小船

概要

カテゴリー物・品の名前
スペルboat
異訳船、小舟
その他の呼び名エルフの船(Boats of the Elves)

解説

指輪の仲間ロスローリエンを出立する時にガラズリムから与えられた、三艘の小船。レゴラスですら知らない灰色の木材でできており、ホビットが二人がかりで持ち運べるほど軽い。荷物をいくら積み込んでも沈むことがないが、取り扱いが難しいという。先端が葉の形をした櫂で操る。
指輪の仲間はこの小船に分乗してアンドゥインを下り、パルス・ガレンまでたどり着いた。

仲間の離散後、一艘はフロドサムラウロスの大瀑布手前のアンドゥインを横断するのに使い、アモン・ラウの南側に隠された。
残り二艘のうち、一艘はアラゴルン二世レゴラスギムリによってボロミアを葬るのに使われてアンドゥインへ流され、最後の一艘はパルス・ガレン近くの林に持ち運べない荷物と共に隠された。

指輪の仲間の分乗

先頭の船にはサムワイズ・ギャムジーフロド・バギンズアラゴルン二世が乗った。舳先に座ったサムワイズは(通常のホビットらしく)船に慣れていなかったので、櫂を握らせてはもらえなかった。だがサルン・ゲビアの手前でオークから弓矢を射かけられた時はさすがに彼も櫂を漕いだ。

真ん中の船にはペレグリン・トゥックメリアドク・ブランディバックボロミアが乗った。ペレグリンは舳先に後ろ向きで座っていたので、ボロミアがフロドを異様な目付きで見ていることに気付いた。

最後の船にはレゴラスギムリが乗り、一行の荷物も載せられた。

ボロミアの船葬

その時わたしは見た。あるいは見たように思った。一隻の小舟が灰色の光芒を放ちながら河面を漂ってくるのを。高いへさきを持った変わった造りの小舟で、中にはこれを漕ぐ者も舵を取る者もいなかった。*1

アラゴルン二世レゴラスギムリは、討ち死にしたボロミアを葬るため、彼の遺体を戦利品や角笛と共に小船に載せてアンドゥインの流れに委ねた。
エルフの技によるものであろう、小船はラウロスの大瀑布を通過しながら沈むことはなく、三日後にオスギリアスの岸辺でファラミアによって目撃された。そのままボロミアを載せた船はアンドゥインを流れ下り、ある星空の夜、大海へ放たれて行ったと言われている。

コメント

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  • ラウロスで沈まないなら、サルン・ゲビアもわざわざ土手に引き上げて担いで運ばなくとも、楽勝で通過できたのかも? -- 2016-03-28 (月) 11:32:04
    • 「おそらくエルフの船は水に沈みはしないだろう。しかしそうだとしても、サルン・ゲビアを生きて通り抜けられることにはならぬ。今まで一人として通りぬけた者がいないのだから。」byアラゴルン -- 2016-03-28 (月) 22:16:50
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*1 二つの塔 下』「五 西に開く窓」

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Last-modified: 2017-09-14 (木) 05:42:12 (377d)