フィーリエル
- この人が北方に嫁いでくれなければ、後にアラゴルンは南方王国の王位につけなかったかもしれないキーパーソン。デネソール二世がアラゴルン二世のことを「イシルドゥアの家系からのみ出ている」(王の帰還・上 デネソールの火葬)と言っているのは、すでに狂乱していたか、故意に女系を無視したのでしょう。 -- カイト
- この方は『トム・ボンバディルの冒険』に出てきます。確かエゼルロンドから船出していくエルフ達を見送っていました。 -- ホビット
- 『トム・ボンバディルの冒険』に出るフィリエルと、このフィリエルは同一人物ではないと思います --
- 「フィリエル」という名前自体が「死すべき(有限の命の)女」という意味で、種族としての人間の呼び名の一つである「フィーリマール」と同じ要素からできているらしいです。『トム・ボンバディルの冒険』の詩の中では西の海の彼方に去っていく不死の妖精たちと対比させる意味で、此岸に生きる人間の娘の名前に使われているんでしょう。サムの娘エラノールの娘の名前でもあり、それはこの詩からとったものだと推測されると書かれています。 --
- 北方王国最後の王に嫁いだとは、まさにギリギリセーフ。 --
- 夫はフォロヘル湾で死んだけれどこの人はどうなったんだろう --
- 塚山出土のブローチを眺めてトム・ボンバディルが呟いた「ずっと昔、これを肩にとめていたあのひとは美しかった。わたしたちはあのひとのことを忘れやしないぞ!」という謎の「あのひと」とは、もしかしてこの人のことではないのかと思ったりします。(エリアドールの歴史に関係する人間の女性がこの人ぐらいしかいないのが主な理由ですが・・・) --
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