サンガイル

概要

カテゴリー言葉・単語
スペルthangail
その他の呼び名サンダスタン(sandastan)

解説

シンダリンで「盾の防柵(shield-fence)」の意。クウェンヤの公式な名称は「盾の防壁(shield-barrier)」の意のサンダスタン
ドゥーネダインの防御陣形で、盾を構えた兵士を二列に密集させて並べ、盾の壁を形成する。敵に側面を突かれそうなら、列の端を湾曲させたり、必要ならば閉じた輪にすることも可能。

終わらざりし物語』に記述があり、あやめ野オークに襲われたイシルドゥルの一隊がこの陣形を取って攻撃の第一波を退けた。しかし土地が傾斜していたため彼らはディーアナイスの陣を取ることはできず、より平坦な土地に移動しようとしたところをオークに追い付かれて包囲され、盾の壁を突破されて全滅した。

コメント

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  • 映画版ホビットでなぜかスランドゥイルが使ってた…もともとエルフの戦術で、そこからドゥネダインに伝わったものなんだろうか? -- 2014-12-22 (月) 18:56:59
    • 原作にそういった記述はありませんが、考えられないことではないですね。陣形として特殊なものでもありませんし。しいて言えば闇の森でも同じ名称が使われているのは若干不自然ですが(「エレンディルの民が日常使っていた~」や「公式の~」という書き方からすると、おそらくヌメノール固有の用語)まあ映画は設定として深く考えて出したのではなくただのファンサービスでしょうから、あまり真剣に考えても仕方のない気はします。 -- 2015-06-25 (木) 07:23:57
    • ファンサービスだとは思いますがあえて考察してみると、最後の同盟の教訓から森のエルフの軍制改革に取り組んだスランドゥイルがドゥネダインから取り入れたとも考えられますね。 -- 2015-06-25 (木) 21:45:34
    • 映画版ホビットのドワーフの陣形の方がサンガイルっぽい(前方二列で盾の壁) 身長2メートルのヌメノール人がやったら壁はもっと高いかも -- 2015-06-25 (木) 22:33:48
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