フォロドワイス

概要

カテゴリー地名種族
スペルForodwaith
その他の呼び名北方荒地

解説

シンダリンで「北方の地」または「北方の民」の意味。

地名としてのフォロドワイス

指輪物語』では中つ国の地図の北端、北方荒地カルン・ドゥームの間に「フォロドワイス」の地名がある。
これについてクリストファ・トールキンは『終わらざりし物語』の註で、北方荒地とフォロドワイスは同じ地域を指し、父トールキンが書いた地図の一つでも両者は同一視されていたとしている。そのため同書に収録された改訂版の地図では、フォロドワイスのみが中つ国極北部の地名として記されている。

種族としてのフォロドワイス

追補編』で、フォロヒェルに住むロッソス族が「大昔の人間フォロドワイス族の名残りを留める者たち(remnant of the Forodwaith, Men of far-off days)」と言及されているのみで、それ以外には全く触れられていない。

Iron Crown Enterprisesによる設定

サプリメント『The Northern Waste』の舞台。ロッソスの他にも氷のエルフ(Ice Elves)等の住民が登場する。またウルダール(Uldar)など、氷に閉ざされた海の向こう側の勢力についても言及されている。

コメント

最新の6件を表示しています。 コメントページを参照

  • 謎の最果ての地 -- 2017-10-30 (月) 14:58:26
  • ここの遺跡でガラドリエルが見つけたサウロンの印は結局何だったのか。ガラドリエルは「サウロンはもっと北」とか言っていたけど…… -- 2022-10-21 (金) 23:25:14
  • 「邦訳ではこのForodwaithは種族として解釈されているが、これも地名の可能性がある」とありますが、これは原文からしても種族としか解釈できないのでは?フォロドワイス(地名)の名残り(remnant)って意味不明ですし -- 2022-10-23 (日) 18:26:47
    • 「人間は住む土地に似る」じゃないですが、フォロドワイスという土地の名残がある人、ととることも出来ると思います。まあこれだと「フォロドワイスに住んでいた人間の名残」というのとほぼ同義になりますが、ただ「種族」までは言えないかもしれない(単にフォロドワイスに住んでいただけという意味) -- 2022-10-23 (日) 19:03:10
      • それだとMen of far-off daysがどこにかかっているのかがわからなくなってくるように思います。この節がthe Forodwaithにかからないのだとすれば、主語のTheseにかかるということになり、つまりロスソス族が大昔の人間ということになってしまう -- 2022-10-23 (日) 23:38:55
      • ロスソスが大昔でなくても、フォロドワイスの土地に住んでいた者は大昔と言っても大丈夫かと。ただ自分で言っていてもあまり自信はないです。実際海外サイトだとどう解釈されているのか見てみることにします -- 2022-10-23 (日) 23:51:45
      • 私も海外サイトを見てみましたが、Tolkien GatewayでもEncyclopedia of ArdaでもForodwaithにPeopleの用法が挙げられており、やはり該当箇所は普通に読めば種族としか解釈できないのだと思われます -- 2022-10-29 (土) 19:23:25
      • 該当部分は削除しました -- 2022-10-29 (土) 21:20:55
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