マルディル†
概要†
カテゴリー | 人名 |
---|---|
スペル | Mardil |
その他の呼び名 | マルディル・ヴォロンウェ(Mardil Voronwë) 善良なる執政マルディル(Mardil the Good Steward) 忠臣マルディル(Mardil the Faithful) |
種族 | 人間(ドゥーネダイン) |
性別 | 男 |
生没年 | 第三紀(1960)~2080年(享年120) |
親 | ヴォロンディル(父) |
子 | エラダン(息子) |
解説†
名はクウェンヤで「家(王家)に献身的な(devoted to the house)」の意。クウェンヤで「揺るぎなき(the Steadfast)」の意であるヴォロンウェ*1と合わせてマルディル・ヴォロンウェとも呼ばれる。
ゴンドール32代目の王エアルニル二世の治世末期、及び33代目の王エアルヌルの治世の執政で、後にゴンドールの統治権を持つ初代の執政となった。
第三紀2043年、マルディルは魔王に一騎打ちを挑まれたエアルヌル王がミナス・モルグルに行くことを制止した。だが2050年にエアルヌルが再び魔王から挑戦を受けると、今度はマルディルもエアルヌルを制止し得ず、エアルヌルはそのままミナス・モルグルへ向かって行方不明になり、戻ることはなかった。
エアルヌルは妻を娶らず、子を残さなかった。ただでさえ数が少なくなっていた王家の子孫には、純粋な血統の者や、国内でその王位が認められるほどの有力者がいなかった。なにより同族の争いのような、王位を巡っての内乱が再び起こることをゴンドール人は恐れ、王位継承者を選出することを諦めた。そのためマルディルが失踪した王に代わってゴンドールを統治することになり、以後彼と彼の子孫が統治権を持つ執政として、王の名の下に「王還りますまで」ゴンドールを治めることになった。
彼の統治時代の2063年から警戒的平和が始まったので、初期の統治権を持つ執政たちは平穏な時代を過ごすことが出来た。
コメント†
最新の6件を表示しています。 コメントページを参照