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エアルヌル

概要

カテゴリー人名
スペルEärnur
異訳エアルヌア
種族人間ドゥーネダイン
性別
生没年第三紀(1928)~†2050年(享年122)
エアルニル二世(父)
配偶者なし
なし

解説

ゴンドールの王
第32代
エアルニル二世
1945~2043
第33代
エアルヌル
第三紀2043~2050年(7年間)
王還りますまで
統治権を持つ執政による統治

ゴンドール33代目にして、アナーリオン朝の最後の王。武芸にのみ喜びを見出す性格で、王というよりは闘士に見えたという剛勇の人物。だが、思慮分別においてはそれを持ち合わせた父のエアルニル二世に似ていなかったという。

第三紀1975年、父王エアルニル二世により北方王国を救援するべく海路でリンドンへ派遣され、フォルンオストの合戦において魔国アングマールを打ち倒した。だが敵軍が全滅した時、魔王その人が現れてエアルヌルに襲いかかった。エアルヌルは立ち向かおうとしたものの、乗っていた馬が恐慌状態に陥って彼を遠くに運び去ってしまい、魔王にその様を笑われた。魔王はグロルフィンデルによって追い払われたものの、エアルヌルはこの時の屈辱を忘れなかった。

2043年、父王の死によってエアルヌルがゴンドールの王位を継ぐと、魔王が北方の戦いでは自分の前に立つこともできなかったではないかと挑発して一騎打ちを申し込んできた。この時は執政マルディルがエアルヌルを制止した。だが7年後に再び魔王が若年の頃の意気地のなさに今では老齢の弱気を加えていると嘲りを重ねると、今度はマルディルもエアルヌルを止めることはできなかった。エアルヌルは王冠を父の亡骸の膝の上に置くと、僅かな供回りのみを連れてミナス・モルグルに向かい、そのまま戻らなかった。ゴンドールではエアルヌルは敵の罠にかかり、責め苛まれて死んだと信じられた。

エアルヌルは妻を娶らず、子を残さなかった。すでに王位を主張できるだけの者は残っておらず、同族の争いの時のような内乱を恐れたゴンドール人は王の選出を諦め、以来ゴンドールは執政によって「王還りますまで」統治されることになった。

ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定

物語に関わる人物として名前が登場。詳細はロード・オブ・ザ・リングス オンライン/あらすじを参照。

エアルヌルがミナス・モルグルに向かうのに付き従った従者として、Orolang、Macilnis、Calatúr、Silmahtarの名が出る。
『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるエアルヌル

コメント

最新の6件を表示しています。 コメントページを参照

  • 継体天皇「女系親族って大事よ?」ボソッ -- 2023-10-17 (火) 15:45:16
  • 上でエアルヌアがアラナルスに王位を譲れば…って書いてる人、このコメ欄で『ゴンドールに王位が続く中でどうアラゴルンは王位を要求するか』と書いてた人と同一人物ですよね?違ってたらすみませんが…(´・ω・`)
    この人も反駁意見も、原作に書いてない『エアルヌアはこういう男なのでこうするはず』という個人的解釈の強要に終始していて、ちょっと着いていけない。 -- 2023-10-17 (火) 19:24:22
    • 拗らせたファンの怖さ。 -- 2024-02-14 (水) 19:42:52
  • 武勇が尋常じゃなく凄かったのはわかるが、搦手とか(考えられ)ないし、王位を擲ってまで挑んだ魔王にはいとも簡単に捕まり、壮絶な拷問や屈辱を受けて嬲り殺されたんだろうなぁというのが容易に想像できてつらい。 -- 2024-02-16 (金) 15:17:04
  • 魔王からの果たし状を「貴方は軍隊による戦争で私に敗れているではないか。国同士、軍勢での戦いならばいつでもお受けしよう」と言って拒否したらどうなるんですかね?臆病者として王たる資格を失って王位禅譲となったとして、別の作品世界みたいに「王の適格者」をエルフやマイアを交えて選出する展開になったら面白そうなんですが、まあ強制はしないです。 -- 2024-02-16 (金) 18:54:56
    • そもそも、一回目の挑発のときは執政マルディルの諫止により思い止まっているように、魔王からの果たし状を断ったからと言って王たる資格を失う、王位禅譲なんてとんでもないことは起こりえ無いでしょう。
      (むしろエアルヌアが王国の行く末も考えず、自らの名誉や武勇への誇りを優先して挑発に乗って敢然と果し合いに向かう事自体が、『王の適格者』として失格と見なされてもおかしくないレベル)
      それにもし万が一、コメ主の言うような事態が成立するような蛮族国家だとしたら、エアルヌアが挑戦を受けたとして僅かな手勢で向かわず、自らの王(にして自分たちの中でも一番の勇士)を辱められたゴンドール中の戦士達が憤激してミナス・モルグルに殺到すると思いますよ。 -- 2024-02-16 (金) 20:14:48
      • 確かに蛮族国家になってしまいますよね。指輪物語では、フェアノール、モルゴス対フィンゴルフィン、ベレンとルシエンでのサウロン、第二期サウロン、ペレンノール野の合戦と、指導者クラスは一騎打ちを断ったり挑発をスルーしたら、リーダーを辞任しなければならない法則が存在するのではないかと思ってました。わずかな手勢というのが真実をものがたっているのかも知れません。 -- 2024-02-16 (金) 21:04:58
        • どういう法則ですか…。少し頭を冷やしましょうよ…。
          ゴンドールはオークの国じゃないですよ。 -- 2024-02-16 (金) 21:09:09
        • 『一騎討ち』という事しか共通項が無い事項を無理やりにまとめられている印象です。
          というか一騎討ちですらない事例もチラホラ…。
           ①フェアノール:そもそも激情に駆られた単騎駆けであって一騎討ちではない
           ②モルゴス対フィンゴルフィン:無理やり力のみで国民(オーク)を押さえつけていた+アルダ至高最強の存在と吹聴していたモルゴスが、ただ一人敵地に乗り込んできた格下の存在であるエルフから正々堂々と挑戦されたので、受けざるを得ない(受けなければ権威が失墜する)
           ③ベレンとルシエンでのサウロン:フアンの予言を自ら成就させようと自ら挑んだのはサウロンの方であり、一騎討ちの挑戦を求められた立場ではない
           ④第二期サウロン:長年にわたる篭城にたまりかねて自ら出撃したものであり、同じくサウロンは一騎討ちの挑戦を求められた立場ではない
           ⑤ペレンノール野の合戦:偶発的に発生したものであり、魔王自体エオウィンを自らを倒せぬ『人間の男』として舐めてかかっていた
          これらを見ても、『一騎討ちを断ると臆病者として王たる資格を失う』『一騎打ちを断ったり挑発をスルーしたら、リーダーを辞任しなければならない法則が存在』とは到底言えないと思いますが…。
          エアルヌアが少数の手勢であった理由は、エアルヌア自身が一騎討ちなので世話係など以外は不要!と傲然と断ったという類だと思いますよ。
          彼は徹底して一介の戦士であり、王ではなかったという描写に過ぎないでしょう。深読みしすぎではないですか? -- 2024-02-17 (土) 08:02:29
    • 一騎打ちを拒否したところでゴンドール人の99.9%はホッとするだけだろ…。
      そもそも一騎打ちを拒否したことで王位を失うようならマルディルが制止するわけない。エアルヌア本人は最初の一騎打ち挑戦の時点でノリノリだったんだし。そんなイカれ国家なら魔王の前から遁走したエアルヌアはそもそも王位に就く権利すらないはず。
      しかしいくら何でもカオスすぎる状況だなぁwそんな国なら1度目の魔王からの一騎打ち申し入れの時点でこんな感じになりそう。
       
      魔王の使者「北方の戦いでは自分の前に立つこともできなかったではないかwww以上www」
      エアルヌア「ヌメノーリアンたる者、辱めを受ければ…」
      マルディル「殺るべし!」抜刀
      近衛兵「絶つべし!」抜刀
      ゴンドール兵「滅つべし!」抜刀
      エアルヌア「殲すべし!」抜刀
      魔王の死者「」死亡
      エアルヌア「戦じゃぁぁぁぁぁぁぁぁぉぁあああ!!皆の衆、モルドール屠りじゃあああああああああ!」ジャーンジャーン!! -- 2024-02-16 (金) 20:46:49
      • これは(黒き)ヌメノーリアンですね間違いない。これならアラナルスに王位譲ったほうがいい。 -- 2024-02-17 (土) 07:11:24
        • アラナルス譲位論者復活しててワロタ
          そもそもゴンドールのヌメーノリアンが皆そうなら、アラナルスだって同類に堕ちてるでしょう(笑)都合良すぎっす -- 2024-02-17 (土) 07:26:40
        • 北方の野伏班、相変わらず工作ヘタすぎですぞ。配下がこれではアラナルス殿への譲位の芽はありませんな。 -- 2024-02-17 (土) 11:19:54
      • もしそうなったらこいつら戦うのはミナスモルグルだけであとはそこら中を略奪してまわりそう。 -- 2024-02-18 (日) 08:15:45
    • なんでそんな妙ちきりんな解釈に辿り着くのか割とマジで謎。
      理由は上記に同じ。 -- 2024-02-16 (金) 21:15:06
  • 強引に想像をまじえてもなお擁護しがたき枠は、エアルヌルとカスタミアなり -- 2024-02-19 (月) 18:41:01
    • まだまだ。
      カスタミアが実は名君だった(ペラルギア遷都が賢明だった)と言っているファンもここにはいたからね。世界は広いよ。
      それにエアルヌアも王としての適性より戦士としての適性がありすぎただけで、とんでもない馬鹿なのは間違いないが、その愚直すぎるが故の悲劇にはもののあはれを感じなくもない。 -- 2024-02-19 (月) 19:03:30
    • いくらなんでも外道のカスタミアと同列に並べるのは不快 -- 2024-02-19 (月) 19:04:21
    • エアルヌアは功罪併せ持つ男だが、カスタミアは支配欲や私欲からゴンドールの安定を文字通り破壊し尽くした男だからな -- 2024-02-19 (月) 19:09:30
    • アルカリン坊はどうなんですか? -- 2024-02-19 (月) 21:10:43
      • アタナタールは自分が同じ立場なら同じようなことになる自信ある -- 2024-02-19 (月) 21:39:39
      • 元ネタとかはあるのでしょうか? -- 2024-02-20 (火) 06:53:40
      • てかフィクションの暗君とはいえ坊呼ばわりとか、何様なんだよ。
        ナチュラルになにかを見下すことが習慣になってそうで引く。 -- 2024-02-20 (火) 18:32:47
  • 猛将、武神であったのは間違いないが軍事的才能はどれくらいだったんだろう。
    ・「あの」エアルニル二世が軍を預けて遠征させた
    ・遠征先で魔王を撃ち破った
    ・その際の指揮振りも見事
    なところから、父親ほどでなくともかなり優れた指揮官だったと思える。 -- 2024-02-29 (木) 21:52:54
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