バンドブラス・トゥック†
概要†
カテゴリー | 人名 |
---|---|
スペル | Bandobras Took |
その他の呼び名 | 牛うなり、うなり牛(Bullroarer) 牛うなりのバンドブラス(Bandobras the Bullroarer) うなり牛のトック(Bullroarer Took) |
種族 | ホビット |
性別 | 男 |
生没年 | 庄暦1104年(第三紀2704年)~1206年(2806年)(享年102) |
親 | アイザムブラス・トゥック三世(父) |
兄弟 | フェルンブラス・トゥック二世(兄) |
子 | 子孫は北トゥック家などに多数存在するが詳細は不明 |
解説†
牛うなりの異名で知られる、ホビットの歴史に名を残す豪傑。アイゼングリム・トゥック二世の息子であるアイザムブラス・トゥック三世の息子*1。北トゥック家等に多数の子孫を残す。ビルボ・バギンズから見るとバンドブラスは4世代上の大大大叔父*2にあたり、ビルボの母方の祖父であるゲロンティアス・トゥック(トゥック翁)の大叔父*3になる。
ホビットとしては非常に長身で、4フィート5インチ(約135cm)にも達し、(小馬ではない)普通の馬に乗ることも出来たという。エント水を飲んだメリアドク・ブランディバックとペレグリン・トゥックに抜かれるまでは、最も背の高いホビットとしても知られていた。
第三紀2747年、ホビット庄にグラム山のオークが侵入した時、バンドブラスは他のホビット達を率い、緑野の合戦でオークを撃退した。この戦いでバンドブラス自身はオークたちの中に突っ込み、木の棍棒でゴルフィンブールを討ち取った。
牛うなり(Bullroarer)†
バンドブラスの異名である牛うなり(『ホビットの冒険』ではうなり牛)は、Bullroarerを瀬田貞二が翻訳したもの。
bullroarerを日本語に直訳すると唸り木。ブルロアラー、ブルローラーなどと片仮名表記されることもある。
bullroarerは、長さ30~50センチメートルの長方形の木片に紐を付け、回転させることで音を鳴らす楽器の一種。「牛がうなるような」と比喩されることもある低い音を発し、娯楽のほかに、儀式や通信道具として使われることもあった。
オセアニアの伝統楽器として特に有名だが、イギリスを含むヨーロッパや北米大陸など、世界各地で石器時代の頃から使用されていたものが発見されている。
コメント†
最新の6件を表示しています。 コメントページを参照