シャドウ・オブ・ウォー†
概要†
カテゴリー | ゲーム |
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スペル | Middle-earth: Shadow of War |
Warner Bros. Gamesより発売された、『シャドウ・オブ・モルドール』の続編となるゲーム。プラットフォームはWin10/PS4/Xbox One。英語版は2017年8月22日発売予定とされていたが、10月10日に延期された*1。日本語版は10月12日発売で、前作と同様Z指定(18歳以上対象)。Windows版は日本語を含む各国語に対応しており、Steam及びWindows Storeで販売されている。
その後、本編とダウンロードコンテンツ(DLC)がセットになった『シャドウ・オブ・ウォー ディフィニティブ・エディション』も発売された(Steamでは2018年8月28日、日本ではPS4版が2018年10月11日)。
前作と同様、映画『ホビット』と『ロード・オブ・ザ・リング』の間の時代を描いた物語となっており、基本設定は映画に従っている。映画では触れられていない原作小説を参考にした設定も取り入れているが、一部は原作小説と異なる独自の設定もある。
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解説†
ストーリー†
前作『シャドウ・オブ・モルドール』から約10年後、モルドールにサウロンが帰還。黒門を奪ったサウロンはバラド=ドゥアの再建を始め、中つ国を支配するための大軍勢が集結しつつあった。ケレブリンボールの幽鬼はサウロンの軍勢に挑むため、サンマス・ナウルで新たに力の指輪を製作。それを手にしたレンジャー、タリオンは大蜘蛛のシェロブやミナス・イシルの兵士たちなど、モルドールに抵抗する者たちと協力し、暗黒軍を内側から崩すべく暗躍していく。その終わりなき戦いはやがて、タリオンとケレブリンボール、そしてモルドール全土を更に数奇な運命へと導いてゆく。
システム†
三人称視点アクションRPG。前作同様、一体多数のバトルアクションと、敵に見つからないよう行動するステルスアクションを使い分けて戦う。
前作から進化した大きな特徴として、ネメシスシステム(ゲームの進め方によって、敵が個性を得ていき、その敵を洗脳して支配できる)により、大きな軍団を編成して大規模な攻城戦(砦の攻撃)をすることができる。プレイヤーは砦を攻撃するとき、事前に洗脳していたウルク(オーク)やオログ(トロル)を攻撃に参加させることができる。また敵砦を守る首領の配下に潜り込ませ、攻撃時に裏切らせることなどができる。攻め落とした砦には、領主として配下のウルクやオログを配置することができる。時に、配下にしたウルクやオログが裏切ることもある。また、自分が殺したはずの相手が再び現れ、そのことについて相手が発言することもある。
配下のウルクやオログ、自分の武具を成長させるというシステムも導入された。自分の武具は複数から選択可能となり、特定属性の武具を揃えることによる特殊効果もある。
また他プレイヤーが築いた砦のデータをオンラインで取得し、その砦を攻撃することも可能。攻略に成功するとボーナスを得ることができる(防御側プレイヤーは、攻略されてもデメリットはない。また防衛側の戦闘は自動的に行われ、実際にオンラインで対戦するわけではない)。
それと前作同様、各種クエストを行ったり、モルドール内で遺物を探し出したり、イシルディンの文字を探したりして成長することができる。手に入れた武具を装備することができるようになったほか、特定の条件を達成すると成長する武具もある。
DLC『ガラドリエルの懐刀』ではエルフのエルタリエルを、DLC『モルドールの荒廃』では人間のバラノールを操作するプレイとなる。特に『モルドールの荒廃』でのバラノールは蘇生できないため一度死んだら最初からやり直しとなるという、大きく違うプレイスタイルとなる。そのシビアな中で、味方を強くする時間を短く抑えて早くクリアすることを優先するというタイムアタック要素が大きくなる(いわゆるRTA)。
登場人物†
- タリオン(Talion)
- 元黒門のレンジャー。前作で黒の総大将たちの襲撃を受け、黒の手によって妻子共々殺されたが、幽鬼のケレブリンボールに憑依されたことで復活した。何度殺しても生き返ることから、モルドールでは墓を歩く者(Gravewalker)と呼ばれる(タルクと呼ばれることもあるが、これは単純にゴンドール人の意)。幽鬼の依り代として生かされているため、ケレブリンボールが離れれば最初の死で受けた喉の傷が裂けて完全に死ぬ。
本作ではケレブリンボールが作った新たな指輪の力を手にして、モルドールの砦を攻め落としてゆく。 - ケレブリンボール(Celebrimbor)
- 第二紀のエレギオンの王で、力の指輪を作った指輪の作り手(Ringmaker)であるエルフ。サウロンの一瞬の隙を突いて一つの指輪を奪い、モルドールで
明王 (Bright Lord)を称してオークを従え、サウロンと戦った。だが最後の瞬間で指輪に裏切られて妻子共々サウロンに殺され、幽鬼と化した。前作にてタリオンに取り憑き、自分とタリオンの復讐のために戦う。
本作ではサンマス・ナウルにて新たな力の指輪を作成、その力を使い、再び明王としてオークやトロルを支配下に置き、タリオンと共にモルドールを攻め落とそうとする。本作ではアイグロス及びトゥラン(Túrann)(力の指輪を鍛えるのに使った槌)を使った攻撃も可能。また、前作よりも更にサウロンを倒すことに執着している。 - エルタリエル(Eltariel)
- ガラドリエルによってナズグルを倒すためにモルドールへ送り込まれた、ガラドリエルの懐刀(Blade of Galadriel)と呼ばれるエルフの女戦士。ナズグルとの戦いでタリオンと共闘する。DLC『ガラドリエルの懐刀』の主人公。
- バラノール隊長(Captain Baranor)
- 塔の守り手(Guardian of the Tower)。ミナス・イシルを防衛するゴンドール軍の軍人。ウンバール近くの村出身のハラドリムであり、元々の名はワラード(Warad)。子供の頃に和平のためにゴンドールへ送られ、ミナス・イシルで育つ。優秀な軍人で異民族ながら素早く昇進し、カスタミル将軍の副官となった。DLC『モルドールの荒廃』では主人公となり、機械仕掛けを内蔵したヌメノールの手甲を駆使して戦う。また、凧や射出式の鎖を使った擬似的な飛行も可能。
- シェロブ(Shelob)
- 本作では蜘蛛の姿のほか、人型の女の姿をとって会話することが可能。予見の力を持ち、幻視として他の者に見せることができる。かつてサウロンと交流があったようだが、今は決別している。サウロンの計画を妨害するためにタリオンらを利用する。
- ゴラム(Gollum)
- 本作ではシェロブの手先としてタリオンとケレブリンボールに前に現れる。シェロブを闇の女王(Dark Mistress)と呼ぶ。設定によると、シェロブからは間者及び捕食するオークを釣る囮として利用されている。
- カスタミル将軍(General Castamir)
- ミナス・イシルの総指揮官(Lord Commander of Minas Ithil)。ミナス・イシルを防衛するゴンドール軍の指揮官で、ミナス・イシルのパランティアの管理者。軍人家系の出身で、戦争の英雄。
- イドリル副隊長(Second Captain Idril)
- ゴンドールの盾の乙女(Shieldmaiden of Gondor)。カスタミルの一人娘。11歳の時に母をオークの襲撃で喪って以来、オークへの復讐に燃えている。何度も仇討ちのためにキリス・ウンゴルへ忍び込もうとしたため、見かねたカスタミルが軍に入隊させた。軍人の家系としての自負と、どんな逆境にも抗う強い意志を持つ。長年訓練を積んできたが今回のミナス・イシル包囲戦が初の実戦。
戦いが始まる前はミナス・イシルの大広間に収蔵されている遺物の目録作りを趣味とした歴史好きの一面もあり、彼女にとってモルドールとの戦いはミナス・イシルから略奪された遺物を奪還するためでもある。 - ダゴール軍曹(Sergeant Dagor)
- ミナス・イシルのゴンドール軍兵士。左目に眼帯を付けた男。昇進して大部隊の指揮官になるよりも、小部隊の指揮官として自ら戦うことを選んでいる。
- ヘリオン軍曹(Sergeant Herion)
- ミナス・イシルのゴンドール軍兵士。短気な正確で二度降格させられ、三度軍曹に昇進した。
- タランドール軍曹(Sergeant Tarandor)
- ミナス・イシルのゴンドール軍兵士。禿げ頭の男。長年ゴンドールに仕えてきた軍人の家系。
- ブルーズ “切り刻む者”(Brûz the Chopper)
- ウォーモンガー族のオログの小隊長。ヌアネンでタリオンに指輪の力によって従属し、以降は度々彼の前に現れて軍の編成を指南する。強靭な戦士だが狡猾さも持ち合わせており、明王の下での出世を目論んでいる。
- ラットバッグ(Ratbag)
- 前作で死んだと思われていたウルク。表向きはオログのレンジャーをヌアネンの首領とし、自らは影の首領として振る舞っていた。小物の性格で、力ではタリオンにかなわないことがわかっており、幽鬼の力で洗脳されているわけではないが、自らの意思で彼に協力する。
- レンジャー(Ranger)
- ラットバッグと行動を共にしているオログ。ラットバッグから一方的に友人と思われており、レンジャーという名もラットバッグからタリオンにちなんで付けられたもの。基本的に暗黒語しか話さない。
- カルナン(Carnán)
- カルナンの魂(Spirit of Carnán)とも呼ばれる。はるか昔からヌアネンのカルナンの森(Forest of Carnan)に住む、自然の守り手である存在。その命は彼女の森に生える偉大な大木(Great Tree)と結びついており、その場所でのみ人型の姿を取る。モルドール中に影響力を持ち、植物を操ったり、獣の姿を取ることもある。ゾグの野望とタル・ゴロスの復活を阻止するために、タリオンとケレブリンボールと共闘する。
外見は映画版のエントに似ているが、エント女かどうかは明言されていない。 - ゾグ “永遠の者”(Zog the Eternal)
- ミスティック族の死霊使いのウルク。闇の儀式でタル・ゴロスを呼び覚まし、死者たちを蘇らせ、強大な軍を築こうとしている。タリオンと同様、殺されても復活し、他の小隊長を蘇らせる事もできる。
- タル・ゴロス(Tar Goroth)
- 第二紀にカルナンと戦って敗れ、ゴルゴロスの地下に封印されていたバルログ。新たな指輪が作られたことで目覚め、それに目をつけたゾグが蘇らせようとしている。鎧を装着し、焔でできた翼を任意で作り出せ、おそらくは限定的な飛行が可能。また、焔の鞭を振り回して沢山の火炎弾を同時に発射する。非常に凶暴で、味方のはずのサウロン軍ですら攻撃する場合がある。
- ナズグル(Nazgûl)
- 九つの指輪を手にした人間の成れの果てである九人の指輪の幽鬼(Ringwraiths)。サウロンの強力な僕で、九人衆(the Nine)とも、ウルクからはシュリーカー(Shriekers)とも呼ばれる。ミナス・イシルを襲撃して陥落させた。その後はケレブリンボールの新たな指輪を手に入れるために、小隊長から選抜した部下を選ばれし者(the Chosen)として利用する。
(原作小説と異なり)各自が九つ指輪をそれぞれ嵌めている。エルタリエル曰く、何度倒してもその度に魂はバラド=ドゥアで実体を取り戻し、戻って来るという。だが時には倒されたナズグルの指輪が他の者に渡り、その者が新たなナズグルとして取って代わることもある。騎乗する動物は黒い馬や恐るべき獣ではなく、ドレイク。
魔王以下の固有名のあるナズグルのデザインは、映画『ホビット』の各自個性があるものとは異なっており、それ以外のナズグルは『ロード・オブ・ザ・リング』のようにただローブをしているわけでもなく、同じ仮面を付けている。魔王以外の設定は、一部原作の設定を引用しているものの、オリジナルとなっている。特にイシルドゥアとヘルムをナズグルの正体とするのは完全に本作オリジナルの設定。- アングマールの魔王(The Witch-king of Angmar)
- ナズグルの頭目。陥落させたミナス・イシル(ミナス・モルグル)の領主として君臨する。タリオンの能力を見込み、九人衆に引き入れようと画策する。
- スラダーン(Suladân)
- 元は第二紀にハラドを支配したヌメノール人の王。かつて大軍を率いてサウロンのもとに攻め入った際に、美しい姿で恭順を示したサウロンから差し出された、九つの指輪の一つを受け取った。指輪により強大な力を得るが、老化と共に側近となったサウロンの傀儡と化していった。最後の同盟の戦いでサウロンが一時倒されると、その後はドル・グルドゥアに現れたという。幽鬼となる前はエジプトのファラオのようなオリエントの君主を彷彿とさせる姿だった。
原作小説に記述されたヌメノール人の偉大な諸侯の一人と思われるが、設定の一部にハムールとの類似が見られる。また、サウロンを恭順させた設定はアル=ファラゾーンの話を基にしたと思われる。 - 槌手王ヘルム(Helm Hammerhand)
- 獣を従える能力を持つナズグル。かつてのローハンの王。強大な力を持つ領主シリク(warlord Siric)から、自分の娘のバーンウィン(Bernwyn)を嫁に差し出すよう要求され、それを断ったところ森の中でシリクの襲撃を受けて重傷を負う。死の際にあったところをサウロンとケレブリンボールから九つの指輪の一つを嵌められ、指輪の力で回復したヘルムはシリクを惨殺し、さらに我を失ってバーンウィンまで殺してしまい、やがて幽鬼となった。
ヘルムの設定は原作小説の『追補編』に書かれている内容と類似しているが、キャラクター名など細部が異なっている。 - イシルドゥア(Isildur)
- 死んだ人間の亡霊(Wights)を従える能力を持つナズグル。かつてサウロンから一つの指輪を奪った、ゴンドールの王。あやめ野にて一つの指輪を失い、オークに殺された後、遺体はオークによってモルドールに運ばれる。そしてまだ自らの姿を取り戻していないサウロンによって九つの指輪の一つを嵌められ、幽鬼として蘇った。
ドゥーネダイン王家の関係者が敵の手先と化す展開は『指輪物語ロールプレイング』や『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』にも見られ、そうした過去の派生作品の類似した設定をオマージュしたと思われる。 - 裏切りのナズグル(Rogue Nazgûl)
- DLC『ガラドリエルの懐刀』に登場。リヤ(Riya)及びユカ(Yuka)という名の、姉妹のナズグル。元々は中つ国の遙か東方、シェン王国(Kingdom of Shen)出身の姉妹。父のサゴン皇帝(Emperor Sagong)によってモルドールに送り込まれ、二人のナズグル及びその軍勢と戦ってこれを倒し、それぞれ一つずつ九つの指輪を奪い取って身につけた。二人はシェン王国へ凱旋し勝利を称えられたが、指輪の影響によって堕落。父を殺して国を乗っ取り、暴政を働いて国を荒廃させた。やがてふたりはサウロンからモルドールに呼び寄せられ、彼の僕となった。だが魔王がタリオンに敗れ、サウロンとケレブリンボールが融合して炎の目となると、主人に反旗を翻し、モルドール征服に向けて動き始める。
共に中国の武人のような外見で、鎖鎌を武器にしている。出身地のシェンも王朝時代の中国に酷似している。
- サウロン(Sauron)
- 前作同様、肉体を滅ぼされる前、恵みの王(Lord of Gifts)としての美しい姿をしている場面や、鎧を纏った大男の姿で戦う場面がある。
- フォルソグ “オーク殺し”(Forthog Orc-Slayer)
- 戦闘中に一定の確率でタリオンの窮地を救う味方として現れるウルク。
本作の開発中に死去したプロデューサー、マイケル・フォージェイ(Michael Forgey)をモデルとしたキャラクター。本ゲームのエンディングでは、フォージェイを追悼する写真なども表示されている*2。
DLC『ガラドリエルの懐刀』の登場人物†
- アコス “死者殺し”(Akoth Slayer of the Dead)
- タリオン配下のウルク。キリス・ウンゴルの砦の首領。かつては「毒の作り手(the Poison-maker)」の称号で知られた、ミスティック族のトリックスターだった。戦死した兄弟のパアシュ(Pâsh)を死霊使いが蘇らせ、初めは彼が生き返ったことを喜んだが、元のパアシュではないアンデッドと化していた為、パアシュを殺し、それによって「死者殺し」の称号を得た。以来アンデッド嫌いとなり、アンデッドの殲滅に励んでいた。墓を歩く者ことタリオンにも憎しみを向け、彼を待ち伏せしたが、返り討ちにあって洗脳され、タリオンの忠実な手下となった。
- オッグ “モルゴスの弓”(Ogg Bow of Morgoth)
- 第一紀から生き続けている老ウルク。モルゴスによって生み出された自身を純血のオークと見なし、かつて仕えたモルゴスこそ真の主人と考えている。そのため冥王を騙るサウロンが生み出した他のオークたちを見下し、嫌っている。狙撃の技能を持つ優れたアーチャーであり、「モルゴスの弓」の称号を持つ。彼にとってサウロンのオークは敵なので、その敵であるエルタリエルに協力する。
- アル=バルク “奴隷”(Ar-Baruk the Thrall)
- シェロブの信奉者のオログ。元々は軍団長を食べたシェロブのもとへ送り込まれた討伐隊のひとりだったが、シェロブを一目見て敬愛の念を抱き、以来彼女に献身的に仕えている。シェロブの子供であるクモたちと共に戦う。キリス・ウンゴルで採掘を行うマシン族の撃退を手伝ってくれた縁でエルタリエルに協力する。
- アル=カイウス “設計者”(Ar-Kaius the Architect)
- モルドールで多くの砦の設計と建設を手掛けてきた建築家のオログ。自分の働きがオーク文明の未来の担うと自負する。仕事道具でもある自慢の鎚「骨砕き(Boneshaker)」で戦う。グール退治を手伝ってくれた縁でエルタリエルに協力する。
- マアク “取り持つ者”(Mâku the Fixer)
- 問題解決を請け負うウルク。仮面を付けている。自身の貸し借りの清算のために、エルタリエルの砦攻略を手助けする。
- フラク “フリント”(Flak Flint)、トルズ “ティンダー”(Torz Tinder)
- 爆発に取りつかれたウルクの兄弟。爆破好きから工兵となったが、包囲戦中に二人で運んでいた爆弾が爆発し、それぞれ半身に火傷を負った(左半身がフリント、右半身がティンダー)。それ以来より大きな爆破を起こすことに取りつかれている。口癖は「ドカーン!(Boom!)」。グラウグを手なずけさせるのを手伝ってくれた縁でエルタリエルに協力する。
- クリンプ “惑いし者”(Krímp the Enchanted)
- 世にも珍しいエルフ好きのウルク。不死の国に自分の新たな人生があるとすら思っている。初めて出会ったエルフであるエルタリエルに魅了され、護衛を買って出る。エルタリエルのそばでは彼女を讃美してやまない。
- ゴルム “穴掘り”(Golm the Digger)
- 地面に潜る能力を持つウルク。モルドールの地下世界を好み、仲間であるグールと共に戦う。グールを駆逐し、地下に砦を作ろうとしているアル=カイウスと対立している。
- ラタク “無法者”(Ratak the Lawless)
- エルフの戦士を殺し、その武具を奪ったウルク。オークの本質を混沌と考え、部族に属することを束縛と見なしているため、いかなる部族にも属さない。
DLC『モルドールの荒廃』の登場人物†
- セルカ(Serka)
- 「不死身のセルカ(Serka the Unkillable)」を名乗る、傭兵組織ヴァニッシング・ソンズの頭目。バラノールの生き別れの兄で、本名はジャガイ(Jagai)。子供の頃に村がヴァニッシング・ソンズの襲撃を受け、両親を殺され、少年兵として傭兵団に入れられた。その後は東夷風にセルカと名乗り、頭角を現して頭目となった。
- トルビン(Torvin)
- 前作『シャドウ・オブ・モルドール』でモルドールの獣についてタリオンに教えたドワーフ。リスラドでヌメノールの遺物を発掘しており、それを修理した籠手(Gauntlet)をバラノールに提供する。その後も掘り当てた遺物を持っていくと、武器に新たな機能を追加してくれる。
- ゾージャ(Zhója)
- ドルイニオン出身の東夷。砦の物資を無断で売り飛ばした罪で軍を追われ、逃亡先のリスラドでヴァニッシング・ソンズに加入した過去を持つ。日頃からセルカの横暴に不満を抱いており、セルカが実の弟を重用し始めたのを口実に頭目の座を狙う。
- ウジャク “団長”(Ûshak the Ringmaster)
- リスラドの闘技場で「サーカス」と称した殺しの見世物を開くウルク。
- タクラ “砂蜘蛛”(Takra the Sandspider)
- リスラドの首領であるマローダー族のウルク。バラノールの攻撃で左腕を失い、攻城戦時には左腕が義手になっている。
登場する地域†
- ミナス・イシル
- 立て籠もるゴンドール軍と包囲攻撃するモルドール軍の戦闘が行われている。カスタミルの裏切りで陥落し、ミナス・モルグルと化す。
本作では原作小説と異なり、ミナス・イシルが陥落したのは指輪戦争の数十年前となっていて(原作設定では陥落は第三紀2002年、本作では30世紀)、ゲーム開始時には陥落していない。映画でもミナス・イシルが陥落した日時には言及されていないので、映画との矛盾はない。 - キリス・ウンゴル
- シェロブが住むエフェル・ドゥアスの洞窟。原作小説や映画と異なり、かなり大きな洞窟。砦の名はダルズ=グールム(Darz-ghûrum)。
- ヌアネン
- ヌアネン湖沿岸の緑豊かな土地。カルナンの魂が住む森がある。ヌアネンは前作にも登場したが、それとは別の場所が舞台となっている。また、前作で見られた人間の部族民も見られない(移住したのか滅ぼされたのかも不明)。砦の名はシャークブルズ(Sharkhburz)。
- ゴルゴロス
- 滅びの山の麓の荒れ地。山の溶岩流が流れ、鍛冶場や工場が立ち並ぶ。砦の名はガーシュゴール(Ghâshgôr)。砦の裏手からはバラド=ドゥアに通じる高架橋が延びている。
- セレゴスト
- エレド・リスイの寒冷な山岳部。砦の名はカーグコール(Khargukôr)。
- リスラド
- DLC『モルドールの荒廃』で追加されたモルドール東部の砂漠地帯。全エリアの中で最も広大で、ヌメノール時代の遺跡が点在している。砦の名はシンドラム(Shindrâm)。
軍勢†
ネメシスシステムにおけるウルク、オログの個性は部族やクラス、称号、使用する武器などの組み合わせで決まる。更に名前や外見及び装備にも多数のパターンが用意されているため、一度のプレイで全く同じ個体が登場することはほぼ無い。戦闘で負傷して体の一部が欠損する、火傷で皮膚が爛れる、毒や病に蝕まれて腐敗する等、ゲームの進行状況によって外見が変化する事もある。
- ウルク=ハイ(Uruk-hai)
- オークの上位種。通常のオークよりも大きく、強く、太陽光に耐性を持つ。(原作小説と異なり)第一紀から存在し、基本的に冥王(モルゴスとサウロン)の勢力に属する。登場するウルクは装備する武器で五つのクラス、剣や棍棒・メイスを持つウォリアー(Warrior)、投げ槍を持つハンター(Hunter)、両手に斧を持つサベージ(Savage)、盾と戟を持つディフェンダー(Defender)、弩を持つアーチャー(Archer)に分けられる。またクラスには含まれないが、背負った爆弾で自爆攻撃を行う工兵(Sapper)も登場する*3。
- オログ=ハイ(Olog-hai)
- 今作から登場する種族。戦闘トロル(War Trolls)とも呼ばれる。サウロンが西方世界との戦争のために生み出した、太陽光に耐性を持つトロル。メイス等の打撃武器を持つ者のみで、それ自体がオログ(Olog)として一つのクラス。ウルクよりも大柄で屈強なため、一部の攻撃が通用しない。また、通常のウルクと同等の知性を持っており、部隊を率いる者もいる。(原作小説と異なり)作中に登場するオログも基本的に英語を話す*4。
- 上級クラス(Advanced Classes)
- 小隊長以上のウルクとオログは特定の戦闘技術に優れる特性を上級クラスとして持つ。上級クラスは奇襲と隠密行動に優れる暗殺者のアサシン(Assassin)、獣との戦闘や使役に優れるビーストマスター(Beastmaster)、狂乱して周囲の敵味方を見境無く攻撃するバーサーカー(Berserker)、雑兵の指揮と鼓舞による能力強化に優れるコマンダー(Commander)、爆発物や毒物の扱いに長けたデストロイヤー(Destroyer)、射撃や投擲による遠距離攻撃が得意なマークスマン(Marksman)、連続攻撃と回避能力に優れた熟練者のスレイヤー(Slayer)、頑強な耐久力と回復力を備えたタンク(Tank)、索敵能力と罠の扱いに優れた追跡者のトラッカー(Tracker)、分身や煙幕で相手を翻弄するトリックスター(Trickster)がある。
- 小隊長(Captain)
- サウロン軍の部隊を率いる。各地域に最大で19人存在する。
- 軍団長(Warchief)
- 小隊長たちを統率する指揮官。各地域に最大で6人存在する。多くの場合砦の内部に駐屯しており、複数の小隊長を護衛として引き連れている。
- 首領(Overlord)
- 軍団長たちを統率し、その地域を支配する総大将。攻城戦の際は、砦の最深部に陣取って主人公を待ち受ける。彼らを倒すことでその地域を制圧し、味方にした小隊長または軍団長のいずれかを新たな首領に据えることができる。
- 部族(Tribes)
- ウルクとオログはいずれかの部族に属しており、小隊長以上の者は部族によって外見にある程度の特徴を持つ。またウルクは部族ボーナスとして部族固有の攻撃技を持つ。各地域にある砦は首領の所属する部族によって飾り付けが変わる。DLCでアウトロー族とスローター族が追加された。
- ダーク族(Dark Tribe)
- 冥王を崇拝する部族。黒い鎧が特徴。砦には黒く尖った飾りが施され、映画『ロード・オブ・ザ・リング』の黒門やバラド=ドゥアのイメージに最も近い。固有技はカランビットのような曲刀で連続攻撃をするダークストライク(Dark Strikes)。
- フェラル族(Feral Tribe)
- 獣を好む部族。動物の骨や皮で作られた鎧が特徴。砦の飾りにも動物の骨や牙が用いられる。固有技は馬乗りなって手甲の鉤爪でめった刺しにするフェラルクロー(Feral Claws)。
- マシン族(Machine Tribe)
- 機械の扱いに長け、工業化を志向する部族。赤褐色の鎧が特徴。砦は赤煉瓦造りで煙突が付き、さながら工場のよう。固有技はフックが付いた鎖で相手を引き寄せるマシンフック(Machine Hook)。
- マローダー族(Marauder Tribe)
- 略奪を好む部族。略奪した金銀で装飾した鎧が特徴。砦は白く、金色の飾りが付く。固有技は連射式の弩を二挺撃ちするヘイルボルト(Hail of Bolts)。
- ミスティック族(Mystic Tribe)
- 黒魔術に長けた部族。不気味な顔や骸骨と縞模様の装飾が施された灰色の鎧が特徴で、しばしば地肌にも模様が付く。砦には奇怪な骨のような飾りが付く。固有技は瞬間移動をしてモルグルの剣(Morgul Blade)で斬りつけるミスティックブレイド(Mystic Blade)。
- ウォーモンガー族(Warmonger Tribe)
- モルドールの中でも特に好戦的とされる部族。刃や刺が付いた鎧が特徴。砦にも巨大な刃の飾りが付く。固有技は籠手で相手の武器を掴むウォーモンガークラッシュ(Warmonger Clash)。
- テラー族(Terror Tribe)
- 苦痛と拷問を好む部族(敵に与えるだけでなく、自分が受ける事も好む)。皮膚に食い込む鎧が特徴。砦には拷問の犠牲者が晒されている。固有技は鉤の付いた鎖を振り回すテラーチェイン(Terror Chains)。
- アウトロー族(Outlaw Tribe)
- 何者の支配も受け入れず、冥王にも反抗的な部族。金属片を適当に継ぎ接ぎして作られたような鎧や砦の飾りが特徴。固有技はボーラを投げつけて敵を拘束するアウトローボーラ(Outlaw Bolas)。
- スローター族(Slaughter Tribe)
- 血肉を貪る部族。血塗れの屠殺者のイメージで、体や鎧に血で赤い模様を施している。砦も獲物の肉塊や剥ぎ取った皮で飾られている。固有技は肉切り包丁を連続で投げつけるスロータークリーバー(Slaughter Cleavers)。
- アンデッド(Undead)
- 部族ではないが、それに準ずる扱い。タリオンを含む死霊使いの力によって蘇った者。肌が白くなり、言葉を失う。砦はミスティック族と同じもの。
- ヴァニッシング・ソンズ(Vanishing Sons)
- DLC『モルドールの荒廃』に登場する、東夷の傭兵組織。元はロヒアリムに敗れた東夷の逃亡兵。活動初期の頃にハラドリムの村を襲撃して子供を連れ去り、戦い方を教えて仲間としていった。リスラドにあるヌメノール人の砦の遺跡を拠点としており、金次第でオークの敵にも味方にもなりうる。幽鬼の力を持たないバラノールは、ウルクやオログを支配する代わりに、報酬を払う等の方法で彼らを味方にして戦う。
- 傭兵(Mercenary)
- ヴァニッシング・ソンズの傭兵で、最大15人まで小隊長を雇用できる。剣兵のインファントリー(Infantry)、盾兵のディフェンダー(Defender)、弓兵のアーチャー(Archer)の三つのクラスと、コンバットマスター(Combatmaster)、クォーターマスター(Quatermaster)、ガーディアン(Guardian)の三つの上級クラスがある。傭兵は倒されても新しく補充されないため、全ての小隊長を失うとストーリーの続行が不可能となる。また、バラノールが死亡するとゲームオーバーになってリセットされ、プレイをやり直しになるため、雇用関係が解消されてしまう。
登場生物†
- ドレイク(Drake)
- サウロンによってバラド=ドゥアにて造られた、ウルローキとフェルビーストの交配種。火炎放射と火球を吐き、人間を背に乗せた状態でグラウグを空中に持ち上げ、モルドールに迷い込んできた大鷲を一番の好物とするなど強力な種族だが、無生殖性である。魔術を使うしか手懐ける術がないとされ、暗黒軍も攻撃や捕食の対象となるため、オークたちは恐れている節がある。暗黒軍によって捕らえられ、火炎放射器の代用として檻に閉じ込められている個体もいるが、解放されると真っ先に暗黒軍を攻撃する。ナズグルに利用されている個体は、おそらくは一般的な個体よりも大きく、緑や蒼い火炎や火球を吐いていることから、魔術で何かされたのかもしれない。
なお、フェルビーストの異名の一つである「ヘルホーク」は、本シリーズでは小型のフェルビーストのような別種の生物に充てられている。
- 化けミミズ(Were-wyrms)
- DLC『モルドールの荒廃』に登場する。リスラドの砂漠の地中に生息しており、しばしば地表に現れて周囲の生き物を無差別に飲み込もうとする。映画『ホビット』に登場した化けミミズ(Were-worms)の様に、竜の類というよりは別種の生物にも思えるが、映画の個体よりは竜を思わせるような部分もある。映画の個体たちと同程度またはそれら以上に巨大な (雌の可能性がある) 個体と、十メートル程度かそれ以上の比較的小型の個体たちが登場する。
- グラウグ(Glaug)
- モルドールに生息する大型の生物。特に大型の個体はシージビーストと呼ばれ、投石機を背負った攻城兵器として運用されている。
キャスト†
役名 | 声優 | |
---|---|---|
英語 | 日本語 | |
タリオン | Troy Baker | 白川周作 |
ケレブリンボール | Alastair Duncan | 小松史法 |
シェロブ | Pollyanna McIntosh | きそひろこ |
カスタミル | Travis Willingham | 桂一雅 |
イドリル | Nicole Tompkins | 篠崎昌子 |
バラノール | Ike Amadi | 寸石和弘 |
ダゴール | JB Blanc | 小室正幸 |
カルナン | Toks Ologundoye | 七緒はるひ |
エルタリエル | Laura Bailey | 雨谷和砂 |
ガラドリエル | Jennifer Hale | 青木紫水 |
トルビン | Adam Croasdell | 原田晃 |
セルカ | 水野貴雄 | |
ゴラム | Liam O'Brien | チョー |
ラットバッグ | Phil LaMarr | ふくまつ進紗 |
ブルーズ | Gideon Emery | 八木岳 |
スラダーン | ||
アングマールの魔王 | Matthew Mercer | 竜門睦月 |
イシルドゥア | Nolan North | 岡哲也 |
タランドール | ||
ゾグ | ||
槌手王ヘルム | Fred Tatasciore | 広田みのる |
サウロン | Steve Blum | 佳月大人 |
日本語版は完全吹き替え音声設定可能だが、キャストロールに役名は書かれておらず、誰がどのキャラを吹き替えているのかは不明瞭。声優本人のTwitterで言明されたキャラ以外は、所属事務所や他の出演作の音声サンプル等から特定した。
スマートフォン用ゲーム†
スマートフォン用ゲームとして『Shadow of War Mobile』がAndroid、iPhone用に公開されていた(日本語対応、基本プレイ無料)。開発元はUGO Mobile Entertainment。日本では2017年10月13日にサービスが開始された。しかし2019年2月ごろよりゲーム内イベントに関するトラブルが発生し、同年4月17日にサービスの停止が宣言された。そのため、現在ゲームをプレイすることは不可となっている。
トレイラー動画†
ゲームシステム†
本編と異なり、リアルタイムストラテジーとなっている。常設のストーリーモードでは、決められたステージをクリアすることでゲーム内アイテムをすることができる。また非常設のPvP、PvEイベントが定期的に行われた。
登場人物†
前作・今作の登場人物(敵勢力含む)に加えて、前作で名前のみ言及されていた人物、指輪物語の登場人物も登場する。
- ゴルビン(Gorvin)
- オロカルニ出身のドワーフ。弟のトルビンと共に各地で狩りをしながら旅していたが、伝説の白い大グラウグに殺された。
- ハルラス(Hallas)
- タリオンの妻ヨーレス(Ioreth)の父。元はミナス・ティリスの城塞の衛兵で、黒門のレンジャーの隊長。
- アズ=ラール
- オログの小隊長
- 指輪物語の登場人物
- アラゴルン、レゴラス、ギムリ、ボロミア等指輪の仲間や、ガラドリエル、アルウェン、木の髭など自由の民、ゴラム、サルマン、ウグルクなど敵の勢力が登場する。一部のキャラクターは映画本編と異なる衣装で登場する。概ねガチャの景品やイベントの報酬で入手できる。
キャラクターの育成†
レベル、ランク、レアリティ、スキルレベルをそれぞれ専用のアイテムを消費して上昇させ、キャラクターのステータスを上昇させることができる。
パランティア†
いわゆるガチャに相当する。ランダムでキャラクターのアンロック、またはアンロック兼レアリティ上昇用アイテムを得ることができる。
ウルク†
ストーリーモードの特定のステージではランダムな名称、特性を持つウルクが登場し、ステージをクリアするとそのウルクを処刑するか支配するかを選択することができる。処刑すると以降そのウルクはゲーム中に登場しなくなり、支配するとそのウルクを入手することができる。入手したウルクは専用のアイテムで育成することができ、またストーリーモードやイベントで助っ人として参加させることができる。そのため、プレイヤー間でのお気に入りウルクの披露がゲームの人気要素の1つだった。
外部リンク†
- 公式サイト
- 日本語公式サイト
- amazon.co.jp シャドウ・オブ・ウォー
- Steam Middle-earth™: Shadow of War™
- Windows Store シャドウ・オブ・ウォー
- 公式Twitter
- Androido版 シャドウ・オブ・ウォー
- iPhone版 シャドウ・オブ・ウォー
- Official Shadow of War Story Trailer
- 【ネメシスシステム】『シャドウ・オブ・ウォー』
- 【ゲームプレイ動画】『シャドウ・オブ・ウォー』
- 【バルログ"Tar Goroth"戦ゲームプレイ】『シャドウ・オブ・ウォー』
- 【IGN First】「シャドウ・オブ・ウォー」:Predatorスキルツリーの紹介
- 【IGN First】「シャドウ・オブ・ウォー」:拡張したネメシスシステムの紹介
- 【IGN First】「シャドウ・オブ・ウォー」:人間都市ミナス・イシルの創造
- 【特別授業】大学教授に「シャドウ・オブ・ウォー」のオークの生態について聞いてみた!(PR) - YouTube
- ゲーム【実写版 予告編】『シャドウ・オブ・ウォー』10.12発売予定 - YouTube
- ゲーム【実写版 予告編2】『シャドウ・オブ・ウォー』好評発売中 - YouTube
- ゲーム【玄田哲章さんによるゲームプレイ解説映像】『シャドウ・オブ・ウォー』好評発売中 - YouTube
- シャドウ・オブ・ウォー[PC] - 4Gamer.net
- Shadow of War Mobile公式サイト
コメント†
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