まり、後に生き残った王党派は[[黒きヌーメノール人]]と呼ばれるようになった。

堕落と荒廃の一方で、ヌーメノールは中つ国から富の収奪を繰り返し、サウロンの指導の下で史上類を見ないほどの強大な国力を誇るようになっていった。
とうとうサウロンは、[[至福の国(アマン)>アマン]]に攻め入れば、[[神々>ヴァラール]]や[[エルフ]]にはあって人間にはない不死を奪い取ることが可能だと王に信じ込ませるにいたる。第二紀3319年、アル=ファラゾーンは神をも恐れぬ無敵艦隊を率いてアマンへ進軍した。サウロンの目論見はヌーメノールを[[ヴァラール]]の怒りに触れさせて破滅させることであったが、この時引き起こされた事態はサウロンの予想を越えるものであり、ヴァラールの呼びかけを受けた[[エル・イルーヴァタール>イルーヴァタール]]は世界を球形に作り変えてしまった。これによってアル=ファラゾーンとその艦隊は滅びたが、ヌーメノールの島も覆されて[[海中に沈められ>アカルラベース]]、寺院に留まっていたサウロンもそれに巻き込まれた。

*** 冥王サウロン [#darklord]

>そして、かつてかれが非常な悪業をなした時にとっていた姿形は失い、人間の目に立派な姿として映ることは二度とできなくなったとはいえ、かれの霊は[[わたつみ>大海]]から蘇って、影か黒い風のように海を渡って、[[中つ国]]に、そしてかれの本拠たる[[モルドール]]に戻った。かれは、[[バラド=ドゥーア]]でかれの[[大いなる指輪>一つの指輪]]を再び手に嵌め、そこで形も定かならず黙したまま暮らしていたが、やがて新たな外観を作り出した。目に見える形となった悪意と憎悪の権化であり、恐るべきサウロンの目を直視し得る者はほとんどいなかった。((『[[シルマリルの物語]]』「アカルラベース」))

だがサウロンは死すべき魂の持ち主ではなく、[[第二紀]]3320年に[[中つ国]]へと帰還する。もはや美しい姿を取ることはできなくなったサウロンの力は、以後恐怖を通じてのみ発揮されるようになり、''サウロンの目''の'''悪意に耐え得る者は、エルフや人間の偉大なる者たちの中にすらほとんどいないと言ってもよかった'''((『[[シルマリルの物語]]』「力の指輪と第三紀のこと」))。
そこで、[[ヌーメノール]]において意のままにならなかった[[エレンディル]]とその息子たちが没落を逃れて中つ国に[[亡国の民の王国]]を築いていることや、自分が不在の間に[[ギル=ガラド]]の勢力が伸長していることを知ると、サウロンは憎しみを募らせる。火の山は再び噴火し、そのためにサウロンが戻ってきたことを知った人々はこれをアモン・アマルス、すなわち「[[滅びの山]]」と呼ぶようになった。

3429年、戦力を再建したサウロンは[[ゴンドール]]に攻撃を加えるが、しかしこの時、サウロンの力はまだ完全には回復していなかった。エレンディルとギル=ガラドは[[最後の同盟]]を結んでサウロンに抵抗し、[[ダゴルラド]]において行われた一大会戦でサウロンの軍勢は打ち破られる。
同盟軍によって[[バラド=ドゥーア]]は7年の間包囲され、第三紀3441年、たまりかねたサウロンはとうとう自ら姿を現し、滅びの山の裾野においてエレンディルとギル=ガラドと相討ちとなって倒された。[[イシルドゥア]]は[[ナルシル]]の柄本でサウロンの指を切り取って[[一つの指輪]]を奪い、このためサウロンの霊魂は力を失って東方の荒野に逃げ去った。

こうしてサウロンは再び[[中つ国]]から姿を消したが、イシルドゥアが一つの指輪に魅了されてそれを無に帰することを拒否したため、指輪に込められたサウロンの力は生き続けた。

*** 死人占い師 [#necromancer]

>これはサウロンの影であり、かれが戻ってくる印であった。かれは、東の方なる荒野を出て、この森の南に居を定め、徐々に再び形をとるに至ったのである。暗い丘に住まって、妖術を行い、誰もがドル・グルドゥアの妖術師として恐れていたが、初めはかれらも、自分たちの危険がいかに大きなものであるかを知らなかったのである。((『[[シルマリルの物語]]』「力の指輪と第三紀のこと」))

[[一つの指輪]]が破壊されなかったため、サウロンは蘇り、[[第三紀]]1100年頃に[[ドル・グルドゥア]]の''[[死人占い師]]''として再び形をとった。その存在によって影の落ちた緑森大森林は[[闇の森]]へと変貌した。
そこからサウロンは[[ナズグール]]を使って、復活のための準備を開始する。1300年には[[魔王]]を北方[[エリアドール]]に派遣して[[アングマール]]を建国させ、1975年に[[アルノール]]を滅ぼした。さらに魔王とナズグールは2002年にミナス・イシルを陥落させて[[ミナス・モルグル]]に作り変え、その地にあった[[パランティーア]]の一つを奪取。そして2050年には魔王に挑発された[[エアルヌア]]が帰らぬ人となり[[ゴンドール]]の王統が途絶えた。こうしてサウロンおよびその配下の力によって[[ドゥーネダイン]]は弱体化した。

2063年に[[ガンダルフ]]がドル・グルドゥアに潜入すると、サウロンは東方へ逃れてしばらく[[警戒的平和]]が訪れたが、2460年には力を増してドル・グルドゥアへ帰還し、以降西方諸国への攻勢を強めた。[[ウルク>ウルク=ハイ]]がしばしばゴンドールを攻撃するとともに、[[霧ふり山脈]]には[[オーク]]が送り込まれ、[[エリアドール]]と[[ロヴァニオン]]の通行を妨げた。北方では[[龍]]が活発化し、[[ドワーフ]]の王国を滅ぼした。
また、[[悪疫]]や[[寒波>長い冬]]、[[東夷]]や[[ハラドリム]]などが繰り返し西方諸国を襲い、[[自由の民]]の力は次第に削がれていった。

2850年にふたたびドル・グルドゥアに潜入したガンダルフによって、死人占い師の正体がサウロンであることが[[白の会議]]に確認された。この頃よりサウロンは[[力の指輪]]の収集と、一つの指輪の捜索を開始しており、[[イシルドゥア]]が一つの指輪を失った[[あやめ野]]付近の捜索も行っていることが2939年に明らかとなる。2941年にドル・グルドゥアは白の会議によって攻撃され、サウロンは逃走した。だがそれは見せかけで、既に彼はナズグールを使って[[モルドール]]帰還の準備を果たしていた。

*** 冥王の帰還 [#return]

>「かれの召使や家畜のすべてが幽霊というわけではない! [[オーク]]もおれば、[[トロル]]もおる。[[魔狼>ワーグ]]もおれば[[狼人>巨狼]]もおる。[[人間]]も昔からおった。今もたくさん戦士たちや、王たちがいる。かれらは生きて白日の下を歩いてはいるが、その実はかれの支配下にあり、その数は日ごとに増すばかりじゃ。」((『[[指輪物語]] [[旅の仲間]]』「数々の出会い」 [[ガンダルフ]]の言葉))

2942年に密かに[[モルドール]]に帰還したサウロンは、2951年に公然と名乗りを上げると[[バラド=ドゥーア]]の再建を開始した。
サウロンの二度目の勃興によって、[[オーク]]は山中で数を増やし、[[トロル]]は武装して悪賢くなった。[[東方>リューン]]では[[東夷]]の諸族が、[[南方>ハラド]]では[[ハラドリム]]の諸侯が再びサウロンに臣従を誓った。こうして昔日彼に仕えていた邪悪なものたちが再びモルドールの名の下に集結するようになり、[[中つ国]]には再び影が広がっていった。
さらにサウロンは[[ナズグール]]のうち三人を遣わして[[ドル・グルドゥア]]を再占領する。このため[[闇の森]]は依然として危険な場所であり続けた。

3000年には、[[オルサンク]]の[[パランティーア]]を使用した[[サルマン]]を、手中におさめていたイシルのパランティーアによって捕捉、配下に加える。サルマンは内心ではサウロンをも出し抜くつもりであったが、サウロンは次第にサルマンを精神的に圧倒し、その真意にも薄々感づいていた。

3009年、モルドールの境界を嗅ぎ回っていた[[ゴクリ]]が捕らえられる。サウロンは手ずからゴクリを拷問し(このときゴクリは九本しか指のないサウロンの黒い手を目撃している)、[[一つの指輪]]が再び世に出たこと、それが「[[なんとか庄>ホビット庄]]」の「バギンズ」なる「[[ホビット]]」の手にあることを知るに至る。このためサウロンは一つの指輪を奪回するための策を練り始めた。
3017年、サウロンはゴクリを釈放し、配下にその行方を監視させる。これによってサウロンは、ゴクリが指輪を取り戻すために「なんとか庄」に向かうことを期待したのであった。
とろろがこの直後、ゴクリは[[アラゴルン二世]]に捕まって[[森の王国]]に連行され、[[ガンダルフ]]による尋問を受ける。後になって[[ドル・グルドゥア]]の指揮官よりこの報告を受けたサウロンは、はやくも[[賢者達>白の会議]]が一つの指輪の再発見を承知していることに驚愕し、ただちに行動を起こす必要に迫られることになった。そのためサウロンは[[ナズグール]]の使用を決心する。

*** 指輪王の没落 [#downfall]

>かの目。およそ巨大な力をあげて雲と大地と生身の人間の一切の陰を見透し、汝を見据えんと務める意志、その死ぬほど恐ろしい凝視の下に身じろぎのできぬ裸のまま、汝を釘づけにせんと務める、敵意に満ちた意志。((『[[指輪物語]] [[二つの塔]]』「沼渡り」))

[[大いなる年]]、サウロンは[[オスギリアス]]と[[森の王国]]を同時攻撃し、その混乱に紛れて[[ナズグール]]を[[一つの指輪]]追跡のため送り出した。これが[[指輪戦争]]の始まりと見なされている。
探索の末、ナズグールは「[[ホビット庄]]」の「[[バギンズ>フロド・バギンズ]]」を見つけ出したが、あと一歩のところで[[賢者達>白の会議]]の守りに阻まれ、外衣を失って[[モルドール]]へ逃げ帰ってきた。こうして最初の奪回のもくろみは失敗に終わった。
サウロンは直ちにナズグールを復活させると彼らに[[翼>恐るべき獣]]を与え、[[大河>アンドゥイン]]の監視に差し向ける。同時に[[アイゼンガルド]]と協働して一帯に[[オーク]]を派遣し、[[裂け谷]]を出ていずれ大河に差し掛かるはずの[[指輪の仲間]]を待ち伏せた。だがナズグールは[[レゴラス]]に射落とされてしまい、配下のオークはアイゼンガルドの裏切りと[[ローハン]]の騎士の襲撃によって報せを届けることなく全滅してしまった。
[[サルマン]]が何事かを知っているに違いないと睨んでいたサウロンは、別のナズグールをアイゼンガルドに差し向けていたが、[[パランティーア]]を通じて姿を見せたのは「[[ホビット]]」の[[ペレグリン・トゥック]]であった。そこでサウロンは裏切り者のサルマンがホビットを横取りしたものと一度は考える。ところが次にオルサンクのパランティーアに姿を見せたのは、武装した[[イシルドゥアの世継>アラゴルン二世]]であり、彼は鍛え直された[[折れたる剣]]を示してサウロンに公然と挑戦する。そしてアイゼンガルドに到着したナズグールが見たものは、敗北したサルマンの姿であった。

最大の敵の一人が指輪を手に入れたかもしれないこの事態に、サウロンは大いに怒りかつ恐れた。そのため、予定より早くに西方諸国との全面戦争を開始してしまう。
[[滅びの山]]の噴煙を送り出して暗闇を生じさせたサウロンは、[[黒門]]、[[ミナス・モルグル]]、[[ドル・グルドゥア]]、[[リューン]]からそれぞれ大軍勢を出撃させ、[[ゴンドール]]、[[ロスロリアン]]、[[森の王国]]、[[谷間の国]]と[[山の下の王国]]を攻撃する。特に[[ゴンドール]]に対しては、[[魔王]]を総大将に立ててどこよりも熾烈な一撃を見舞うつもりであった。
ところが、暗闇はサウロンが予定したよりも早くに西風によって吹き払われてしまい、[[ロヴァニオン]]への第一撃はいずれも目的を達しなかった。さらに[[ペレンノール野の合戦]]において魔王は滅ぼされ、モルドールとその同盟軍は敗北してしまった。

事態がことごとく自らの不利に働き出したことから、サウロンは[[イシルドゥアの世継>アラゴルン二世]]あるいは彼に近しい者が[[一つの指輪]]を手にしたのではないかとの疑念を強くする。
同じ頃、[[モルドール]]の国境に[[ホビット]]の間者が侵入したとの報告が上がり、その者の装身具([[ミスリルの胴着]]など)が押収された。だが[[イシルドゥアの世継>アラゴルン二世]]が[[黒門]]に向かって公然と進軍してくるに及んだため、サウロンは熟考の末にこれを撃滅するのに全力を挙げることを決意する。
サウロンの望みは、他者が[[一つの指輪]]に込められた力を完全に使いこなせるようになるには時間を要するということであり、そのため[[イシルドゥアの世継>アラゴルン二世]]が傲慢にもわずかな手勢で拙速な攻撃を仕掛けてきた機会を見逃すわけにはいかなかった。サウロンは彼らを[[黒門]]までおびき寄せて大兵力によって一網打尽にし、指輪を奪い返す心づもりであった。

はたして[[黒門の戦い]]はサウロンの目論見通りに進展するかに見えた。だがその最中に[[指輪所持者]][[フロド・バギンズ]]の任務は達成され、[[一つの指輪]]は[[滅びの罅裂]]に投げ込まれた。
最後の瞬間にサウロンはようやく指輪の本当の所在と、敵達の計画の全貌を悟ったものの時すでに遅く、指輪は無に帰して[[暗黒の塔>バラド=ドゥーア]]は土台から覆って崩壊し、[[モルドール]]の軍勢は総崩れとなり、サウロンの霊魂は持てる力の全てを失って吹き払われた。

>そして大将たちが南の方モルドールの地をまじろぎもせず見つめるうちに、雲のとばりになお黒く、巨大な人影のようなものが上って来たように思えました。それは一切の光を徹さないほど黒く、頭に稲妻の冠を頂き、空をいっぱいに占めていました。下界を見降ろして高く大きく頭をもたげると、それは途方もなく大きな手をみんなに向けて嚇すように突き出しました。その恐ろしさは総毛立つほどでしたが、それでいてもはや何の力もなかったのです。なぜなら、それが一同の上に身を屈めたちょうどその時、大風がそれをさらって運び去り、消え去ったからです。そのあとはしーんと静まりました。((『[[指輪物語]] [[王の帰還]]』「コルマルレンの野」 サウロンの最期))

*** 多数の名の意味 [#names]

:ゴルサウア (Gorthaur)|[[シンダール語]]での名。gorは「戦慄、恐怖(horror, dread)」、thaurは「厭うべき、憎悪すべき(abominable, abhorrent)」の意味。[[クウェンヤ]]での形がサウロンである。
:[[冥王]] (Dark Lord) |[[モルゴス]]の後を継いで[[中つ国]]に暗闇を広げたため。詳細は当該記事を参照。
:[[御目、かの目>御目]] (the Eye)|サウロンの支配力が、瞼のない凝視する「炎に縁取られた目」という心象として感じられることに由来する呼び名と考えられる。詳細は当該項目を参照。
:[[死人占い師]] (Necromancer)|[[第三紀]]に[[闇の森]]に潜伏していた時の呼び名。詳細は当該記事を参照。
:指輪王 (Lord of the Rings)|[[力の指輪]]の魔力を掌握し、[[自由の民]]への支配を広げたため。『[[指輪物語]]』の原題でもある。[[西境の赤表紙本]]の記事も参照。
:サウロン大王 (Sauron the Great)|主に[[サウロンの口]]をはじめとした[[モルドール]]の使者が呼ぶ名。モルドールの君主としてのサウロンの正式な名称と考えられる。
:かの者 (the One)|[[一つの指輪]](the One)と同じ呼び名。また‘the One’とは、「唯一神」を指す英語でもある((「[[《the O-》絶対者, 神;(新プラトン哲学で)万物の本源;一者:https://kotobank.jp/ejword/one]]」。『Oxford English Dictionary』によると、'one'は「唯一神を指す場合は、しばしばOneという形である(When referring to God, often in form One.)」))。サウロンが[[中つ国]]の[[人間]]の上に絶対者として君臨しようとしたことも反映しているか。
:名を言うをはばかるかの者 (Nameless One)、名を申すをはばかるかの敵 (Nameless Enemy) |[[ゴンドール]]の人間が呼ぶ名。彼にまつわるものを名指しするのが不吉と考えられているためか。なお‘the nameless one’にも「唯一神」の意味があり((『[[The Kolbrin Bible:http://prt.nu/12/g]]』'God, the Namless One'。『[[Confronting the Mystery of God:http://prt.nu/13/g]]』'God is "the nameless one" by definition'。))、これは神の名をみだりに唱えることが禁止されていたことに因るが、サウロンもまた'''自分の本当の名は使わないし、それを字に書いたり口に出したりすることも許さない'''という。
:アンナタール (Annatar)|『[[シルマリルの物語]]』による、正体を隠して[[エレギオン]]の[[エルフ]]に接近した際に使ったとされる名。[[クウェンヤ]]で「贈り物の君、物贈る君(Lord of Gifts)」の意。
:アルタノ (Artano)、アウレンディル (Aulendil)|『[[終わらざりし物語]]』による、いずれもエルフに接近した時に使ったとされる名の一つ。それぞれ[[クウェンヤ]]で「高貴な細工師(high smith)」、「[[アウレ]]の下僕(Devotee of Aulë)」の意。((アンナタール、アルタノ、アウレンディルの名前は『[[指輪物語]]』本編には出てこず、権利は[[Tolkien Estate]]が所持しているため、[[Middle-earth Enterprises]]の権利を元に制作されているもの(『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』、『[[シャドウ・オブ・モルドール]]』など)では使用が避けられている。))

*** 画像 [#q09ce519]

&ref(sauronbytolkien.jpg,,30%,トールキン作画によるサウロン(『王の帰還』表紙案)); &ref(ガラドリエル/mirrorbyterashima.jpg,,25%,寺島龍一作画によるサウロンの目(上端));

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

|~俳優|[[サラ・ベイカー]]、Alan Howard(声)|
|~日本語吹き替え|[[佐藤淳]]|

『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』冒頭の[[最後の同盟]]の戦いの回想シーンにて、鎚矛を手にした黒い鎧戦士として登場。[[一つの指輪]]の力によって単身でエルフと人間の軍勢を圧倒する描写がなされた。
以後のシーンでは原作の記述を反映した、炎に縁取られた目としてのみ登場する。しかし原作のサウロンの目があくまで心象表現であったのに対し、映画では実際にそのような姿をしたものとして描かれ、さらに[[バラド=ドゥーア]]の頂上に取り付いて周囲に眼光を投射している。
『[[ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還]] [[エクステンデッド・エディション]]』で追加された、[[パランティーア]]を介して[[アラゴルン>アラゴルン二世]]と対峙するシーンでは、炎の瞳の中に鎧姿のサウロンがおり、パランティーアを手にしている様子が一瞬描かれている。

当初のシナリオでは『[[ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還]]』において、[[黒門]]にてサウロンがアンナタールの美しい姿でアラゴルンたちの前に姿を現す場面が撮影された。またその後、[[アラゴルン>アラゴルン二世]]とサウロンが直接戦うシーンの撮影も行われていた(このシーンでは、サウロンは最後の同盟の戦いと同じような姿である)。サウロンはアラゴルンの[[アンドゥリル]]によって体を貫かれるが、その攻撃は効かない。だがその時フロドが一つの指輪を破壊したためサウロンが消滅する、となる予定であった。
しかし公開された映画では原作通りに、黒門での戦いにはサウロンは登場しないようシナリオが変更される。撮影済みのアラゴルンとサウロンの戦闘シーンは、編集によってアラゴルンと[[トロル]]の戦闘に差し替えられた((『[[ロード・オブ・ザ・リング]] 王の帰還 [[エクステンデッド・エディション]]』メイキングより))。

*** 画像 [#cc553223]

&ref(vlcsnap-00001.jpg,,25%,『ロード・オブ・ザ・リング』におけるサウロン(最後の同盟の戦いの前));&ref(vlcsnap-00067.jpg,,25%,『ロード・オブ・ザ・リング』におけるサウロン(本編));

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** 映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#Hobbitmovie]

|~俳優|[[ベネディクト・カンバーバッチ]]|
|~日本語吹き替え|吹き替えなし|

[[死人占い師]]の項目も参照。

第一部では、黒煙を纏った影のような姿で[[ドル・グルドゥア]]の廃墟に潜伏し、その邪悪な意思で[[闇の森]]を蝕んでいた。[[霧ふり山脈]]の大勢力だった[[アゾグ]]の一族と手を組み、秘密裏に勢力の再建を図っていたが、森の異変を察知した[[ラダガスト]]にその存在を知られる。

第二部では、[[トーリンの一行>トーリンとその仲間]]を追跡していたアゾグを呼び戻し、[[エレボール]]征服の司令官に据える。その後報告を受けて砦に潜入した[[ガンダルフ]]を圧倒し、炎に縁取られたかつての鎧姿で「目」の形をとって正体を現した。

第三部では、[[ロヴァニオン]]一帯を征服するべく大軍を[[エレボール]]に向けて放つ。そしてガンダルフ救出に来た[[白の会議]]のメンバーに[[ナズグール]]を呼び出して応戦するが、[[ガラドリエル]]との力比べに勝てず、闇の復活を宣言して東方へと逃げ去った。

*** 画像 [#bbf551c1]

&ref(vlcsnap-00083.jpg,,25%,『ホビット』におけるサウロン(死人占い師から正体を現したとき));

** 備考 [#aa8ba7a7]

NGC 4151銀河は一つ目のように見える外見から、''サウロンの目(Eye of Sauron)''の異名がある(([[ニュース - 科学&宇宙 - 宇宙の闇を貫く“サウロンの目” - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト(ナショジオ):http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011031703]]))(([[NASA - The 'Eye of Sauron':http://www.nasa.gov/mission_pages/chandra/multimedia/11-029.html]]))(([[「サウロンの目」で見る銀河までの距離:http://www.astroarts.co.jp/news/2014/11/27ngc4151/index-j.shtml]]))。

2007年にモロッコで発見された恐竜の化石は、片方の眼窩の部分など、頭蓋骨の上側のみしか発見されていないため、「ひとつ目のサウロン」にちなんで、ギリシャ語で「サウロンの目」の意であるサウロニオプスから''サウロニオプス・パキトルス(Sauroniops pachytholus)''と命名された(([[ニュース - 古代の世界 - 新種の肉食恐竜、名は「サウロンの目」 - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト(ナショジオ):http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20121107001]]))(([[WikipediaEN:Sauroniops]]))。

** コメント [#Comment]

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