ヴィドゥマヴィ†
概要†
解説†
北国人の最有力者で「リョヴァニオンの王」を自称していたヴィドゥガヴィアの娘。ゴンドールの王子ヴァラカールと結婚し、息子エルダカール(ヴィニトハルヤ)を産んだ。
美しい貴婦人であったが、並の人間として、当時のゴンドールのドゥーネダインから見れば「短命」だった。
『終わらざりし物語』によると、名はゴート語の名前ウィドゥマウィ(Widumawi)をラテン風に綴ったもので、意味は「森の乙女(Wood-maiden)」。
『The Peoples of Middle-earth』にも、ウィドゥマウィに関する記述がある。それによると、彼女は第三紀1260年に召還された夫ヴァラカールに連れられて、子たち及び同族の貴族たちと共にゴンドールへ移住し、迎え入れられた。ウィドゥマウィはゴンドールの風俗や言葉をよく学び、Galadwen(ガラドウェン)*1の名で呼ばれることを好んだ。賢明な振る舞いから、彼女を知る全て者から慕われた。大変に勇敢であり、彼女はその勇気を自分の子たちに教え込んだ。
ウィドゥマウィは第三紀1344年(別の原稿では1332年)に死去した。北国人としては長寿だったという。
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