ドワーリン

概要

カテゴリー人名
スペルDwalin
異訳ドワリン
種族ドワーフ長鬚族
性別
生没年第三紀2772~3112*1(享年340)*2
フンディン(父)
兄弟バーリン(兄)

解説

フンディンの息子でバーリンの弟。
ホビットの冒険』においてビルボと旅をした13人のドワーフの一人。明るい目の持ち主で、長く青い鬚をして、濃い緑色の頭巾をかぶっていた。お茶の時間に袋小路屋敷に押しかけた際には食後にバーリンと同じくヴィオラを演奏している。

第三紀2841年にスライン二世エレボールに向かおうとした時、ドワーリンはバーリンらと共にスラインに同行する。だがその旅でスラインは行方不明になり(ドル・グルドゥア死人占い師に捕らわれた)、ドワーリンはバーリンとともにスラインを空しく捜索したが見出せず、青の山脈に戻った。

2941年、ドワーリンは13人のドワーフの一人としてビルボと共にエレボールへ遠征した。ドワーリンは五軍の合戦を生き残り、山の下の王国に移住した。

映画『ホビット』における設定

筋骨隆々とした巨漢で、仲間内では最も背が高い(150cm)。トーリンに盲目的と言える程の忠誠を誓っている。参謀的存在の兄バーリンとは対照的に特攻隊長的存在で、戦闘の際には常に仲間の先頭に立つ生粋の戦士である。基本的にエルフを含めてドワーフ以外の種族を信用しておらず、機転は利くが戦闘力で劣るビルボとも他の仲間ほどは打ち解けなかった。

原作では、ナンドゥヒリオンの合戦に参加しているかは不明だが、映画ではその姿が見られる(髪型がモヒカンカットになっている)。袋小路屋敷に一番早く来訪し、その後ドワーフたちが集まったときには、ボフールと共に楽器を演奏している(原作にあるヴィオラでなく小さいフィドルになっており、音はハルダンゲル(Wikipedia:ハーディングフェーレ)風の音を再現するため、バンジョーとフィドルの音が合わせられている)。
2本の斧Grasper(補足者)、Keeper(番人)*3の他に、戦鎚も使っている。五軍の合戦では翡翠でできた斧をふるっており、重装備の時には翡翠の大斧の他に2本の手斧と翡翠の短剣を装備している。

トーリンの変貌に最も心を痛めていたが、トーリンは彼の諫言さえも退ける程妄執していた。五軍の合戦では、トーリン、フィーリキーリと共に、アゾグを討ち取るべくからすが丘へと進撃する。しかし、アゾグ軍と遅れて到着したボルグ軍の反撃に遭い、トーリン、フィーリ、キーリが戦死。遅れて参戦したレゴラスタウリエルを除くと、からすが丘で生き残ったのはドワーリンと、危機を知らせに駆けつけたビルボだけだった。

下記画像右手。
バーリン(左)とドワーリン(右)

ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定

はなれ山にいるのではなく、青の山脈に残されていたトーリンの館の主人となっている。

画像

『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるバーリンとドワーリン(五軍の合戦前)『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における、トーリンの館のドワーリン(指輪戦争時)『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるドワーリン

コメント

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  • extended版では葬儀の場面が追加されることが決まったらしいけどドワーリンとバーリンを観ていられなくなりそう。 -- 2015-05-11 (月) 12:31:33
  • 交渉の時、恐ろしい位の重装備でしたね。上から下まで鎧でガッチガチに固めてその上斧を三本も携行してる。お前は戦車か…身動きとれるのかよって思いました -- 2015-06-01 (月) 02:20:38
  • 「ねぇねぇドワーリン様、樫の盾の王様とホビットのお話、聞かせてよ…」「そうじゃなぁ…何から話そうかのぉ…(遠い目)」 -- 2015-06-23 (火) 22:43:53
    • やばい泣ける。きっとトーリンの墓所に連れて行ってオルクリストを見せるんだろうな。光って警告するくらいだから閲覧可能だろうし。 -- 2015-07-31 (金) 23:06:05
      • トーリンはアーケン石を胸に抱き眠っていて、オルクリストが墓石のかわりに立っているのではないかなあ。どちらにせよ、トーリンとフィーリ兄弟をなくした彼の心痛を思うとつらいですよね... -- 2015-08-04 (火) 00:54:39
      • ドワーリンを演じたグレアム氏は「三人の死によってドワーリンは打ちのめされ二度と立ち直れなかったと思う」と発言していましたね。 -- 2015-08-12 (水) 00:50:20
  • トーリンの感情の動きに合わせてドワーリンの感情は動く。例えば、トーリンが怒ればドワーリンも一緒に怒る。ドワーリンはそういう男だから、ビルボがアーケン石を渡したと告白した時に彼が一緒になって怒らなかったことがその時のトーリンの状態の異常性をよく表してる -- 2015-10-22 (木) 13:11:22
  • extended versionにも採用されなかった版ではトーリンはドワーリンの目の前で殺されることになっていた。合成前映像を観たけれどかなりかわいそうな描写……。 -- 2015-11-25 (水) 01:44:39
    • 残酷すぎる・・・ -- 2015-11-29 (日) 17:24:28
      • それだけドワーリンが制作陣に重要視されていた証でしょうね。原作ではほとんど個性がないのに。 -- 2015-11-29 (日) 21:52:09
    • トーリンが致命傷を負ったのを見て、泣きそうな表情で崩れ落ちていた……。 -- 2016-01-01 (金) 21:16:30
  • 五軍の合戦後、戦の時代は終わって彼みたいな根っからの軍人は必要なくなっていったでしょうね。戦場で死んだほうが彼にとっては本望だったかもしれません。 -- 2015-11-26 (木) 00:50:13
    • どうでしょうね。ゴブリン(オーク)やアクマイヌは撃退されたとは言っても滅んだわけではないし、不穏な影は消えてはいなかったですから。 -- 2015-11-26 (木) 04:34:55
    • 余生はトーリン・フィーリ・キーリの命を奪ったオーク族を根絶やしにすることを目的に生きたんじゃないかなあと映画を見て思った -- 2015-11-28 (土) 04:17:54
      • 泰平の江戸時代まで生き延びてしまった戦国武士みたいな感じかな?最期は、同じように死に場所を求めていた強者ウルクと相討ちとか -- 2015-11-30 (月) 00:34:21
      • 徳川幕府における大久保彦左衛門みたいな印象。 -- 2017-01-29 (日) 15:53:19
    • 個人的な予想ですが、エレボール軍の総司令官か軍事顧問みたいな地位についたんじゃないかと。 -- 2015-11-30 (月) 00:58:44
      • イメージ的には司令官というより最後まで大将の進む道を開ける荒武者って立ち位置だと思いますね -- 2015-12-08 (火) 00:12:24
    • 少なくとも原作では指輪戦争まで生きているのは確実ですし、映画の雰囲気でもそれまで生きていそうだから、その時にまた活躍したでしょう。あるいは指輪戦争前の、谷間の国と東夷の小規模紛争の援軍に行ったかも -- 2015-12-01 (火) 03:56:09
  • 葬儀でバーリンは泣いているのに、じっと歯を食いしばるような表情でトーリンの亡骸を見つめていたのが印象的だった。 -- 2016-03-15 (火) 00:42:40
  • 国内外のファンアートでレゴラスが踏み台にしてるのは彼w -- 2016-04-25 (月) 11:38:55
  • 追補編で没年か3112年とあるのをみて、第三紀ってそんなに続いたっけ?と年表を確認した。グローインは第四紀15とかいてあるのに -- 2016-05-08 (日) 07:45:58
  • ドワーリンのドワーリン感すき -- 2017-08-17 (木) 20:46:56
    • ドワー~という名前を教授が気に入って、袋小路に押しかけるドワーフのトップバッターにしたんだろうかな?つまり読者にとってドワーフの第一印象はコイツが担っている -- 2018-07-02 (月) 19:11:02
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*1 第四紀の表記に直すと91年だが、資料では3112年となっている。その理由は不明
*2 340歳はドワーフとしては長寿過ぎるが、クリストファー・トールキンは『The Peoples of Middle-earth』の中で、ドワーリンの没年が3112年と一貫して表記されていることに注目している。ただし第四紀2年に251歳で死んだという初期の不明瞭な原稿があるという
*3 作家のエミリー・ブロンテ(Wikipedia:エミリー・ブロンテ)が飼っていた番犬の名が元ネタで、マクタビッシュの発案が採用された。クズドゥルでの名がキアスのアンゲアサス・モリアでそれぞれの斧にで彫られている(GrasperがUKhLAT、KeeperがUMRAZ

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Last-modified: 2018-07-13 (金) 18:37:01 (73d)