ケルヴァール†
概要†
解説†
「生命あるもので動くもの(living things that move)」の意味。ヤヴァンナが動物を指すのに使った言葉。
オルヴァール(植物)とともにヤヴァンナの管轄下にある。
動物の中には大ガラスや大鷲のように人間やエルフ、ドワーフと意思疎通をはかることができる者達もいる。また人間の中にも、ベレンや野伏のように動物の言葉を解する者達がいた。
ビヨルン一党と熊、谷間の国の人間とツグミ、ロヒルリムと馬のように、北方の自由の民の諸民族は特に動物との強いつながりを持つようである。
… もっと深い願望がある。たとえば、他の生物と話をしたい、というような。人祖の堕罪と同じくらい古いこの願望に基づいて生まれたのが、妖精物語のなかにあらわれる、ものいう動物や生物なのである。とくに、それらのものに特有の言葉をふしぎなことに人間が理解する、というのは、この願望があるゆえである。これが大もとの根なのだ。*1
コメント†
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