冥王 †
概要†
カテゴリー | 言葉・単語 |
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スペル | Dark Lord |
異訳 | 暗黒の王 |
解説†
“冥”は「暗い」の意、つまり暗黒の王のこと。オークやトロルといった闇の勢力を従えて中つ国に暗闇を広げる者。
第一紀にはモルゴスを、第二紀以降はサウロンを指す。それぞれの詳細は各項目を参照。
モルゴスは初め光を欲したが、それを独占できなかったため、代わりに暗闇に下ってそれを支配するようになった。モルゴスが悪を為すに当たって最もよく用いたのが暗闇であり、モルゴスに結びつくものとなった暗闇はほとんどの命ある者にとって甚だしい恐怖の対象となった。そのため彼は冥王と呼ばれた。
エルフは中つ国に生まれた当初、モルゴスの投ずる暗闇に脅かされていたが、ヴァラールによって救出された。以後、エルフには中つ国を去ってアマンへ渡ることが許されている。
人間もまたモルゴスの投じた暗闇に脅かされている。本来はイルーヴァタールの賜物である死すべき運命を人間が恐れるのは、モルゴスが死を自らの支配する暗闇と混同させて不安で恐ろしいことのように思わせたからである。
モルゴスの没落後、サウロンがその所業を引き継いで冥王と呼ばれた。
なお魔王(Witch-king)と混同されることがあるが別。
コメント†
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