茶色の国†
概要†
カテゴリー | 地名 |
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スペル | Brown Lands, Brown-lands |
解説†
大河アンドゥインの東、エミュン・ムイルと闇の森の間にある荒れ地。
かつてエント女の庭園があった場所と言われるが、無残に荒れ果てている。
木がまばらになり、ついで一本も見られなくなりました。左手の東の岸には、形のでこぼこした長い
斜面 が続き、ずっと向こうの空の方に延びていました。その斜面はまるで火で一面焼きはらわれたように、緑の草葉一筋とて残らず、茶色くすがれて見えました。その空虚さを救う折れた木一本、突起する岩一個ない、よそよそしい荒れ地でした。ここは南闇の森とエミュン・ムイルの山々の間にただ広漠と荒れ果てて存在する茶色の国でありました。このあたり一帯をかくも無残に荒廃せしめたのは、いかなる疫病、いかなる戦いのなせる業なのか、あるいはかの敵の兇悪な仕 業 によるのか、アラゴルンにさえわからぬことでした。*1
「焦茶の国」と訳されている事もあるDunland(褐色国)とは無関係。
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
一部が実装されており、かつてのエント女の庭地が存在する。バルホス族の子孫で、青いローブを着た呪術師たちの指揮を受けている東夷のクンドラール(Khundolar)が侵出し、多数の夜営地を築いている。また、レゴラスによって射抜かれて墜落した恐るべき獣の死骸も確認できる。
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