バギンズ家†
概要†
解説†
ホビットの名士の一族。ビルボ・バギンズおよびフロド・バギンズ*1の属する家柄。
代々お山の近辺を住処としており、ビルボとフロドはお山にある袋小路屋敷に住む。分別くさく、安穏な暮らしをよしとする気質の持ち主が多い裕福な家系であるとされ、ホビットの間では好評を勝ち得ていた。トゥック家やブランディバック家とも親族に当たる。
バギンズ家の職業が何だったかについての言及はないが、特に職人や農夫のような仕事をしている描写がない一方で、地元の名士で裕福とされる事から、お山周辺の地主だったのではないかと想像される。
ビルボはバギンズ家でありながら、はなれ山への冒険を行い、ガンダルフやドワーフ、エルフらと親しい交友を続けたことから、バギンズ一族の異端児として有名になった。その後継者のフロドも変わり者として有名だった。
ビルボもフロドも結婚せず、子を残さなかった。
ビルボの親戚であるオソ・サックビル=バギンズとその妻ロベリアの息子ロソは指輪戦争時、サルマン(シャーキー)に命じられたグリーマ(蛇の舌)によって殺され、子を残さなかった。他にもビルボに従兄弟はいたが、ボルジャー家、袴帯家、足高家、丸面家のものと結婚して、バギンズ家からは分かれていった。
フロドは袋小路屋敷など全ての資産をサムワイズ・ギャムジーに残してアマンへ去ったため、バギンズ家の資産はサムワイズの長男フロドから始まるお山の庭師家に受け継がれた。
コメント†
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