* サウロンの&ruby(くち){口}; [#c87f935c]
** 概要 [#n89aba77]

|~カテゴリー|人名|
|~スペル|Mouth of Sauron|
|~その他の呼び名||
|~種族|[[人間]]([[黒きヌーメノール人]])|
|~性別|男|
|~生没年|不明|
|~親|不明|
|~兄弟|不明|
|~配偶者|不明|
|~子|不明|

** 解説 [#he2a3b40]

[[サウロン]]の臣下で、[[バラド=ドゥーア]]が初めて再建された時([[第三紀]]2951年)以来の、バラド=ドゥーアの副官である[[黒きヌーメノール人]]。

サウロンの口は、[[黒門]]前に進軍してきた[[アラゴルン>アラゴルン二世]]たちに対しサウロンの使者として現れ、[[キリス・ウンゴルの塔]]で[[フロド・バギンズ]]から奪われた[[ミスリルの胴着]]などの所持品を見せてアラゴルンや[[ガンダルフ]]を脅迫する。だが謀りを見抜かれて追い返された。

>先頭には背の高い凶悪な者が、真っ黒い馬に乗ってやって来ました。(中略)乗手は黒一色で身を包み、背の高い兜も黒でした。しかしこれは[[指輪の幽鬼>ナズグール]]の一人ではなく、生きた人間でした。この者はバラド=ドゥアの塔の副官でしたが、その名はどの物語にも留められていません。かれ自信忘れてしまった名前なのですから。かれは「わがはいはサウロンの口だ。」といっていました。しかし話によればかれは背教者であったということです。かれは黒きヌメノール人と呼ばれる種族の出身だということで、そもそもこの種族はその昔この[[中つ国]]を[[サウロンが支配している頃>暗黒時代]]やって来て、中つ国に居を定めた者たちでしたから、よこしまな知識に惹かれて、サウロンを崇拝しました。そしてこの男は暗黒の塔がはじめて再建されたとき、ここにやとわれたのです。かれは持ち前の狡猾さによってしだいに冥王の寵を得ていきました。そして妖術を大いに身につけ、サウロンの意向の多くを承知していました。そしてかれはどんな[[オーク]]よりも残忍でした。(([[指輪物語]] [[王の帰還]]))



** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#k2f72242]

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|~俳優|ブルース・スペンス|
|~日本語吹き替え|未入力|

劇場公開版には登場しないが『[[王の帰還]] [[スペシャル・エクステンデッド・エディション]]』に登場。とても人間とは思えないほどおぞましい姿をしている。
原作と同様にフロドの鎖かたびらなどを見せて[[アラゴルン>アラゴルン二世]]たちを脅迫するが、その後は原作とは異なり、アラゴルンに首をはねられて死ぬ。

** コメント [#i410a5f1]

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