エルウィング

概要

カテゴリー人名
スペルElwing
その他の呼び名白きエルウィング(Elwing the White)、金髪のエルウィング(Elwing the fair)*1
種族半エルフエダインシンダールマイアの血を引く)
性別
生没年第一紀
ディオル(父)、ニムロス(母)
兄弟エルレードエルリーン(兄)
配偶者エアレンディル
エルロンドエルロス(息子)

解説

名は「星しぶき」の意*2ディオルニムロスの娘。ベレンルーシエンの孫にあたる。

シルマリルを持っての、フェアノールの息子たちからの逃走

曽祖父であるシンゴルが死に、父ディオルがその跡を継ぐことになった時、一家でランシア・ラマスの館を離れてドリアスに移る。その後フェアノールの息子たちによってメネグロスが襲撃された時にディオルとニムロスは殺され、兄であるエルレードエルリーンは行方不明になるが、エルウィングはシルマリルを持ってドリアスを逃れ、シリオンの港に辿り着く。

この地でエルウィングは、トゥオルイドリルの息子であるエアレンディルと結婚し、二人の間にはエルロンドエルロスが生まれた。だがエアレンディルが西方に航海している時に、またもフェアノールの息子たちに襲撃され、エルウィングはシルマリルを持ったまま海中に身を投じた。

アマンへの船旅

ウルモの力によって救われたエルウィングは、白い鳥の姿となって、シルマリルを持ったままエアレンディルの船であるヴィンギロトに辿り着き、エルフの姿に戻った。
ヴィンギロトはシルマリルの力でヴァリノール隠しを通り抜け、エルウィングはエアレンディルと共にアマンに上陸した。エアレンディルがヴァラールの元に行っている間に、エルウィングはアルクウァロンデテレリ族(ファルマリ)の元に行って、モルゴスによって苦しめられている中つ国の民のことを話した。中つ国のエルフ人間の苦難を聞いたテレリたちは深く同情し、同族殺害の事件を許すきっかけとなった。

アマンでエルフとして生きる

人間として生きるか、エルフとして生きるかのヴァラールに示された選択では、エルウィングはエルフとして生きる道を選び、その後中つ国に戻ることはなかった。エアレンディルもまた彼女の選択に従った。
エアレンディルは明星として世の終わりまで天空をヴィンギロトで航海し続けることとなったが、エルウィングは虚空の船旅には耐えられるかわからなかったため、同行することはできなかった。その代わりアマンの北、大海の縁に、エルウィングのために白い塔が建てられた。そこには時々、地上のあらゆる鳥たちが集まったという。エルウィングは鳥たちの言葉を学び、飛翔の術を教えてもらった。エアレンディルの船が虚空から戻ってくる時、よく彼を迎えるために飛び立って行ったという。

コメント

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  • この人も、しょっちゅう出航してはろくに戻ってこない夫を持って、不安だったろうな。エレンディスと違って、なんとかその試練は乗り越えられたみたいだけれど。 -- カイト
  • おそらく、エルダール・エダインを通じて最も鳥に心通わせた方と思われます。ソロンドールやグワイヒアはもちろん、はなれ山のロアークや、レゴラスに語りかけたカモメたちとも仲よさそうな感じ。 -- カイト
  • メネグロスが襲撃されたときにシルマリルを持って逃げたんですよね。兄のエルレードたちが捕らえられ、幼い身で森に置き去りにされ行方知れずになるという悲劇に対し、エルウィングはもっと幼いのにシリオン港まで辿り着いてる?…妹じゃなくて姉なんじゃないのかな? -- 粥村在住 2007-11-07 (水) 23:15:26
    • メネグロスから逃げ延びたシンダール達が他にも多数辿り着いて住み着いているので、まさかエルウィング一人で辿り着いた訳じゃないだろうし彼らに連れられて逃げたのでは? -- 2010-01-19 (火) 15:24:17
  • エアレンデルが金星ならエルウィングは水星かなとも、ちょっと思ったけど、鳥の姿になってとあるから違うんでしょうね。 -- 2010-01-19 (火) 15:05:26
  • しかし考えてみると、よくシンダール達がノルドールの王子との結婚を認めましたね・・・ノルドールとの関係修復の為?それとも下手に反対してルーシエン様の二の舞になるのを避けたとか?w -- 2013-02-20 (水) 20:40:48
    • エアレンディルの父トゥオルを育てたシンダールのアンナイルが率いた一行の中でシリオンまでたどり着いたエルフが説得したとか、同じ理由でトゥオルの血族にはそこまで悪い印象がなかったとかかもしれませんね。 -- 2013-02-20 (水) 23:27:39
      • トゥアゴンの民自体、ネヴラスト時代からのシンダール系が含まれていますしね。受け入れられやすい一派でもあったのかもしれません。(個人レベルでの確執はともかく、民レベルではどこでも割と合流が進んでいったようですし) -- 2013-02-20 (水) 23:49:54
    • お互い国が滅びて共に避難中、まして自由の民全体が風前の灯な状況ですから、いつまでも遺恨にかかずらう心境でもなかったのでは。当事者のファルマリが話を聞いて許すぐらいですし。 -- 2013-02-20 (水) 23:36:45
    • なるほど。元々親切な気性の人達ですし、父親がシンダールに縁があって良い人間だということがわかっていたなら納得かも。・・・・・・その和平を今度こそ完璧にぶち壊した某一家は罪深いにも程がありますねorz -- 2013-02-20 (水) 23:47:17
  • 子供達を残して身投げしたのが微妙。下手すると殺されていたかもしれないのに。シルマリルを渡して代わりに子供達の助命を願う方が、親としては自然じゃないだろうか?結局彼女はあくまで王女であって母親じゃなかったのかなって感じ -- 2014-05-12 (月) 22:01:03
    • ディオル辺りに「敵に決して渡すな」とか厳命されてたのかもしれませんよ。祖父母がモルゴスから奪還し家族が命がけで守り抜いた宝玉を、シンダールの王女の誇りにかけて故国を滅ぼした仇敵なんぞにそれこそ死んでも渡せなかったのではないでしょうか。 -- 2014-05-14 (水) 13:50:47
    • 息子達が生け捕られた事を知って絶望して身投げした可能性もあるのでは?彼女の兄達を遭難死させた事をマグロールが心底後悔して、エルロンドとエルロスを人道的に扱ったのは予想外だったのでしょう。 -- 2014-12-25 (木) 23:03:49
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*1 邦訳通りの金髪であるかは不明
*2 彼女が生まれた星月夜に、ディオルの館に近いランシア・ラマスの滝の水飛沫に星の光が煌めいていたため。

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Last-modified: 2014-12-25 (木) 23:03:49 (1334d)