ナンドール

概要

カテゴリー種族
スペルNandor
その他の呼び名ナンドール・エルフ(Nandorin Elves)

解説

クウェンヤで「引き返したる者たち(Those who turn back)」の意味だといわれる。クイヴィエーネンから西方のアマンを目指す大いなる旅の途中で、霧ふり山脈を越えるのを拒んだテレリ族のエルフのこと。
彼らはオルウェの一行から離れてレンウェに率いられ、大河アンドゥインに沿って南下していった。アンドゥインの谷間の森(闇の森?)に長年住み着いた者、アンドゥインの河口に辿り着いて海辺(エゼッロンド?)に住んだ者、白の山脈に沿って再び北上しエリアドールの荒野に入った者などがいるとされる。
ナンドール族のうち霧ふり山脈の東に留まった者は、後にタワルワイス(シルヴァン・エルフ)と呼ばれた。

ナンドール族の一部は、ずっと後になって北方から出現したモルゴス配下の邪悪な者たちから逃れるため、レンウェの息子デネソールに率いられ青の山脈を西に越え、ベレリアンドに入った。彼らはシンダール族のシンゴル王の庇護下でオッシリアンドに住むようになったが、ベレリアンド最初の合戦に参加した際に大きな被害を出しデネソールも討ち死にすると、シンゴルの治めるドリアスへ逃れた者たちと、オッシリアンドに残った者たちに分かれた。
ドリアスへ逃れた者たちは主としてアルソーリエンに定住した。一方、オッシリアンドに残った者たちはライクウェンディ(緑のエルフ)と呼ばれた。

Include/エルフ

コメント

最新の6件を表示しています。 コメントページを参照

  • シルヴァンと説明されてるアロンディルは実際は彼らの一員では。太陽が初めて昇った時に偶々南にいて強烈な日射しに焼かれたとか、ウンゴリアントとはち合わせて吐瀉したラウレリンの樹液と毒のダブルパンチを食らったとか。 -- 2022-09-04 (日) 20:21:58
お名前:

人種差別をあおるもの、公序良俗に反するもの、項目とは関係ないコメント、他コメント者への個人攻撃及び価値観の押しつけや、相手を言い負かすことが目的の非建設的な議論、現実世界の政治および近代・現代史、特定国家、団体、民族などに結びつけ批判、揶揄するようなコメントなどは削除の対象となります。その他コメントについて。
Last-modified: