ストゥア

概要

カテゴリー種族
スペルStoor(単) / Stoors(複)*1

解説

ホビットの三つの支族のうちの一つ。
ハーフット族やファロハイド族に比べてがっしりとして肩幅が広く、大きな手足を持つ。ホビットの三支族の中でストゥア族だけが顎鬚を生やすことがあった。平地や川辺を好み、一般に水を嫌うホビットには珍しく、船に乗ったり泳いだりする習慣がある。人間をあまり恐れなかったという。

アンドゥインの谷間に長く留まった後、ハーフット族の後に続いて第三紀1150年頃に霧ふり山脈を越えてエリアドールに入った。彼らの一部は三角地に住んだが、多くは南下してエネドワイスサルバド褐色国ダンランドの近隣に定住した。その後のエリアドールでアングマールの脅威が出現すると、三角地のストゥア族は西と南に逃げた(年表によると1356年頃)。この時、彼らの中の一部はリョヴァニオンに戻り、あやめ川の畔に住む漁民となった者たちもいた*2。1630年頃、褐色国にいたストゥア族は北上して一番最後にホビット庄にやってきた。

他の二支族に合流するのが遅かったので、ホビット庄内では独特の習慣や語彙を多く留めた。ブランディバック家をはじめとした沢地の国の住人(およびバック郷の住人)は、舟遊びの習慣や顎鬚を生やすことなどから、ストゥア族の血を色濃く受け継いでいることが知られていた。地上に建てた家に住むことを始めたのもかれらであるという。

Include/ホビット

コメント

最新の6件を表示しています。 コメントページを参照

  • それは正確でないでしょう-->フロド・バギンズもストゥア族の出身 -- ほげ 2007-07-13 (金) 17:19:26
    • フロドの両親はボートに乗っていたところ、ボートが転覆して水死しました。ボートに乗るのはストゥアの特徴です -- 2007-07-13 (金) 19:24:55
      • ホビット庄では混血が進んでいるので誰がどの氏族、とは言いがたいようです。フロドの母はブランディバック家の人ですし(メリーがストゥア、そのいとこのピピンもストゥアってことになっちゃう) -- りおん 2007-07-28 (土) 11:37:25
  • 「お世辞さ」と、メリー・ブランディバックがいいました。「だから、事実は、しからずですよ。」 -- 2015-09-28 (月) 22:09:23
  • ストゥア族と言えばゴラムですよね。 -- 2022-09-11 (日) 04:33:47
  • もゴクリの魚好きってもしかしてスメアゴル個人だけじゃなくてストゥア族全体の傾向だったりする? -- 2022-10-17 (月) 23:58:39
    • 一部はあやめ川の畔で漁民になってたことを考えると、ありえなくはなさそう。 -- 2023-06-17 (土) 12:06:52
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