エルロンドの会議†
概要†
解説†
第三紀3018年(大いなる年)10月25日に裂け谷の「最後の憩」館で開かれた、エルロンド主催の会議。自由の民の代表が集い、サウロンへの対策と一つの指輪の処置が協議された。
この会議の席上で一つの指輪は滅びの罅裂に投げ込んで破壊すべきことが決定され、フロド・バギンズが指輪所持者に任じられた。
「あなた方はちょうどいい時に、ここに参集されたのだ。偶然とも思えるが、そうではない。世界の危機にどう対処すべきか、その知恵を今見いださなければならないのは、ここに参会したわれら一同にほかならない。こう定められていると考えるべきだろう。」*2
以下は作中で確認できる参加者及び出身地。
- エルフ
- エルロンド、グロルフィンデル、エレストール(裂け谷)
ガルドール(灰色港)
レゴラス(闇の森) - ドワーフ
- グローイン、ギムリ(山の下の王国)
- 人間
- アラゴルン二世(野伏)
ボロミル(ゴンドール) - ホビット
- ビルボ・バギンズ、フロド・バギンズ、サムワイズ・ギャムジー*3(ホビット庄)
- イスタリ
- ガンダルフ
画像†
映画『ロード・オブ・ザ・リング』における設定†
会議のシーンは大きく短縮され、ガルドールやグローインの名前や話も登場しない(画面中に登場する人物の内のひとりであった可能性はある)。
一方、フィグウィットというキャラが一部で話題になった。ガンダルフ以外に、人間とおぼしき正体不明の老人の姿も見える。
会議の設定も一部変えられ、エルロンドが召集をかけ、ボロミルもそれに応じて派遣されてきたという形になっている。
The Lord of the Rings Trading Card Gameでは会議に出席していた無名の人物がエレストール、ガルドールとされている。また、ボロミルとドワーフ達の間に座っていた白髭の男性にはエルランド(Erland)という名前が付けられており、バルドの一党の代表として出席していたことになっている。
サムワイズ・ギャムジーだけではなく、ペレグリン・トゥックとメリアドク・ブランディバックも会議を盗み聞きしていたことになっている。
また指輪の仲間のメンバーは、原作ではこの会議の後日、しばらくしてから選出されているが、映画では会議の最後に決定されている。
コメント†
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