* &ruby(はせお){馳夫}; [#p1d624b4]
** 概要 [#q4e43d52]

|~カテゴリー|人名|
|~スペル|Strider|
|~その他の呼び名|テルコンタール(Telcontar)|

** 解説 [#t4b95540]

[[アラゴルン二世]]の[[ブリー村]]での通り名。

>「本当の名前はなんというのか、わしも耳にしたことがごぜえません。しかしこのあたりでは、馳夫ちう名前で知られております。あの長え足であちこち歩き回るからでごぜえます。もっともなんのためにそんなに走り回っているのか、あの人は誰にも話しませんので。」((『[[指輪物語]] [[旅の仲間]]』[[躍る小馬亭]]での[[バーリマン・バタバー]]の台詞))

[[フロド・バギンズ]]たちには、アラゴルンはこの名前で紹介された。そのためアラゴルンの戴冠式が行われるまで、ほとんどずっとアラゴルンは、フロドたちホビットには馳夫と呼ばれていた。
[[フロド・バギンズ]]たちが初めて会ったとき、アラゴルンはこの名前で紹介された。そのためアラゴルン(エレスサール王)の戴冠式が行われるまで、ほとんどずっとアラゴルンは、フロドたち[[ホビット]]には馳夫と呼ばれていた。
元々馳夫の名は、[[ブリー郷]]の民に不審がられてつけられた名であったが、アラゴルン本人は比較的この呼び名を気に入ったらしく、後に自分の家系の名にしたいと[[イムラヒル]]に語っている。

>「しかしもし我が家系が創立されたなら、その王家の名称は馳夫としよう。これも古代語で言えば、響きはそう悪くはない。わたしもわたしの直系の世継たちもみなテルコンタールを名乗ろう。」((『[[指輪物語]] [[王の帰還]]』[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]で、[[ペレグリン・トゥック]]がアラゴルンを馳夫と呼んだために驚いたイムラヒルに対し、アラゴルンが語った言葉))

後に「馳夫」は、[[フロドの馬の名>馳夫(馬)]]の由来にもなっている。
また「馳夫」は、[[フロドの馬の名>馳夫(馬)]]の由来にもなっている。

*** 訳について [#u6b1a409]

馳夫はStriderという原文を[[瀬田貞二]]が訳したもの。striderは直訳すると''大股で歩く人''の意。昆虫のアメンボを指す言葉としても使われる。
映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』では劇場公開時には''[[韋駄天]]''とされていたが、DVDでは''ストライダー''の表記に修正された。

** コメント [#ja9aeddb]

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