大海†
概要†
カテゴリー | 地名 |
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スペル | Great Sea |
その他の呼び名 | ベレガエル、ベレガイア(Belegaer) 西海(Western Sea) 大わたつみ(Great Water) 別れの海、隔ての海、分かちの海(Sundering Seas) |
解説†
シンダリンではベレガエル。中つ国の西に広がる大きな海で、此岸(中つ国)と彼岸(アマン)を隔てていることから隔ての海とも呼ばれる。
現在の大西洋にあたる。
中つ国とアマンとを隔てる海†
灯火の時代が終わった時、ヴァラールは中つ国からこの海を越えてアマンへ撤退した。
二つの木の時代、大いなる旅を行くエルダールは大海をウルモの曳く島に乗って渡り、アマンへ到達した。
だがノルドールがアマンから中つ国へと帰還すると、ヴァリノール隠しによって小暗い海に惑わしの島々が置かれた。エアレンディルがこれを突破するまで、中つ国とアマンの間を航海し得た者はいなかった。
第一紀末にはベレリアンドが大海の波の下に没する。その後、エダインが住む場所として、大海の只中にヌーメノールの島が作られた。
第二紀になると、トル・エレッセアとヌーメノールを行き来する上のエルフの船、ヌーメノールと中つ国を行き来するヌーメノール人の船が大海を航海した。だがヌーメノール人にはヴァラールの禁が課され、ヌーメノールより西に航海することを禁じられていた。
アル=ファラゾーンがこの禁を破ってアマンに侵攻すると、イルーヴァタールの手によってヌーメノールは水没させられ、アマンは世界の圏外に移された。以後アルダは丸くなり、大海の西には新たな陸地が投げ与えられ、人間の船が大海を西に進んでも、アルダを一周して元の地に戻ってくるだけとなった。
だがエルフの船はまっすぐの道を通って、アマンへ渡ることができる恩寵が残された。
コメント†
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