ファンゴルン

概要

カテゴリー地名
スペルFangorn
その他の呼び名アンバローナ(Ambaróna)
タウレモールナ(Tauremorna)*1
タウレモールナローメ(Tauremornalómë)*2
アルダロメ(Aldalómë)*3
エント森、エントの森(Entwood)*4
東の端(East End)*5

解説

「これは古い森だ。とても古い森なのさ。」と、エルフがいいました。「それはそれは古いので、わたしなんか、君のような子供たちと旅に出てから感じたこともないほど、子供っぽくなったような感じがするくらいさ。この森は古く、たくさんの記憶を秘めてる。もし平和な時代に来たのであれば、ここで楽しくできるのに。」*6

シンダール語で「木の鬚」の意(この地に住むエント木の鬚の名が、土地の呼び名に転用されたものと思われる)。
霧ふり山脈の南東、オルサンクの北東、ローハンロスローリエンの中間あたりにある、エントが住む森林。太古の大森林の生き残りで、第一紀以前には緑森大森林ロスローリエンの森とつながり、エリアドール一帯やベレリアンドに至るまで広がっていたという。
木の鬚自身の歌ったには、アンバローナ、タウレモールナ、タウレモールナローメ 、アルダロメといった別名もある。ローハンではエント森と呼ばれた。

この中では幾重にも生い茂った樹木の列が灰色の黄昏に没しており、その他には生物の気配を感じないほど森閑としている。ここの木々はエントに育てられたためにある程度の意志に目覚めており、闇の森古森ほど重苦しくはないにしても濃厚な気配が満ち、森を害する者に敵意を持っている。中には大暗黒の暗闇がいまだに残存し、邪悪な心を持った木々が巣食っている極めて危険な場所も点在するという。

指輪戦争の時、オークの一団から逃げ出したペレグリン・トゥックメリアドク・ブランディバックがここに逃げ込み、木の鬚せっかちなどのエントたちと出会った。
また、彼らを探してファンゴルンにやってきたレゴラスはこの森に魅せられ、指輪戦争が終結し指輪の仲間が解散すると、ギムリを連れてこの森を散策しに出かけていった(その代わり、ギムリはレゴラスを燦光洞へ連れて行った)。

コメント

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  • 「タウレモールナ」の項とあわせて読むと、エント流のクウェンヤ語による地名の付け方の一端が伺われる。
    「丘、そう、それじゃよ。だが、この世が形作られてからこのかたずっとここに立っているもののことをいうには、せっかちな言葉じゃのう」 -- カイト
  • 古森もかつてはここの一部だったんでしょうね。柳じじいのことを考えると。 -- エグゼクター
  • メリーとピピンがこの森で感じた息苦しさは、濃厚なフィトンチッドの所為だろうか -- 2007-10-03 (水) 19:53:41
  • 今日、NHKのBSプレミアムでバハマのブルーホールという水中洞窟の話を見ていた。水中カメラマンが洞窟の中に潜っていって撮った鍾乳石の画像を流してたんだが、その洞窟の一番奥にあるのがファンゴルンの森。 -- 2011-10-01 (土) 23:08:01
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*1 エント流につなげたクウェンヤの名。taureは森(forest)、mornaは暗い(dark)の意味
*2 エント流につなげたクウェンヤの名。タウレモールナに、薄暗い(dusk)の意味のlómëを加えた語
*3 aldaはクウェンヤで木(tree)の意味
*4 古英語Entwuduを現代英語化した形。wuduはwoodのこと
*5 unfinished index』'Name of Fangorn Forest in the Elder Days'(上古でのファンゴルンの森の名)。
*6 指輪物語 二つの塔 上』「五 白の乗手」 ファンゴルンについてギムリに向けて語るレゴラス

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Last-modified: 2015-09-20 (日) 13:32:07 (1059d)