ドワリン†
概要†
解説†
『ホビットの冒険』及び書籍版『指輪物語』での表記はドワーリン。『指輪物語』電子書籍版の翻訳改訂でドワリンに修正された。
フンディンの息子でバリンの弟。
『ホビットの冒険』においてビルボと旅をした13人のドワーフの一人。明るい目の持ち主で、長く青い鬚をして、濃い緑色の頭巾をかぶっていた。お茶の時間に袋小路屋敷に押しかけた際には食後にバリンと同じくヴィオラを演奏している。
第三紀2841年にスラーイン二世がエレボールへ向かおうとした時、ドワリンはバリンらと共にスラーインに同行する。だがその旅でスラーインは行方不明になり(ドル・グルドゥルの死人占い師に捕らわれた)、ドワリンはバリンと共にスラーインを空しく捜索したが見出せず、青の山脈に戻った。
2941年、ドワリンは13人のドワーフの一人としてビルボと共にエレボールへ遠征した。ドワリンは五軍の合戦を生き残り、山の下の王国に移住した。
映画『ホビット』における設定†
俳優 | グレアム・マクタビッシュ |
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日本語吹き替え | 玄田哲章 |
字幕及び吹替での名前は『ホビットの冒険』書籍版及び『指輪物語』書籍新版に従いドワーリン。
筋骨隆々とした巨漢で、仲間内では最も背が高い(150cm)。スキンヘッドで頭頂部には入墨でドワーフの歴史が刻み込まれている。ソーリンに盲目的と言える程の忠誠を誓っている。参謀的存在の兄バリンとは対照的に特攻隊長的存在で、戦闘の際には常に仲間の先頭に立つ生粋の戦士である。基本的にエルフを含めてドワーフ以外の種族を信用しておらず、機転は利くが戦闘力で劣るビルボとも他の仲間ほどは打ち解けなかった。
原作では、ナンドゥヒリオンの合戦に参加しているかは不明だが、映画ではその姿が見られる(髪型がモヒカンカットになっている)。袋小路屋敷に一番早く来訪し、その後ドワーフたちが集まったときには、ボーフールと共に楽器を演奏している(原作にあるヴィオラでなく小さいフィドルになっており、音はハルダンゲル(Wikipedia:ハーディングフェーレ)風の音を再現するため、バンジョーとフィドルの音が合わせられている)。
2本の斧Grasper(捕捉者)、Keeper(番人)*3の他に、大きな戦鎚とナイフを装備している。五軍の合戦では翡翠でできた斧をふるっており、重装備の時には翡翠の大斧の他に2本の手斧と翡翠の短剣を装備している。
山の下の王国の宝を手にしたソーリンの変貌に最も心を痛めていたが、ソーリンは彼の諫言さえも退ける程宝に妄執していた。五軍の合戦では、ソーリンの指揮のもと、バリン、フィーリ、キーリと共に、アゾグを討ち取るべくからすが丘へと進撃する。途中で乗っていたチャリオットが破損すると、フィーリ、キーリとともに山羊を分離して進軍を続ける。バリンはその場にとどまる。しかし、アゾグ軍と遅れて到着したボルグ軍の反撃に遭い、ソーリン、フィーリ、キーリが戦死。遅れて参戦したレゴラスとタウリエルを除くと、からすが丘で生き残ったのはドワリンと、危機を知らせに駆けつけたビルボだけだった。
グッズ†
#amazon(B00BN11NJW) #amazon(B00BN11NI8) #amazon(B00AY5REP0)ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
はなれ山にいるのではなく、青の山脈に残されていたソーリンの館の主人となっている。
画像†
Include/ソーリンとその仲間†
ソーリンとその仲間 | |
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ドワーフ | ソーリン・オーケンシールド、バリン、ドワリン、フィーリ、キーリ、ドーリ、ノーリ、オーリ、オーイン、グローイン、ビーフール、ボーフール、ボンブール |
ホビット | ビルボ・バギンズ(忍びの者) |
魔法使い | ガンダルフ |
コメント†
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