ヒスルム

概要

カテゴリー地名
スペルHithlum
その他の呼び名ヒーシローメ(Hísilómë)

解説

ベレリアンドの北西にある、東と南をエレド・ウェスリンに、西をエレド・ローミンの山脈によって囲まれた広大な地域(ベレリアンドには含まれない)。南西部はドル=ローミン、南東部は湖と山脈を挟んでミスリムと呼ばれる。
モルゴスが流謫のノルドールの野営地へと送ってきた雲に由来して、ノルドールはこの地をクウェンヤで「霧の国」(Land of Mist)の意味のヒーシローメと名付けたが、後にこの地に住んだシンダールによってヒスルムの名で呼ばれるようになった。アングバンドの包囲が続いていた間は美しい土地だったが、冷涼な気候で冬は寒かった。

ミスリムはフェアノールの軍勢が野営地を築いてダゴール=ヌイン=ギリアスの舞台となり、後にはフィンゴルフィンに率いられてヘルカラクセを横断してきた軍勢も野営地を築いた。その後ヒスルム全土がノルドール上級王フィンゴルフィンが統治する土地となり、南西部のドル=ローミンは息子のフィンゴンに与えられた。ただし彼らの本拠地はエレド・ウェスリンの東側にあるエイセル・シリオンの城砦だった。また、後にドル=ローミンはエダインであるハドル家に与えられた。

ダゴール・ブラゴルラハ以降、この地はモルゴスに攻撃されるようになり、エレド・ウェスリンで戦闘が行われた。さらに山脈を迂回してきた敵によって北からも攻撃された。だがフィンゴルフィンの死後王位を継承したフィンゴンが、キーアダンの援助を得て攻撃を撃退した。
しかしニアナイス・アルノイディアドによってフィンゴンの王国は滅び、ハドルの族の戦士たちの大多数も討ち死にした。そのため東夷オークが侵入してきて、この地に残った僅かなエルフとハドルの族の生き残りは迫害された。

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Last-modified: 2011-05-20 (金) 08:21:16 (2618d)