レベンニン

概要

カテゴリー地名
スペルLebennin

解説

シンダール語で「五つの川(Five Rivers)」の意。『unfinished index』及び『終わらざりし物語』の索引によると、ゴンドールの国土の中で白の山脈エシア・アンドゥイン、及びアノリアンベルファラスの間にある緑なす美しい地。東から西にかけてエルイシリスケロスセルニギルラインの五つの川が流れる。
レベンニンの民はゴンドール建国以前の暗黒時代に丘陵地帯に隠れ住んでいた人々(恐らく死者の軍勢と同類の山岳民族)との混血であり、背が低く、浅黒い肌の者もいた。他の辺境の諸侯国と異なり、領主の存在には触れられていないが、上述の索引によるとゴンドールの「忠実な領地(faithful fiefs)」の一つとされる。

指輪戦争では当初レベンニンからミナス・ティリスに軍勢は送られなかったが、これはベルファラス湾から来寇するモルドールの同盟軍(ハラドウンバール海賊)に対処しなければならない為で、レベンニンの民自体は強壮な人々として知られていた。
死者の軍勢を引き連れた灰色の一行ペラルギア海賊の艦隊を捕獲すると、噂を聞きつけたレベンニンの人々は一行の許に集い、艦隊に乗り組んでペレンノール野の合戦に馳せ参じた。
またアラゴルン二世の戴冠式にはレベンニンの谷間から来た歌い手たちがいた。

レベンニンの歌

レベンニンの地の美しさは森の王国にも歌で伝わっており、レゴラスは『指輪物語』の中でレベンニンの歌を披露している。*1

  • 『指輪物語』での邦訳

    (しろがね)に川は流れる、ケロスからエルイへ、
    レベンニンの緑なす野を!
    かの野には丈高く草はのび、
    よりの風に、白百合は()れる。
    またマルロスとアルフィリン*2も、黄金(こがね)なす鈴をうち振る、
    レベンニンの緑なす野に、
    よりの風吹き渡りて。

  • 英語原文

    Silver flow the streams from Celos to Erui
    In the green fields of Lebennin!
    Tall grows the grass there. In the wind from the Sea
    The white lilies sway,
    And the golden bells are shaken of mallos and alfirin
    In the green fields of Lebennin,
    In the wind from the Sea!

コメント

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  • オッシリアンドに似た名前の付け方 -- 2015-06-24 (水) 22:28:15
  • インド・パキスタンのパンジャーブ(五河地方。リグ・ヴェーダの舞台ともなった)も連想するね -- 2015-10-18 (日) 07:09:08
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*1 指輪物語 王の帰還 上』 「九 最終戦略会議」
*2 終わらざりし物語』によると、忘れじ草(別名アルフィリン)とは別の花

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Last-modified: 2015-10-18 (日) 07:09:08 (855d)