リンノド

概要

カテゴリー詩・歌
スペルlinnod
異訳リノド

解説

ギルラエンアラゴルン二世との最後の別れに際して語ったシンダリンの短い詩。この言葉を聞いてアラゴルンが旅立ったあと、ギルラエンは他界した。

オーネン イ=エステル エダイン、ウー=ヘビン エステル アニム
Ónen i-Estel Edain, ú-chebin estel anim

「わたしはドゥーネダイン望みを与えた。わたしはわたし自身のためには望みを取って置かなかった。」*1
‘I gave Hope to the Dúnedain, I have kept no hope for myself.’

リンノドの「望み」とは、アラゴルンがドゥーネダインにとっての希望になったこと、またアラゴルンが「望み」を意味するエステルと呼ばれていたことに由来すると思われる。

映画『ロード・オブ・ザ・リング』における設定

ロード・オブ・ザ・リング エクステンデッド・エディション』に登場するギルラエンの墓に、この言葉が彫ってある。
王の帰還』において、エルロンドアラゴルン二世アンドゥーリルを手渡すシーンで使われている。

コメント

最新の6件を表示しています。 コメントページを参照

  • 「王の帰還」では、エルロンド卿がアンドゥリルを手渡すときにこれを言っていました。…それって、この親子の会話を傍で聞いていた、ということでしょうか。しかも一字一句間違えていないとは。 -- Windy
    • 原作の追補編では、そのシーンが親子二人きりだったとは書かれてないようですので、ドゥーネダインの中で誰か立ち会ってた人がいたのでしょう。こういう台詞は母子たち自身からはあまり吹聴しそうに無いですものね。 -- カイト
    • ギルラインの墓石にこの言葉が彫ってあります。エルロンドはこれを見て知っていたのでしょう。
  • ギルライン母さんの辞世の句だったんですね(´・ω・`) -- 2015-01-16 (金) 12:32:32
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