エルフ語

概要

カテゴリー言語
スペルElvish, Elven-tongue
その他の呼び名エルダール語(Eldarin)

解説

文字通りエルフの言葉で、上のエルフの言葉であるクウェンヤと、中つ国のエルフの言葉であるシンダリンに大別される。またテレリ語シルヴァン語というものも存在する。
エルフ語はどれも非常に美しく、人間にとっては心に刻み込まれるように響く。意味はわからずとも、何年経ってもその響きが記憶に残るほどである。

かれが注意を向け始めるや、その調べの美しさと、かれにはほとんどわからないとはいえ、調べの中に組みこまれたエルフ語の美しさとが、まずかれを魅了しました。まるでわからぬはずの言葉が自ずと形をとり、今まで想像してみたこともなかったはるかな土地や、輝かしい事物が幻となってかれの前にくりひろげられるかのように思われました。*1

備考

トールキンは元々、自分独自の言語を作り出す「言語遊び」を趣味としており、そうしてトールキンオリジナルの言語が形成された。そのうちにその言語を使う者達と、その者達の歴史が言葉を作る上で必要になり、ために生み出されたのがエルフ族と、エルフの歴史(シルマリルの物語)である。

コメント

最新の6件を表示しています。 コメントページを参照

  • 日本語で言う「○○郎」「○○助」、英語で言うjakに該当するような名前もあるのか? -- 2017-01-09 (月) 13:20:27
  • ダゴール・カラニフ(Dagor Caranîf)=赤壁の戦い -- 2021-08-15 (日) 22:22:07
  • エルフ語が学べる本って出版されてますか??
    最悪翻訳されてなくとも家に欲しいです -- 2022-11-12 (土) 21:13:15
    • とりあえず”Gateway to sindarin”かな。映画のエルフ語の監修にもついたデイヴィッド サロの著書で、原典のほうで出てきた単語は辞書になってるからいろいろ役立つよ。 -- 2022-11-13 (日) 02:25:42
  • Gateway to sindarin 教えてくれたかたありがとうございます
    よかったら、ドワーフ語でもそう言うのあったら教えてください🙏 -- 2022-11-13 (日) 03:29:19
    • クズドゥル(ドワーフ語)は目立った書籍はないと思う。
      元々原典の方でもドワーフはクズドゥルを秘密にしていて他の種族と話すときは相手の言葉で話していたとされてる。
      ギムリやトーリンという名前すら他種族向けの通り名で本名はドワーフ語で別にあるが不明というくらい徹底してて、それゆえ教授が残したクズドゥルの語彙もほとんどないくらいだから。
      映画のクズドゥルも数少ない原典由来の語彙を使い言語学的な推測で文法を再構築した物であって、言語としての完成度はまだまだなのでそっちの解説書のようなものもないんじゃないかな。 -- 2022-11-14 (月) 00:49:17
  • 素人考えだけど、印欧語族以外にシナ・チベット語族もエルフ語の影響受けてると思う。 -- 2023-05-17 (水) 23:34:49
    • 専らクエンヤの、それも間接的な影響であってシンダリンとの関連は無さそうだけど。 -- 2023-05-17 (水) 23:48:34
  • もしエルフ語由来の人名も日本語に翻訳するなら古代風の名(◯◯の◯◯)にするべきだと思うけど、代表的な彦(=日子)とか姫(日女)を太陽が昇る以前から存在していたエルフの人名として使えるかどうかは疑問。 -- 2023-05-30 (火) 18:06:51
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