- マゴットの飼い犬のおおかみ(Wolf)については、おおかみを参照してください。
狼 †
概要†
解説†
シンダリンではドラウグ。上古の時代から自由の民の脅威であった猛獣。冥王(モルゴスとサウロン)の手先やその軍勢の中にもよく見られ、指輪戦争においてはアイゼンガルドのサルマンの軍勢の中にもいた。状況次第ではオークと共に戦い、狼乗りのような形で連携する場合もあった。
狼の種類や近しい存在としては以下のものがあるが、これらも作中では単に狼と呼ばれる場合が多い。
狼乗り (wolfriders, wolf-riders)†
「騎狼隊」とも訳される。狼の背に乗ったオークのこと。
『ホビットの冒険』によると、霧ふり山脈のゴブリン(オーク)は略奪にくり出す際にワーグに乗ることがあった。ただしゴブリンがワーグを使役しているのではなく、両者はあくまで利害が一致した上で協力し合う関係だった。
狼乗りは闇の勢力の軍勢によく見られ、古くはニルナエス・アルノエディアドのモルゴス軍にいたとされる。
五軍の合戦ではゴブリンの狼乗りがゴブリン・ワーグ連合軍の前衛であり、指輪戦争でもサルマンの軍勢の前衛は
オークの狼乗りたちは、緻密な隊列を組んだ秩序だった兵士たちを非常に素早くうまくかわして、たいていは孤立した隊を襲うか逃げる者を狩りたてるかした。しかし必要とあらば、むこうみずな獰猛さを発揮して、馬の腹をめったぎりにしながら、どんな騎兵隊の中をも突破することができた。*1
コメント†
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