ラスガレンの白い宝石†
概要†
カテゴリー | 物・品の名前 |
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スペル | White Gems of Lasgalen |
解説†
映画『ホビット』に登場する、多数の白い宝石が付いた首飾り。ラスガレンはシンダリンで緑の葉の意。
『決戦のゆくえ』エクステンデッド・エディションのメイキングによると、スランドゥイルが自分の妻のためドワーフに作らせたものとされており、劇中ではスランドゥイルが自分たち一族伝来の品と主張しているが、『思いがけない冒険』エクステンデッド・エディションで、エレボールのドワーフの手元にあるこの品の取引を巡って、スロールとスランドゥイルの間で交渉が決裂したことを示す場面が入っている。
スランドゥイルはこの品に執着しており、『竜に奪われた王国』ではスランドゥイルが、この品を渡すことを条件に、ソーリン二世のエレボール奪還に協力することを申し出るが、ソーリンはスランドゥイルを信用せず拒否して、結果牢に入れられている。
『決戦のゆくえ』では、エレボールの財宝の中からこの品をソーリンが見つけて「スランドゥイルに高く売れる」と呟いている場面がある。
五軍の合戦後、この品がどうなったかはエクステンデッド・エディションでも特に描かれていない。
画像†
備考†
この品と、『シルマリルの物語』に登場するナウグラミールとの類似が指摘されている。
原作『ホビットの冒険』ではナウグラミールの名は直接出てこないが、ナウグラミールと思われる品(およびシルマリル)を巡る確執がエルフとドワーフの間にあったことを示す文章がある。
とおい昔このエルフたちは、あるドワーフ族と戦争をしました。エルフたちはそのドワーフたちが自分たちの宝をぬすんだと非難したのですが、ドワーフたちにはちがういい分がありました。エルフの王が、金銀のあら石を細工してくれとたのんだくせに、あとになってその支払いをしなかったのだから、自分のてま賃をとっただけだ、というのでした。*1
コメント†
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