トゥック一族

概要

カテゴリー人名
スペルTook Family*1
異訳トック家
その他の呼び名トゥック家、トゥックの衆、トゥック一党、トゥックの一党(Tooks)
種族ホビット

解説

ホビットの豪族。ペレグリン・トゥックの属する家柄。
ファロハイドに起源を持ち、ホビットの中でも抜きん出た富と名声を維持してきたが、一方で冒険好きな変わり者が多いことでも知られており、平穏を好むホビット庄にあっては白眼視されることもあった。トゥック郷大スミアルを本拠とし、オールドバック一族(後のブランディバック一族)からその地位を譲られて以来、代々の家長がセイン職を務める。

指輪戦争までの間に名を残した者としては、“牛うなり”ことバンドブラス・トゥック、“トゥック翁”として知られるゲロンティウス・トゥック、旅に出て戻らなかったというヒルディフォンズ・トゥック、船乗りになったというアイゼンガー・トゥックなどがいる。ビルボ・バギンズも、母方にトゥックの血を受け継いでいるが故、冒険に飛び出す変わり者となったと言われている。
またバンドブラス・トゥックから出た分家として「ロング・クリーヴの北トゥック家(North-tooks of Long Cleeve)」がある。

一族の数が多く、ずばぬけて富裕であり、代々風変わりな性質と冒険好きな気質さえそなえた強い個性の持ち主を生み出す傾向があった。
この一族の長を指して『トゥック氏*2』と称し、もし必要なら、アイゼングリム二世のごとく、その名前に数字を付け加える習慣がいまだに続いていた。*3

トック家といえば、小山から流れてくる小川(このあたりでは、ただ「流れ」と呼んでいます)の、川向こうに住むホビット仲間の本家でした。そして昔から、トック家の血筋には、だれか、妖精小人*4(少しいじわるい人はゴブリン小人だといいます)の家すじの者と結婚した人があったという、いい伝えがあります。そういえばたしかに、トック家には、まったくのホビット族らしくないところが残っていて、時おり、この一族のひとりが家をとび出して、冒険をしでかします。そういう変わり者たちは、こっそりとすがたをかくし、トック家の方でも口をぬぐって知らんかおをしました。*5

トゥックの向こう見ずが欲しいもんじゃ(じゃがほどほどにの、ペレグリン殿)。*6

コメント

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照(コメントページ直接編集もこちら)

  • ホビット族一の名家 -- 2010-09-16 (木) 16:50:23
  • 先祖に妖精小人=エルフ系がいるという話は本当なのだろうか? -- 2014-10-18 (土) 18:11:01
    • ファロハイドの特徴にはエルフめいたところがありますね。実際に婚姻があったかはともかく、親しく交流した結果エルフ的になり、それが後世fairyの血が流れてると見なされる原因になったという可能性はありそうです。 -- 2014-10-19 (日) 06:02:45
    • それとも実際、エルフの血を引いていたと考えても面白いかもしれませんね。 でも、トゥック一族はストゥア系だったのでは? -- 2014-10-21 (火) 19:51:48
      • なんとなくだがトゥック家はハロファイドっぽいような、強いていえばブランディバック家とか。 -- 2014-10-22 (水) 02:17:44
  • 王族なのに変わり者扱いされているのか… -- 2014-10-24 (金) 00:28:15
    • それもなんだかホビットらしい、と言えば彼らに失礼になるでしょうか? -- 2015-04-05 (日) 21:03:50
コメント: (他のコメントへの返信は、そのコメントのラジオボタンにチェックしてください)

*1 トゥック(Took)は、意味が忘れ去られた古いホビットの名前、Tûkの英語風表記。
*2 原文"The Took"
*3 指輪物語 旅の仲間』「序章三 ホビット庄の社会秩序」
*4 原文"fairy"
*5 ホビットの冒険』「思いがけないお客たち」
*6 終わらざりし物語』「エレボールへの遠征」 ガンダルフの言葉

トップトップ   編集編集 凍結凍結 差分差分 バックアップバックアップ 添付添付 複製複製 名前変更名前変更 リロードリロード   新規新規 一覧一覧 単語検索単語検索 最終更新最終更新   ヘルプヘルプ   最終更新のRSS最終更新のRSS
Last-modified: 2015-04-05 (日) 21:03:50 (1269d)