カベド=エン=アラス

概要

カテゴリー地名
スペルCabed-en-Aras
その他の呼び名鹿越の谷(Deer's Leap)
カベド・ナエルアマルス、カベド・ナイラマルス(Cabed Naeramarth)

解説

シンダリンで「鹿越の谷」の意味。テイグリン川の峡谷で最も幅が狭まっているところ。ケレブロス川との合流点の北にある。ブレシルハレスの族の間では、かつてハレスの狩人に追われた鹿がここを飛び越えたと伝えられる。

ブレシルを襲撃しに来たグラウルングはここでテイグリンの川越えを行い、それを読んで峡谷に潜んでいたトゥーリングルサングをその腹に突き刺してグラウルングを退治した。また、記憶が戻ったニエノールはここからテイグリン川に身を投じた。
ニエノールが身を投げた後は、「恐るべき宿命に魅入られたる投身(Leap of Dreadful Doom)」の意味であるカベド・ナエルアマルスと呼ばれ、いかなる獣も鳥もここに来ようとはせず、一本の木も育とうとはしなかったという。

ここにはトゥーリン、ニエノール、そしてモルウェンの墓石である不運なる者たちの墓石が作られた。更にその後、この地はベレリアンドの崩壊を免れ、トル・モルウェンという島になったといわれる。

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