ペレンノール合戦かっせん

概要

カテゴリー歴史・事件
スペルBattle of the Pelennor Fields
その他の呼び名ペレンノールの戦い(Battle of the Pelennor)

解説

第三紀3019年の3月13日から15日にかけ、モルドールの軍勢がゴンドールランマス・エホールを突破してペレンノールを制圧し、ミナス・ティリスを包囲攻撃した戦い。
魔王が率いるモルドールの軍勢は、攻城兵器でミナス・ティリスを攻撃し、第一環状区に大きな被害を与える。さらに城門を破壊して侵入した。だがセーオデンエーオメルが率いるロヒルリムの軍勢がゴンドールの救援に現れ、魔王はエーオウィンメリーによって打ち倒される。さらに海賊の船を奪ってアンドゥインを北上し乗り込んできた、アラゴルン二世が率いる辺境の諸侯国の援軍に挟撃され、モルドール軍とその同盟軍は撃滅された。セーオデン王をはじめとする数多くの諸将が命を落とし、指輪戦争における最大規模の激戦となった。

参戦国、勢力

ゴンドール
ミナス・ティリスの兵、戦闘開始前からのドル・アムロスほか辺境の諸侯国の援軍、ロヒルリム灰色の一行が引き連れてきた諸侯国の援軍
モルドール
オークトロルによるモルドール軍、東夷ハラドリムおよび彼らが引き連れるムーマキル

戦況

開戦に至るまで

3018年6月20日、ゴンドールの確保していたオスギリアスモルドール軍が攻撃。モルドール軍は数で優っていた上、魔王のもたらした恐怖のためにゴンドール軍は恐慌状態に陥り、わずか4名(ボロミルファラミルと他に2名)を残して守備隊は壊滅する。ゴンドール軍はアンドゥインにかかっていた最後の橋を落とし、オスギリアスの西岸を死守することには成功したものの、東岸はモルドールの手に落ちる*1

以後ゴンドール軍は、オスギリアスの西岸およびカイル・アンドロスを拠点として保持し、モルドール軍の渡河をかろうじて拒んでいた(カイル・アンドロスより北は沼沢地が広がって行軍が困難であり、オスギリアスより南は川幅が広くて渡河が難しいため、この2点がアンドゥインの通行権を決する戦略的に非常に重要な地点だった)。
執政デネソール二世はかねてからモルドールの攻撃に備え、ペレンノールを囲むランマス・エホールの外壁の防備を強化するとともに、イシリエンの野伏を結成して同地に派遣していた。ファラミル率いる野伏たちはヘンネス・アンヌーンを拠点にして敵の動向を調査するとともに、ゲリラ戦を仕掛けて抵抗を続けた。

一方、海賊の大艦隊がアンドゥイン河口に接近。これによりレベンニンベルファラスに脅威が迫り、ミナス・ティリス辺境の諸侯国からの援軍を期待できなくなる。ドル・アムロスからはイムラヒルが率いる兵らが増援に来たほか、フォルロングヒルルインドゥインヒィルらも領国の兵を連れて増援に来たが、その数は期待に遠く及ばなかった。
3019年3月6日、海賊のことをオルサンクのパランティールで知ったアラゴルン二世は、事態の打開のため翌日灰色の一行を率いて死者の道へ向かい、エレヒを目指した。
デネソール二世もまたこれを察知したため*2、3月8日頃、エレド・ニムライス烽火台に点火。ヒルゴン赤い矢を持たせてローハンへの救援を求めた。ロヒルリムアイゼンガルドとの戦いで疲弊していたが、古の誓いを果たすためやしろ岡で全軍を召集。そのうち、長征に送り出せる限りの6000騎を率いてミナス・ティリス救援に出発した。

大暗黒の到来

3019年3月10日、モルドールゴンドール攻略のための大軍勢を黒門ミナス・モルグルから出撃させると共に、暗闇を広げて陽光を遮断する(曙光のない朝)*3

ファラミルは暗闇の流出を見て、急遽イシリエンの部隊をオスギリアスに送り、同地の守備隊を補強。自らはデネソールの意向を仰ぐためカイル・アンドロスを経てミナス・ティリスに戻った。デネソールはオスギリアス防衛にこそ力を傾けるべきと判断し、翌日すぐにファラミルを防衛指揮のため同地に再派遣する。
しかし10日の内に、黒門から出撃した東夷オークの軍勢はカイル・アンドロスを奪い取り、アノーリエンに侵入。12日にモルグルの軍勢はオスギリアスを奪って渡河に成功。ファラミルは土手道砦に撤退して自軍を立て直そうとするが、敵の規模は10倍も勝っており、ファラミルは黒の影ハラドリムの矢により負傷して意識不明に陥る。

ランマス・エホールの一部は爆破されて突破され、さらに北方からも敵が襲来し、その上恐るべき獣に乗ったナズグールが襲来する。
守備隊は敗走状態に陥り、モルドール軍の先鋒に全滅させられるかに見えたが、デネソールの繰り出したドル・アムロスの騎兵を中心とする救援部隊と白のガンダルフによって、生き残った守備隊は辛うじて救出され、ファラミルも都に運び込まれた。
とはいえゴンドールはランマス・エホールの外壁とペレンノール野を奪われ、ミナス・ティリスに籠城することになる。

ミナス・ティリス攻城

モルドール軍はペレンノールを完全に制圧し、3月14日にはミナス・ティリス包囲を完成する。ペレンノールにあった農家や農地は焼き払われ、地面には都からの矢が届かない位置に幾重にも塹壕が掘られて火で満たされ、その背後で攻城櫓と投石機が準備された。

ミナス・ティリス第一階層を守る城壁は非常に高く、ヌーメノールの技術によって作られていたため、これを超えて攻撃することも城壁を破壊することも不可能だとゴンドール人は考えていた。
だが、投石機より打ち込まれた弾丸は城壁を飛び越えて第一環状区に落下し、火を発して火災を発生させる。さらにモルドール軍は、戦死したゴンドール人の首をも城内に投げ込む。その上恐るべき獣に乗って空を舞うナズグールの恐怖により、城内の兵士はすっかり戦意を喪失してしまい、イムラヒルの指揮とガンダルフの鼓舞*4によって辛うじて防戦を続けるありさまであった。

14日夜には、アンドゥインに架橋したモルドール軍がさらに大挙してペレンノールへとなだれ込み、攻城櫓などを使って城壁への攻撃を繰り返す。だが、モルドール軍の主目的は、突破不能な城壁にある唯一の弱点である、大門を攻撃することにあった。
3月15日、破城槌グロンド魔王の呪文によって大門の扉が破壊される。こうして、かつて一度も敵に破られたことのない門をくぐって魔王がミナス・ティリスに入城を果たすが、その眼前に、飛蔭に乗ったガンダルフが立ちはだかる。しかしこのとき、ローハン軍の到来を知らせる角笛が鳴り響いたため、魔王は身を翻して大門から立ち去った。

サウロンの悪意

一方城内では、ファラミルの負傷を目にしたデネソール二世白の塔に引きこもり、防衛の指揮を放棄していた。デネソールは精神の弱った状態で白の塔のパランティールを使用したために、サウロンによって操作された映像を見せられて絶望。正気を失い、ファラミルと共に執政たちの家で焼身自殺を図る。
これを阻もうとしたベレゴンドは、デネソールの言いつけに従おうとする侍僕と衝突し、彼らを二人斬り殺してしまう。
さらにペレグリン・トゥックから急事を知らされたガンダルフは、魔王を追ってペレンノール野の戦いに打って出ることを断念し、ファラミル救出を優先させる。

こうしてサウロンの悪意のたくらみはパランティールを通じて城内に入り込み、同士討ちによって血を流させた上、ガンダルフの働きを阻害することで、合戦で生き延びたかもしれない者達の命を奪わしめた。

ローハン軍の長征

ゴンドールの烽火の点火と、ヒルゴンによる赤い矢の到来を受けたローハンは、3月10日に長征に出発するも、救援に間に合うかどうかぎりぎりのタイミングであった。さらに悪いことに、オーク東夷の部隊が、カイル・アンドロスを渡ってアノーリエンに入り、ローハン軍が使うはずの西街道を監視して、迎撃すべく待ち伏せていた。
そこでローハン軍はドルーアダンの森に住むウォーゼ(野人)の酋長ガーン=ブリ=ガーンの助けを借り、石車谷の忘れられた道を使うことで待ち伏せを回避。こうしてロヒルリムはモルドール軍の監視を逃れてミナス・ティリスに接近することに成功する。
さらに幸運なことに、騎馬隊の突入に障壁となると思われたランマス・エホールはこれを奪取したモルドール軍によって破壊されており、その裂け目から突入することで迅速な展開が可能となる。

3019年3月15日の朝、ローハン軍は不意に訪れた曙光と共に角笛を吹き鳴らしてペレンノールに到達。
エーオメルは中央を、エルフヘルムは右翼を、グリムボルドは左翼の軍団エーオレドをそれぞれ指揮して進む。だが常に彼らの先頭にいたのはセーオデンで、その雄々しき姿はオロメのようにも見えたというほどであり、士気の高揚したロヒルリムは、狼狽するモルドール軍の中へと歌を歌いながら突進していき、ペレンノール野を縦横無尽に蹂躙した。
ローハン軍はモルドール軍の歩兵を蹴散らし、ハラドリムの騎馬隊と衝突して、セーオデンはハラドリムの指揮官黒い蛇を打ち倒し勝利。ミナス・ティリスの大門までは達しなかったもののペレンノール野の北半分を制圧する。

だがこのとき、大門から姿を消した魔王恐るべき獣に乗って空より現れ、その恐怖によってロヒルリムとその馬たちは動揺して散り散りとなる。セーオデンは自らの許に部隊を集結させようと試みたが、乗馬の雪の鬣が矢を受けて倒れたためその下敷きとなり、瀕死の重傷を負った。さらに、セーオデンに止めを刺そうと魔王が舞い降りてきたが、エーオウィンメリアドク・ブランディバックが魔王を討つ。これによりモルドール軍は総大将を失う。

ローハン軍の指揮はエーオメルに引き継がれたが、彼は倒れた王の供回りの中に、本来ならいるはずのない妹エーオウィンの姿を見つけ、激昂。ロヒルリムの全軍に進撃を命じて「死だ!」と叫び、敵中へと突進していった。さらに破壊された大門から、イムラヒルが率いるミナス・ティリス城内の援軍がやってくる。
エーオメルの突撃はモルドール軍に大きな損害を与えたが、ロヒルリムが攻撃を始めたときにハラドリムだけでも3倍の数はいたのに加え、ロヒルリムのムーマキルを恐れて近づこうとせず、追い散らされたハラドリムはムーマキルの周囲に再集結する。さらにモルグルの副官ゴスモグが、オスギリアスに待機させていた東夷ヴァリアグ、ハラドリムなどの援軍をペレンノールに投入してきた。これらの軍勢によってロヒルリムは行く手を阻まれ、ゴンドール軍との合流も防がれようとしていた。

さらにハルロンドの港に向かって海賊の艦隊がアンドゥインを北上してくるのが見られたことで、モルドール軍とその同盟軍は歓声を上げ、逆にゴンドールとローハン軍は恐慌状態に陥る。
だが、海賊の船はエレンディルの印が描かれた旗印を掲げる。艦隊に乗っていたのはアラゴルン二世に率いられた灰色の一行と、ゴンドールの辺境の諸侯国からの援軍であった。

灰色の一行の働き

オルサンクパランティールを使ってサウロンに挑戦し、さらにゴンドール沿岸に迫る海賊の脅威を目にしたアラゴルン二世は、直ちに沿岸部の脅威を取り除きゴンドールを救援しなければ勝利はないことを悟る。
そこで3019年3月8日、彼は灰色の一行を率いて死者の道を通り、エレド・ニムライスを南に越え、夜半にエレヒ死者の軍勢を召集して手勢に加える。彼らはそのままゴンドールを騎行して東進、11日にラメドンの人間と海賊とがリンヒルの争奪戦をしているところに行きあい、死者の恐怖によって双方を追い散らす。ラメドンの領主アングボールだけが踏みとどまっており、彼は「勇気があるものがいたら自分たちのあとをついてくるように」というアラゴルンの指示を受けた。

3月13日、ペラルギルに到達した一行はそこで50隻の大型船と数え切れない小型船からなるウンバールの海賊の主力艦隊に行きあう。先にアラゴルン達が追い散らしていたハラドリムの一部は、船を使って逃げ出していたものもいたが、まだまだ数も多く、追い詰められて凶暴になっていた。だがアラゴルンが死者の軍勢を召し出すと、敵はその恐怖に耐えられず、逃れようと海に飛び込んで溺れ死ぬか、徒歩で南へと逃げだし、完全に潰走した。誓言を成就した死者たちはここでアラゴルンによって解放され、永久の眠りについた。

海賊の艦隊を鹵獲したアラゴルン達は、それぞれの大型船にドゥーネダインを派遣して、鎖で繫がれていた奴隷の漕ぎ手達を解放し、モルドールと戦うために力を貸してもらうよう鼓舞する。またペラルギルには、アングボールが連れてこられるだけの騎兵を引き連れてきたほか、「イシルドゥルの世継が現れた」という噂を聞きつけたレベンニンエシルなどの、海賊の脅威が取り除かれた辺境の諸侯国から、続々と兵が集まってきた。

3月14日にこれら諸侯国の援軍は海賊の船に乗り、ペラルギルを出航。船はアンドゥインを遡り、15日にハルロンドに到着し、ペレンノールへと乗り込んだ。

合戦の終結

両軍は日を徹して戦い続け、ハルロンドに向かって南に進むローハン軍、ハルロンドに接岸して次々と上陸し北上する灰色の一行と諸侯国の兵たち、イムラヒルが率いて東進するミナス・ティリスの軍勢に挟撃され、モルドールの軍勢はムーマキルにいたるまで全滅。モルドールとその同盟軍は殺されるか、逃げようとアンドゥインに飛び込んで溺れ死ぬかして、逃げ延びることができたものはほとんどいなかった。
だが、ナズグールの中で打ち倒されたのは魔王だけであった。そしてゴンドールとローハン軍にも多大な被害が出た。以下は、ゴンドール人ロヒルリム、及び灰色の一行の中で判明している戦死者の名である。

合戦の戦死者たちはムンドブルグの塚山に葬られ、後にローハンの詩人はムンドブルグの塚山の歌を作った。

救出されたファラミル療病院に運ばれ、魔王を刺したエーオウィンメリアドク・ブランディバックも運ばれてくる。そこでかれらは黒の息に冒されていることが明らかとなり、アラゴルン二世によりアセラスを用いた治療を受けた。このときアラゴルンは緑の石を身につけていたため、エルフの石の殿と呼ばれるようになる。またヨレスが口にした「王の手は癒やしの手」の伝承から、王がゴンドールに戻ってきたという噂がミナス・ティリスに広がり、ゴンドール人が王の帰還を自然と受け入れる大きな理由のひとつともなった。

画像

アラン・リー作画によるペレンノール野の合戦 アラン・リー作画によるペレンノール野の合戦

映画『ロード・オブ・ザ・リング』における設定

ドルーアダンの森およびランマス・エホールの描写は登場しない。
モルドール軍の攻城櫓はミナス・ティリスの第一階層城壁の高さにまで達しているほか、ミナス・ティリスからは据え付けの投石機で反撃している。
原作では戦闘開始前に、ミナス・ティリスの民間人は多くが疎開している設定だったが、映画では(おそらく危機感を高めるため)非戦闘員が第一階層でオークなどに襲われる姿が描かれている。ロヒルリムの突撃は、エーオメルの出番が多くカットされ、エーオメルらの台詞はセーオデンらの台詞に流用された。

原作では、ペラルギル方面の海賊を攻撃するまでだった死者の軍勢は、ミナス・ティリスを半ば制圧していたモルドール軍を直接攻撃している。
劇場公開版ではガンダルフ魔王が対峙するシーンはカットされているが、エクステンデッド・エディションにて、ガンダルフとペレグリン・トゥックが、恐るべき獣に乗った魔王と対峙している。この時ガンダルフは、魔王に杖を折られて圧倒されかけるが、ロヒルリムの軍勢が現れたため魔王は立ち去っている。

ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定

ミナス・ティリス城内での防衛戦、ロヒルリムと行動を共にしての戦い、アラゴルンらと行動を共にしての戦い、ゴスモグが送り込んできた増援との戦いがそれぞれプレイできる。
一方で、沈黙の通りに現れたナズグールや、彼が呼び起こした亡霊と戦うクエストもある。

『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるペレンノール野の合戦 『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるペレンノール野の合戦でのグロンド 『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における、ミナス・ティリスに入場した魔王 『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における、ペレンノール野の合戦でのセーオデン 『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるペレンノール野の合戦 『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるペレンノール野の合戦でのロヒルリムの突撃 『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における恐るべき獣と魔王 『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における、エーオウィンと対峙した魔王

コメント

最新の6件を表示しています。 コメントページを参照

  • ローハン軍の突撃するシーン、今思えばボロミアが信じ貫こうとした人間の勇気や矜持をセオデンたちが示してくれたんだなぁって -- 2021-11-21 (日) 21:30:13
  • 突撃のシーンで倒れていくローハン兵の中に一人だけ本物の人間と馬が混じってるってどこかで聞いたんだけど本当? -- 2022-02-07 (月) 20:31:36
  • 勝因になったかもしれない仮説を考えられるだけ箇条書きしてみると.....
    ・都の包囲軍の後詰めはペレンノール内に少数で分散してた。だから数千単位のローハン軍でも各個撃破が可能だった。
    ・そもそもローハン到来自体が想定外の速さで、対騎兵戦術や兵種が用意されていなかった。塹壕や柵等の設備も不用意。
    ・人間の同盟軍もモルグル軍に任せっきりで戦意が低かった。
    ・蹴散らされた北側の軍兵が平原の南に向けて殺到して味方と衝突、押しくらまんじゅう状態で戦列が更に混乱。
    ・その混乱を防ぐためのフレンドリーファイアも発生。
    ・ハラド騎兵とローハン騎兵とで圧倒的な実力差があった。東夷は戦車が主力で機動力で劣っていた
    ・etc. -- 2022-08-02 (火) 21:06:56
    • モルドール軍が構築していた塹壕や柵ってひょっとしてゴンドール側の脱出や反撃を防御する役割の他に、現れうる自由の民の援軍にたいして対抗する野戦築城の類だったりするんですかね?もしそうだったらローハン軍やアラゴルンの来援が無茶苦茶に遅れて塹壕と馬防柵にて有機的に連結された拠点群に対して下馬と工兵で陣地戦をやらされるはめになったら随分苦労させられたかも。 -- 2022-08-07 (日) 18:56:27
    • 旗手・伝令・鼓笛手の類いを潰して部隊間の通信を遮断するだけでも大分有利になる -- 2024-01-28 (日) 14:05:49
    • 自分は原作と映画に準拠して「魔王の消滅」を挙げようとしていたが、この案件も議論の迷走を防ぐため、歴史と近現代の軍事の元専門家級の知識を持って持論を展開すべき案件なんだろうか?IF要素反対論にあってもいけないしかなり迷っている。 -- 2024-01-28 (日) 17:13:32
      • ちょっと議論からズレるが、俺的にIF話題で荒れるのは4パターンあると思っている。
        ①明確な論拠ないIF話題は妄想!という過激派が現れる(例:ヴァリアグおじさん)
        ②自分が話したいことonlyで周りが見えていない、周りがとてもついていけない一人遊びを投稿する
        ③仮説またはそれへの反論である自説を、明確な根拠や論理なく押し通そうとする
        ④お互いがお互いに相手をやりこめようと③に走る
         
        自戒や自省も兼ねて振り返ると一番荒れるのは④だと思う。
        次いで③かな。①も荒れがちだが、そもそもIF論自体許せないみたいな原理主義者は俺はかのヴァリアグおじさん以外、365日張り付いているが見たことはない。
        ②は年に数回現れるかくらいのアクシデントなので、普通に気をつければ大丈夫じゃないかな。
        ③や④についてはIF論に限った話じゃないですし。
        専門家じゃなきゃ話せないなんて、実につまらない空間ですよ。 -- 2024-01-28 (日) 20:14:49
        • どうもありがとう。「脱線に対して脱線をやっても仕方ないよね」という事で本筋から外れた意見は自粛する次第。もうマジで自己責任。 -- 2024-01-28 (日) 22:03:53
    • というか、「良く訓練された最良の騎兵軍団が最良のタイミングで最良の指揮官に指揮されて突撃する」って我々の戦史上でも勝ち確ボーナス突入って感じだからなぁ。
      坂の上の雲あたりでも語られてた内容ですが、戦車という完全上位互換や機関銃という確定Kill兵器が出るまでは、運用によりとてつもない破壊力と機動力を発揮する兵種ですし。 -- 2024-01-31 (水) 09:34:43
  • 同時期に谷間の国で合戦が行われ、ダインとブランドが戦死したって考えるとなんか悲しくなる… -- 2023-07-21 (金) 06:14:14
  • 一騎の幅が3m(剣と槍が届く範囲)だとして100騎が並ぶと、敵から見れば300mの壁が押し寄せて来る事になる。総勢6000騎だとそれが60回連続で来る。そう考えれば大分強そう。 -- 2024-01-29 (月) 02:51:10
  • ローハン軍が敵を馬で轢いていくのは圧巻だったなあ…。ゴンドール軍映画でもっと活躍してほしかった。 -- 2024-02-02 (金) 18:57:36
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