#author("2019-07-07T14:55:01+09:00","","")
* これから原作を読む人へのアドバイス [#d6797b19]

映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』および『[[ホビット>ホビット(映画)]]』を見て、「原作を読んでみようか」と思った人へのアドバイスです。

-物語の時系列的には『[[ホビットの冒険]]』『[[指輪物語]]([[追補編]]を含む)』『[[シルマリルの物語]]』『[[終わらざりし物語]]』と読んでいくのが正しい順番です。
-物語の時系列的には『[[ホビットの冒険]]』『[[指輪物語]]([[追補編>指輪物語/追補編]]を含む)』『[[シルマリルの物語]]』『[[終わらざりし物語]]』と読んでいくのが正しい順番です。
-映画『ホビット』の原作である小説『[[ホビットの冒険]]』は元来児童文学であり、映画よりもかなり子供向けになっております。児童文学が苦手な人は、『[[指輪物語]]』から読んでも構いません。
-映画『ロード・オブ・ザ・リング』の原作である小説『[[指輪物語]]』の序章は、ホビットの社会などについての説明が続くだけなので「四 指輪の発見について」以外は読み飛ばしてしまっても良いでしょう。
-『指輪物語』の特に序盤は、情景描写が細かいわりに事件があまり起こらないので読むのが大変かもしれません。ですがとにかく勢いで一度読破して、それから再度読み返すと世界に入りやすくなります。
-『指輪物語』文庫版では[[追補編]]が分冊になっておりますが、「[[アラゴルンとアルウェンの物語]]」は特に必読といえます。また「ドゥリンの一族」は、映画『ホビット』にも関係している内容となっているので、これも映画と読み比べてみると面白いでしょう。
-『指輪物語』文庫版では[[追補編>指輪物語/追補編]]が分冊になっておりますが、「[[アラゴルンとアルウェンの物語]]」は特に必読といえます。また「ドゥリンの一族」は、映画『ホビット』にも関係している内容となっているので、これも映画と読み比べてみると面白いでしょう。
-『[[シルマリルの物語]]』は、まるで聖書のように世界創造から始まるうえ、大量に固有名詞が登場する物語なので、これも最初は読むのが大変です。ですから最初は斜め読みして、徐々に深く読んでいく方が良いでしょう。
-『[[終わらざりし物語]]』は、『指輪物語』『シルマリルの物語』の内容について熟知していないと読むのがかなり困難な本となっています。

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