エルロヒル†
概要†
カテゴリー | 人名 |
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スペル | Elrohir |
異訳 | エルロヒア |
その他の呼び名 | エルロンドの息子 |
種族 | エルフ(半エルフの血を引く) |
性別 | 男 |
生没年 | 第三紀130年~ |
親 | エルロンド(父)、ケレブリーアン(母) |
兄弟 | エルラダン(兄弟)、アルウェン(妹) |
解説†
名は‘Elf-Knight’(エルフ騎士)の意*1。エルロンドとケレブリーアンの息子で、エルラダンとは双子の兄弟。アルウェンの兄。
この双子はエルロンドの息子たちと呼ばれ、見分けがつかないほど互いによく似ていた。二人は母のケレブリーアンがオークに苦しめられたことを忘れず、しばしば北方のドゥーネダイン(野伏)と協同してオークを狩り立てて歩いた。
指輪戦争ではエルラダンと共に、北方の野伏に同行して南方へ遠征。ローハンでアラゴルン二世と合流した後、死者の道を抜けてゴンドールに入り、ペレンノール野の合戦に馳せ参じた(灰色の一行)。
ペレンノール野の合戦後にアラゴルンが黒の息などに苦しむ人々を療病院で治療して回った際には、彼を助けて立ち働いた。
西軍にも加わり、北方の野伏とドル・アムロスの騎士たちと共に馬を進め、黒門の戦いに参加した。
サウロンの没落後、アラゴルンがエレッサール王として戴冠すると、双子は一時ミナス・ティリを離れ、北方からやってくる妹のアルウェンをはじめとした裂け谷・ロスローリエンの家中の一団を迎えに赴く。そしてエレッサール王とアルウェン王妃の結婚式に参列した。
その後はエドラスでのセーオデンの葬儀に参列した後、父エルロンドと共に裂け谷へ戻った。
エルラダンとエルロヒルの兄弟は、第三紀が終わりエルロンドがアマンへ去った後も、しばし裂け谷に留まっていたという。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』および『ホビット』における設定†
『ロード・オブ・ザ・リング』本編にそれと明言されている人物は登場しないが、エルロンドの会議の場面に黒髪の二人組のエルフが映っており、これがエルラダンとエルロヒルであるという説を唱えるファンもいる。
『ホビット』本編でも登場しないが、エルロンドの率いるオーク征伐隊の中にやはり黒髪の二人組のエルフが映っており、エルラダンとエルロヒルであろうと見なすファンもいる。
映画の世界観を踏襲したゲーム作品には登場することがある。
『The Lord of the Rings Trading Card Game』には双子のカードが存在するが、上記の二人組のエルフとは一致しない。
『The Lord of the Rings Strategy Battle Game』、『ウォー・イン・ザ・ノース:ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
これら三作品は開発元が異なるが、いずれも(原作の記述を反映してか労力の削減のためか)外観には殆ど差が設けられていない。例えば、ウォー・イン・ザ・ノースの二人はカードゲームの二人に、SBGの二人は『ホビット』に登場した黒髪の旗持ちに近い外観をしている。
画像†
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
コメント†
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