- ファンクラブ・慈善団体についてはTolkien Societyを参照してください。
- 『ホビットの冒険』『指輪物語』映像化等の権利を持つ組織についてはMiddle-earth Enterprisesを参照してください。
Tolkien Estate†
概要†
カテゴリー | 関連人物・組織・団体 |
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その他の呼び名 | トールキン・エステート、トールキン財団 |
解説†
ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキンの作品の版権管理を行っている組織。日本語では「トールキン・エステート」「トールキン財団」などとも表記されている。
『ホビットの冒険』および『指輪物語』の映像化・メディア化権などは、生前にトールキンが必要に迫られて売却したため、Tolkien Estateにはこれらの映像化などを止める権利はない。ただし『シルマリルの物語』『終わらざりし物語』などの権利は引き続きTolkien Estateが保有している。
そのため、売却された権利を基に設立されたMiddle-earth Enterprisesが関与して制作された映画『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』、ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』などでは、『シルマリルの物語』『終わらざりし物語』にしか登場しない名前や設定(『指輪物語』で名前などが出てこない第一紀、第二紀の設定や人名、青の魔法使いの名前など)は使用が避けられている。
原作者であるトールキンおよびその遺族の意思を尊重するという立場から、権利を持つ作品についての商業主義的な映像化には一貫して否定的であり、公式サイトでは『シルマリルの物語』の映像化について「要望があることは理解しているが、現在予定はない」としている。
ただ、トールキンが売却した権利の中にはTVドラマシリーズは含まれていなかったため、『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』の権利はAmazonがTolkien Estateと交渉して獲得したとのこと*1。
設立以来、J・R・R・トールキンの息子であるクリストファ・トールキンが代表を務めていた。
2017年8月29日付けでクリストファ・トールキンは代表を辞任。J・R・R・トールキン末子のプリシラ・トールキンも役員にいたが2022年2月28日に死去。残った役員にはJ・R・R・トールキンの孫であるサイモン・トールキンらがいる*2。
外部リンク†
コメント†
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