* イドリル [#r4751d4d]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Idril|
|~その他の呼び名|ケレブリンダル(Celebrindal)|
|~種族|[[エルフ]]([[ノルドール]])|
|~性別|女|
|~生没年||
|~親|[[トゥアゴン>トゥアゴン(フィンゴルフィンの息子)]](父)、[[エレンウェ]](母)|
|~兄弟|なし|
|~配偶者|[[トゥオル]]|
|~子|[[エアレンディル>エアレンディル(トゥオルの息子)]](息子)|

** 解説 [#Explanation]

[[トゥアゴン>トゥアゴン(フィンゴルフィンの息子)]]と[[エレンウェ]]の一人娘。[[エアレンディル>エアレンディル(トゥオルの息子)]]の母。[[シンダール語]]で「銀の足」の意であるケレブリンダルの名を持つ。
[[トゥアゴン>トゥアゴン(フィンゴルフィンの息子)]]と[[エレンウェ]]の一人娘。[[エアレンディル>エアレンディル(トゥオルの息子)]]の母。[[シンダール語]]で「銀の足」(Silverfoot)の意であるケレブリンダルの名を持つ。
彼女は母から[[ヴァンヤール]]族の血を引いていたため、「[[メルコール]]が来る前の[[ラウレリン]]の金のような」髪を持ち、[[ゴンドリン]]の中でももっとも美しい存在であると称えられた。

彼女は叔母[[アレゼル]]を殺害した[[エオル>エオル(マイグリンの父)]]が処刑された直後から、二人の息子で自分の従弟である[[マイグリン]]に不信の念を抱いており、マイグリンが従姉である自分に[[エルダール]]にとっては近親相姦にあたる思いを寄せていることを知ると、なおさら彼を疎んじた。

やがて[[トゥオル]]がゴンドリンにやってくると、イドリルはトゥオルに思いを寄せる。やがて[[マイグリン]]一派を除く、父のトゥアゴンを始めとしたゴンドリンの全ての民の祝福を受けて、イドリルはトゥオルと結婚。翌年の春には二人の息子[[エアレンディル>エアレンディル(トゥオルの息子)]]が生まれた。
だがイドリルはその頃から不吉な運命の予感をつのらせ、いざという時に備えて都の外へと続く地下道を秘密裏に造らせた。

ゴンドリンが[[モルゴス]]の軍に襲撃された時、イドリルとエアレンディルはマイグリンに襲われたが[[トゥオル]]に救出される。イドリルは自らが用意した秘密の道から、トゥオルやエアレンディル、そしてゴンドリンの生存者と共に脱出し、[[シリオンの港]]へと逃れた。

やがてトゥオルが忍び寄る老いを感じるようになった頃、イドリルとトゥオルは共に[[エアルラーメ]]に乗り西方へと船出して、[[アマン]]へと去ったと言われる。この船出の際、イドリルは息子[[エアレンディル>エアレンディル(トゥオルの息子)]]に[[緑の石]]を与えていったという。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

作中では名前は直接登場しないが、[[アルウェン]]が使っていた剣[[ハザファング]]は、かつてイドリルが持っていたという設定である((『[[The Lord of the Rings Weapons and Warfare]]』の記述))。

** コメント [#Comment]

#pcomment(,,noname,,,,reply)