タル=アンカリメ
- 単なる我が儘や無理解でギル=ガラドへの援助を打ち切ったというより、父親が中つ国のエルフとの交流や冒険に夢中で家庭を顧みなかったことへの恨みつらみが影響していると思われる。 --
- 我が儘で意地悪い王として記述されているけど、治世が200年以上続いている事と後もまともな王が輩出していることからして、少なくともヌーメノール晩期の王と比較するとまともな王だったのかも。 しかし、ソロント、ハルラカールを筆頭に敵が多かったため、徹底的にこき下ろされたのだろう。 --
- あるいは名君だったのかもしれない。 先君アルダリオンの政策を覆したのは本来のヌーメノールの政策に戻しただけ。(ギル=ガラドの援助も本来必要ないから。) アルダリオンの積極外交政策でヌーメノールで一時期、バブルのような状況が生まれたが結局は破綻するもの。 なら廃止して、本来の状態に戻しておこうとした結果なのだと思う。 しかし、アルダリオンの下で貿易を扱い利益を得たものにとっては、面白くない。 おまけに女性が始めての王になったという事で反発も強かったのもあったのか、後に悪く言われるようになったのだろう。 後に中つ国がヌーメノールによって行われた搾取、又、ヌーメノールの破滅を考えるとどっちが正しかったのか分かるだろう。 開祖エルロスに次ぐ治世の長さからみても間違いないと思う。 -- 斉藤チロン
- ただでさえ敵の多い人物は後世になって悪い評価されるのはいつの時代になっても同じこと。 さらに資料が失われたり、散逸したりすれば、これ以上の研究ができなくなるのはしかたがない。 しかし、歴史というものは、通説のみを鵜呑みにするのではなく、多面的に物事をとらえるのが大事である。 --
- 単に昔の鎖国的なヌーメノールの政策に戻しただけかもしれないけど、一度、貿易等の旨味を覚えた連中からしたら、たしかに面白くなかったかもね。 実際、彼女が死んだ後には、交易がさかんになったし。 --
- 誇り高くわがままと言うのが彼女の評価。 しかし、彼女が男だったらどうだったのだろう。 誇り高く、意思が強い。 あるいは、決めたことは最後まで貫き通すとなるかもしれない。 その当時、女性が政治を司るどころか、王として君臨したことが当時のヌーメノールの人にはなかなか受け入れられなかったのかも。 それ故、このような矛盾するような評価がなされたのかもしれない。 --
- 何だかそんな気がします。幾ら結婚がイヤだからって大国の姫が羊飼いになろうとは思わないです。ましてワガママな性格なら。どうして羊飼いになろうとしたかは分かりませんが、何か想う事が有ったからだと思います。 --
- 若い頃の通り名の「エメアウェン」というのは字面を見ると単に羊飼いではなくて「羊飼いの乙女」のような気が。(エメリエと同じ「Eme」がたぶん羊の意味で「wen」は乙女) --
- あの昼ドラ家族、アルダリオン一家で百年以上過ごして性格がゆがまない方がおかしいと思いました。 --
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