王党派

概要

カテゴリー役職・組織・団体
スペルKing's Men, King's Party
異訳王の部下たち(King's Men)
その他の呼び名

解説

ヌーメノールが繁栄していた第二紀後期、タル=アンカリモンの治世以降、ヴァラールエルダールを敵視するヌーメノール王とそれに追随する主流のヌーメノール人を指す言葉。
彼らはヴァラールの禁を批判し、不死の命を持つエルフを妬み、エレンディリ(忠実なる者)と対立して彼らを迫害した。また死すべき運命への恐れから、命を呼び戻す、あるいは寿命を延ばす研究を行った。死への恐れが強まるにつれて彼らは快楽と歓楽に溺れるようになり、中つ国のはるか南に航海して沿岸部の植民地化を行い、現地の富を収奪する苛烈な支配者として君臨した。

やがて第二紀末期、サウロンがヌーメノールにやってくると、その口車に乗せられた王党派のヌーメノール人はメルコールを崇拝し、拷問や人身御供を伴う残酷な儀式を執り行った。ついにはヴァラールの禁を破り、不老不死を獲得するため、アル=ファラゾーンと王党派に率いられたヌーメノールの大軍勢は西方へと航海してアマンを攻撃しようとした。だが彼らはヌーメノールの島ごとイルーヴァタールによって滅ぼされた。

しかし王党派のヌーメノール人がすべて滅ぼされたわけではなく、中つ国の植民地で生き残ったものもいた。サウロンと暗黒の力を崇拝し続ける彼らヌーメノール人は黒きヌーメノール人と呼ばれるようになった。

コメント

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  • 自分たちは何もしないくせに祖先が艱難辛苦を味わい、なおかつ屈することなく、悪に立ち向かった功により与えられた恩寵をさも当然の如く、貪り、それでも足りないと不平不満を抱く不遜な輩。 幸せ過ぎたが故に自分の今、置かれている立場を理解できなかったみたいですが忘恩の行為は、自らの破滅をもたらす羽目に。 今、幸せであるならば、感謝の念を忘れないようにしたいものですね。  -- 2012-01-21 (土) 11:07:30
    • あなたの書いたものに限らずこのwikiの悪役のコメントには実に多い気がするのですが、そういう悪し様にあげつらうばかりの表現は大抵現実の歴史でも安易な俗説にありがちなものですよ。自分が王党派みたい人間じゃないと思うのなら、もうすこし大らかにしてはいかが? -- 2012-01-26 (木) 09:17:05
    • 教授は教訓にされるのは嫌ってたみたいだけど、今の日本の状況と共通点が多いよ。 結末が同じにならないように気をつけようね。 -- 2012-01-27 (金) 21:26:13
      • ごもっともです。 -- 2013-11-13 (水) 19:42:55
    • いいえ、結構です。私は現代日本の善し悪しを断言できる程に賢くありません。ですが、トールキンが小説のテーマや、エッセイや散文の表現の中で、誰の物と言うでなく、近代の所産を明らかに嫌っているのは理解できます。そのトールキンが作者として、唯一神エル以上の権限で運命を下している世界の価値観で現実を語るのは、そちらが言う通りに不毛ですよ。私はトールキンみたいな宗教的なペシミストではないので、現実の古今東西は、王党派の持つような論理下で善悪無関係に続いてきたし、これからもそうで有り続けると思っています。それで島国一つ沈没するような事態になるのも、あるいは有り得ることでしょうが、その原因は王党派や忠実なる者なんてレッテル貼りで片付くような物とは考えません。 -- 2012-01-28 (土) 05:45:13
    • ヌーメノール人は初めのうちは、まともな連中だったのに、経年劣化していった感じがするね。 しかし、エレンディル一家みたいに最後まで、忠実だった者がいるから、一概に教育不足だったとは言いきれない。 もしかしたら、サウロンがヴァラールに対する嘘、偽り、妬みを長年に渡って吹き込んできたとも考えられるが? -- 2012-02-14 (火) 16:27:27
      • ありえますね。サウロンはエリアドールでの敗北以来、表立った軍事的な手段ではなく水面下で密かに動くようにしたようなので、工作仕掛けててもおかしくはないですね。アル=ファラゾンの例にしても、ヌメノール内部の分裂を知った上での挑発行為だったようですし。。 -- 2013-07-03 (水) 18:13:22
      • wikiaにそこのところが明記されてますよ。サウロンを一度は捕らえ獄中に入れたものの、ヴァラールを攻め、モルゴスを崇拝すれば不死を得られると魔力で吹き込み、人身御供を伴う狂信を広め、長い時間を掛けて没落させていったことが。 -- 2013-11-13 (水) 19:47:00
      • wikiaのはアカルラベースに基づいたものかな。その他の教授の書簡なんかだと、ヌーメノール人の洗脳はかなり速やかに行われたと思しきものもある。Downfall of Numenorは幾つも案があるから、出版されたシルマリルリオンに収録されているのはその一つなんだよね。 -- 2013-11-13 (水) 20:00:13
      • ありがとうございます。そこまで詳細には知りませんでした。エルの存在そのものがヴァラールによって広められた嘘だとサウロンによって吹き込まれたのでしたかな?死を怖れる心を弄ばれてしまったのですね…合掌。 -- 2013-11-13 (水) 20:13:06
      • "Lost Road"や"Drowning of Anadune"なんかだとサウロンがその力(sign)を見せることでヌーメノール人達が彼に心酔していく様が描かれてたり、書簡集の方ではサウロンがヌーメノール到着後に、直ぐ様一つの指輪の力を用いて島民の大半を支配下においたと書かれている。 -- 2013-11-13 (水) 20:29:40
      • サウロンは指輪を持たずにヌメノールへ行ったんですよね?(だから指輪は、ヌメノールの崩壊に巻き込まれなかった) 外した状態でも指輪の力を使えたのかな? -- 2013-11-13 (水) 23:40:07
      • いえ書簡によると、サウロンは指輪を持って行ったようです。ヌーメノール沈没後も霊体となりながら指輪を運び(!)モルドールに帰還したとあります。他の書簡でも一つの指輪は奪われるまでは、常にサウロンの指の上にはまっていたとも書かれています。ですのでシルマリルの物語のアカルラベース中の記述はtook up againの誤訳だと思われます。詳しく触れたいところですが、今手元に書簡集がないので、"http://oakroadsystems.com/genl/ringfaq.htm#Q1-Numenor"のE7を見てみて下さい。 -- 2013-11-13 (水) 23:55:24
      • 誤訳とまでは言えないんじゃないですかね。その書簡は1958年に書かれたものですが、アカルラベースが書かれたのは1951年ですし。教授が設定を変更した可能性もあるでしょう。 -- 2015-11-28 (土) 14:30:05
    • ヌーメノールにいても自分たちのアイデンティティーを変えなかったドルーアダンもいたし。 後世に伝えるべきことを伝えなかったのも悪いが堕落し易い先天的な要因もあったのかも。 -- 2012-02-15 (水) 04:11:39
  • 黒きヌメノール人と呼ばれる側が、指輪や周辺の正典作中で自身を語る機会のないまま、アカルラベースという節士派側の言い分で堕落した、堕落したと強調されるとかえって訝しみが増しますね。王党派からしてみれば自称節士派なんてのはイルーヴァタール、ヴァラールの狂信者で、それはそれで扇動に悩まされてたなんて話の方がかえって合点がいきますよ。 -- 2012-02-15 (水) 12:14:37
    • 人間だけで構成される相対的な世界であればメルコール崇拝を正当化する立場・解釈もあり得るでしょうが、それでエルダールから離れてしまうのまで正当化できるものかどうか。 -- 2015-11-28 (土) 14:20:43
  • 王党派といえば基本royalistと表現されるはずだけど、意地でもフランス語由来のROYALの単語を避ける教授に感心した。 -- 2013-11-10 (日) 01:01:12
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Last-modified: 2016-08-16 (火) 04:47:37 (735d)