ガラドリエルの鏡 †
概要†
カテゴリー | 物・品の名前 |
---|---|
スペル | Mirror of Galadriel |
解説†
カラス・ガラゾンの南斜面にある、庭に設けられた水鏡。ガラドリエルが命じることによって、過去・現在・未来のさまざまな光景を映し出すことができる。
窪地の底には枝を広げた木の形に彫った低い台座の上に大きくて浅い銀の水盤がのっていました。そしてその横には銀の水差しが置かれていました。
流れの水を汲んで、ガラドリエルは水盤をなみなみとみたし、それから水面に息を吹きかけました。水がすっかり静まると、奥方は初めて口を利きました。「ここにあるのはガラドリエルの鏡です。そなたたちをここに連れて来たのは、もしその気があれば、これを覗いてみられるとよいと思ったからです。」*1
フロド・バギンズとサムワイズ・ギャムジーはガラドリエルに誘われてこの鏡を覗き込み、さまざまな幻影を目にした。
サムワイズはホビット庄の木々が切り倒され、袋枝路が掘り返される光景を目にしていきり立ったが、ガラドリエルの諌めによって庄に引き返すことはせず、あらためてフロドと旅を続ける決意を固めた。
フロドはゴンドールの前史らしき光景を目にした後、火にふち取られたサウロンの目を見て、それが自分たち指輪所持者を探していることを感じ取った。
ガラドリエルによると鏡は行動の指針としては危険なものであり、賢者であっても生じた幻影が何であるかを正確に言い当てることは難しく、ものによっては幻影を防ごうとして行動することがかえって幻影の実現につながってしまうこともあるという。
画像†
映画『ロード・オブ・ザ・リング』における設定†
鏡がある場所にはサムは来ておらず、鏡を見るのもフロドのみ。この時フロドは、サウロンの勢力が跋扈し、ホビット庄が荒らされてホビットが奴隷とされるという、一つの指輪がサウロンの手に戻ったときの未来を見ている。
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
冒険者が鏡を見て、ドゥリンの橋から転落したガンダルフに何が起こったかなどを知る場面が描かれている。
コメント†
最新の6件を表示しています。 コメントページを参照