エクセリオン

概要

カテゴリー人名
スペルEcthelion
その他の呼び名泉のエクセリオン(Ecthelion of the Fountain)、泉の主(Lord of the Fountains)
種族エルフノルドール
性別
生没年~†第一紀(510)

解説

ゴンドリンの貴族。ニルナエス・アルノエディアドでは大将として、グロルフィンデルと共にトゥルゴンを守りつつゴンドリンに撤退した。
ゴンドリンがモルゴス軍の攻撃で陥落した時、王宮の広場でバルログの長ゴスモグと戦い、相打ちとなって斃れた。

終わらざりし物語』における記述

かれが纏っているのはことごとく銀で、輝く兜には先端に金剛石ダイヤモンドをあしらった鋼の大釘スパイクが付いていた。そして従者がかれの盾を持ち上げると、それは雨のしずくが露となって宿っているかのように淡い光を放っていた。実はそれは千もの水晶の飾り鋲だった。*1

トゥオルエレンマキルヴォロンウェと共にゴンドリンを訪れたとき、エクセリオンは大門のつかさ(Warden of the Great Gate)を務めていた。最初トゥオルのことを警戒していたが、彼のことをウルモの使者と認め、ゴンドリンの大門を開いて中へと招き入れた。

The History of Middle-earth』における記述

The Book of Lost Tales 2』の記述によるとEcthelion of the voice of musicあるいはEcthelion of the fair voiceと呼ばれ、フルートの演奏に秀でていた。
彼はゴンドリンが陥落する戦いの折、3体ものバルログを仕留めたが負傷。トゥオルによって助けられたが、その後エクセリオンはゴスモグを道連れにしてゴンドリンの泉に沈んでいった。

映画『ホビット』における設定

映画では直接名前は登場しないが、オルクリストは、エクセリオンの剣であったという設定でデザインされている。

コメント

最新の6件を表示しています。 コメントページを参照

  • 5軍の戦いの頃、いたの? -- 2015-12-06 (日) 01:51:26
    • 泉のエクセリオンは上古の代に討死してますがゴンドールのエクセリオン二世の治世はだいたいこの時代だと思います。 -- 2015-12-11 (金) 09:30:12
      • 合戦は2941年なのでエクセリオン二世ではなくその父トゥアゴンの治世でした。ただエクセリオン二世は産まれています。若干上のコメントで間違えました。 -- 2015-12-11 (金) 09:34:28
  • ガンダルフと相打ちになったとされバルログ三体倒してゴスモグ道連れって エルフ最強議論でフィンゴルフィンやフェアノール兄貴を上げる人が多いですが 彼の方が強いのでは? -- 2020-05-06 (水) 20:43:40
    • バルログズ「いや、フィンゴルフィン最強にしとかないとご主人露骨に機嫌悪くなるんで...ここはひとつ引いてくだせえ」 -- 2020-06-04 (木) 21:55:08
  • 原点を知らんのにエルフは近接不向きで~とか言い出したらとりあえずこの方の名前を出すことにしている -- 2021-06-06 (日) 16:27:09
    • 気持ちはわかるがこの人を引き合いに出して「エルフは接近戦強い」というのはギムリを引き合いに出して「ドワーフはエルフと親友になれる」と言うくらい、エクセリオン閣下は普通のエルフとは隔絶してるのでは...。
      上のエルフのなかでもエクセリオンは別格の別格の一人ですし。 -- 2021-06-06 (日) 17:14:22
    • ↑トールキンのエルフは近接だろうが何だろうがほぼ全ての面で他種族を凌駕しているため、フィジカルの強壮さを示す逸話にも事欠きません。エクセリオンに限った話ではないですよ。むしろほとんどのエルフの戦士は明らかに近接主体で、レゴラスのように遠距離主体の方が珍しい。 -- 2021-06-06 (日) 18:30:27
    • とりあえず指輪のエルフはタイタンみたいなものだと言えば大体OKだとおもうぞ。そこまでいかんでもエルフの剣士みたいなキャラは普通にいるし問題ない。 -- 2021-06-06 (日) 18:31:27
  • https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3

名前だけが独り歩きしてる偉大なエルフの英雄 -- 2021-08-04 (水) 13:47:41

  • 改行すると逆に読みにくいから自重してくれん? -- 2021-08-04 (水) 18:49:30
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