ウグルク

概要

カテゴリー人名
スペルUglúk
種族オークウルク=ハイ
性別
生没年~†第三紀3019

解説

アイゼンガルドウルク=ハイパルス・ガレン指輪の仲間を襲撃したアイゼンガルド組のリーダー。低く唸るような声と、大柄な体格を持つ。

主人であるサルマンより「小さい人を無傷で捕らえ、アイゼンガルドまで連れ帰れ」との命を受け、モルドールから派遣されたオークや北のモリアから遠征してきた霧ふり山脈のオークと共にパルス・ガレンにて指輪の仲間を襲撃した。彼らアイゼンガルドのウルク=ハイはボロミアを殺害し、メリーピピンを捕らえることに成功する。

だがその後、捕虜の処遇を巡って一団内で争いが起こる。グリシュナッハらモルドール組はホビットルグブルズへ連行すべしとの命令を受けていたためウグルクに強硬に反抗し、一方でモリアからやって来た北方組は何の命令も受けておらず、ただ仲間の復讐のために指輪の仲間を追跡してきただけであったため捕虜など捨てて北へ帰ることを要請する。
アイゼンガルドへ戻るためには彼らにとって敵地であるローハンの平原を横断する必要があったため、ウグルクは一団が分裂することを許さず、問答無用で数人のオークを切り伏せるなどして主導権を握り、アイゼンガルドへの不眠不休の強行軍を開始した。

だがオークの一団は直ちにエオメル率いるロヒアリム騎馬隊に察知されて追跡を受けた末、ファンゴルンの森のそばにある小高い丘で包囲された。ウグルクには勝算があり、森に潜む別働隊である「マウフルとその子分ども」の攻撃に呼応して、包囲を突破する心積もりであった。だが合流したグリシュナッハのために捕虜のメリーとピピンには逃げられてしまい、時同じくして攻撃を仕掛けたマウフルたちもロヒアリムに撃退されてしまう。夜明けとともにオークの一団はロヒアリムによって殲滅され、ウグルクは楔型陣形で包囲の一角を破ることに成功したものの、森まであと一歩のところで騎馬隊に追いつかれ、下馬したエオメルとの一騎打ちの末に討たれたという。

このほかにも捕虜たちを運ぶ負担を軽減するため、額に傷を負ったメリーにオーク流の治療*1を施し、またメリーとピピンにオークの酒を飲ませて走らせるなど、かなり理性的な行動が目立っており、サルマンへの忠誠心も高い。

映画『ロード・オブ・ザ・リング』における設定

俳優Nathaniel Lees
日本語吹き替え斎藤志郎

ボロミアを殺すのは映画オリジナルキャラであるラーツというウルク=ハイになっており、その後のローハン横断を統率するウルク=ハイとして登場する。
エクステンデッド・エディション』ではグリシュナッハとの対立、メリーに(原作での気付け薬というより、捕虜へのからかいとして)オークの飲みものを飲ませるシーンが追加されている。
なお、エオメル達に倒されたオークの死骸が積まれて火葬されている場面では、彼のものらしき首が槍に刺されて晒されているのが確認できる。

コメント

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照(コメントページ直接編集もこちら)

  • 怒りっぽくてぶっきらぼうな性格で描かれる闇の種族のなかでもとくに粗暴で悪賢いはずなのに、意外に理性的で常識的です。あまりよい比較ではないのですが、漫画の『グラップラー刃牙』の登場人物のほうがよほど奇怪で凶暴に思える(愛読者には失礼を書いて申し訳ありません)。 このあたり、『指輪物語』の書かれた時代を感じさせます。おぞましさにかけては人間の想像力に敵うものはそうはいないということでしょうか。 -- なんとか亭 2009-04-15 (水) 11:38:21
  • 原作でも、例えばシェロブ~滅びの山あたりのオークたちの会話からすると、短気で残酷ではあるけど、決して頭が悪いやつばかりではないみたいですね。むしろ狡猾というか抜け目ない部分も。 -- 2009-05-20 (水) 17:19:00
  • 笑顔が素敵 -- 2014-07-31 (木) 00:57:57
  • ウルクハイに掘られたい -- 2014-10-13 (月) 21:05:14
    • ラーツもウグルクもウルク=ハイの狂戦士も皆見事なマッシヴボディだったからなあ。そっち系の人にはタマランかも。 -- 2014-10-13 (月) 22:45:35
    • ついにここにもホモ属の侵攻が始まったか -- 2014-10-14 (火) 05:03:13
    • オークはホモ(暴論) -- 2015-01-20 (火) 19:17:30
  • 周辺りにはロヒアリムはいるは、原作だと盗賊や山賊もいて危険な地域なのに、一団内はメリーとピピンをサウロンの名を持ち出してを引き渡せだの、仲間の仇をだから殺させろだのと仲間の一団は言うことは聞かない。それなのにサルマンの命令はメリーとピピンは無傷で生かしたままで連れてかなきゃならないとか中間管理職のストレスが感じられてしまう。(ウルク=ハイだけど) -- 2014-11-05 (水) 09:02:56
  • 隊長のラーツが脳筋ぽかったからオークの割には頭が働くこいつとのコンビでバランス取れてる気がする -- 2014-12-06 (土) 17:43:43
  • 敵地であるローハンの平原を横断する必要があったため、とあるが、来るときは平気だったのかな? -- 2015-02-18 (水) 12:11:25
    • グリマの妨害を当てにしてたんでしょ。 -- 2015-02-18 (水) 18:52:08
    • 来た時とはルートが違ったのだと思います。「おれは一番近い道を通って、アイゼンガルドまで戻るぜ。」と言っていますから、捕虜を早急に連れ帰らねばならない以上、多少危険でも最短ルートを選択したのでしょう。 -- 2015-02-18 (水) 22:02:58
    • エオメルらがグリマに追放されていなかったら、メリーとピピンはサルマンの下に連れて行かれてたのだろうか。サルマンVSアラゴルンら3人衆との戦いも見てみたい -- 2015-02-18 (水) 23:11:50
      • その前に、サウロン対サルマンの同士討ちが始まりそうな。 -- 2015-02-20 (金) 20:26:11
  • メニューに肉が戻ったぞ!(給料日が来ました!)って考えるとメッチャ共感できる -- 2016-06-16 (木) 19:00:16
    • とんでもないブラック企業ですね (笑) -- 2016-06-18 (土) 05:29:19
  • 短い文ながらも、エオメルと一騎討ちの末果てたことを思うと、戦闘部隊の名に恥じぬある意味漢らしい最期を遂げたともいえる。 -- 2016-11-12 (土) 00:04:06
  • 映画でオーク共の首をぶった切っていたのはこいつか? -- 2016-11-20 (日) 22:23:35
    • 名前は定かではありませんが、立ち位置的にもそうかと。あと、海外のwikiと海外のみで発売されたLOTRのカードゲームでは、それに相当すると思われるウルクに「Ugulk」の名前が冠されてました。 -- 2016-11-22 (火) 19:33:06
    • ゲームズワークショップ社のミニチュアゲームでもウグルクは味方の首を斬るという特殊能力を持ってました -- 2017-05-01 (月) 00:45:37
      • それ必要な能力なのか・・・・? -- 2017-05-01 (月) 01:31:08
      • 必要でしょう。指揮官=管理職ですから、「おまえはクビだ(物理)!!」 -- 2017-05-01 (月) 02:41:17
    • 物騒だけど、これがオークに対する正しい扱いだろうな。 恩義と忠義の概念の欠片も無いから、怒鳴り付けたり、殴ったり、見せしめに誰かを殺して従わせるしか無いだろうな。 -- 2017-05-02 (火) 09:19:34
      • そう言えばシャグラトも言う事を聞かないスナガにどやしつけたり、ひっぱたいている描写があったような? -- 2017-05-04 (木) 08:34:39
      • ともかく、オークの扱いは、怒鳴りつける、殴りつける、それでも言うことを聞かなかったら、見せしめに誰かを殺して恐怖を植え付ける。 かな? -- 2017-05-06 (土) 23:10:24
      • スキを見せると後頭部を打たれるから、気を付けること。 かな? -- 2017-05-07 (日) 00:36:12
コメント: (他のコメントへの返信は、そのコメントのラジオボタンにチェックしてください)

*1 小さい木箱に入っていた黒っぽいなにかを傷になすり付けるもの。メリーはその痛みにもがき苦しんだが、効果は覿面で、傷の痛みは消えた。だがその傷痕は一生消えることはなかった

トップトップ   編集編集 凍結凍結 差分差分 バックアップバックアップ 添付添付 複製複製 名前変更名前変更 リロードリロード   新規新規 一覧一覧 単語検索単語検索 最終更新最終更新   ヘルプヘルプ   最終更新のRSS最終更新のRSS
Last-modified: 2017-05-07 (日) 00:36:12 (438d)