ウォー・イン・ザ・ノース:ロード・オブ・ザ・リング†
概要†
カテゴリー | ゲーム |
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スペル | The Lord of the Rings: War in the North |
解説†
Warner Bros. Gamesから発売されている『ロード・オブ・ザ・リング』のゲーム。TPS(三人称視点)のアクションゲームで、ドゥーネダイン、エルフ、ドワーフの3キャラからプレイヤーを選択する。最大3人でのオンラインマルチプレイが可能。PlayStation3、XBOX360、Windows版が発売されている(日本ではPC版は発売されず。Steamでも、日本からの購入は不可能)。
原作のキャラクターも各所に登場するが、指輪戦争時、北方で行われていたサウロンの同盟軍と自由の民の戦いという原作にはあまり、あるいはほとんど触れられていない部分を描いたオリジナルストーリーで、ブリー村、フォルンオスト、塚山丘陵、裂け谷、エテン高地、グンダバド、灰色山脈、闇の森などが舞台となっている。
ストーリー†
指輪戦争前夜、モルドールに拠ってゴンドールの攻略を進めていたサウロンは、エリアドールとリョヴァニオンで自らの名代である司令官として軍団を率いさせるため、人間の魔術師アガンダールを派遣した。エラダン、ファリン、アンドリエルの三人は、彼らの目論見を阻止するため、北方での戦いに身を投じていく。
システム†
基本はメインとなる3人のキャラクターを切り替えて操作するRPGだが、それ以前にエレクトロニック・アーツから発売された『ロード・オブ・ザ・リング 中つ国第三紀』が敵とプレイヤーが交互に攻守を繰り返すターン制RPGなのに対して、このゲームはステージを進んで敵と遭遇し、戦闘が始まるまでがシームレスに移行するリアルタイム制のアクションRPGとなっている。3人はそれぞれ剣などの接近戦用の武器と弓などの遠距離攻撃用の武器の2種類を所持している他、各々が固有の特殊能力を持っており、状況に応じて使い分けて戦うことができる。体力が尽き、プレイヤーやNPCが戦闘不能になると、他のメンバーが治癒を行ってくれる他、アイテムの使用によって体力を回復させることもできる。全員が戦闘不能になり、かつアイテムが尽きるなどで回復も不能になると死亡扱いとなり、戦闘前まで時間が戻る。
登場人物†
- エラダン(Eradan)
- 本作の主人公の一人。ドゥネダインのレンジャー。アラゴルンの部下として仲間と共にホビット庄をはじめとするエリアドールを敵の手から守る任に就いていた。長剣と長弓を武器に戦う。隠密行動に長けており、敵に気づかれずに背後から攻撃する事ができる。
- ファリン(Farin)
- 本作の主人公の一人エレボールのチャンピオン(守護者)。五軍の合戦にも参加していた。生粋の戦士で、戦斧を使った近接戦だけでなく、弩による遠距離攻撃にも長けている。3人の中では最も戦闘に特化しており、鬨の声は自信と味方を強化し、逆に敵を弱体化させる事ができる。戦闘以外では地中に埋まったアイテムを採掘することも可能。
- アンドリエル(Andriel)
- 本作の主人公の一人。裂け谷の女性ロアマスター(賢者)。エルロンドの弟子で、魔術の心得がある。エルフの中では比較的若く、第三紀の中頃以降の生まれ。所持する魔法の杖は、敵を殴打する、遠くから光弾を放つという二種類の攻撃が可能。仲間を回復させる、結界を張って守護するなど防御や回復系の能力を多く持つ。採取した薬草アイテムを組み合わせて強化薬を調合する役割も持っている。
- ベレラム(Beleram)
- グワイヒィルの民の大鷲。フォルノストを偵察するため低空飛行していてオークに捕われ、鎖に繋がれたところをエラダン一行に助けられる。以降は、大形兵器の破壊、上空からの敵の撹乱、新しい土地への移動など、事実上四人目の仲間として戦いをサポートする。
- ゴリン(Gorin)
- 灰色山脈に残る最後のドワーフの都市ノルディンバド(Nordinbad)の長。都市を明け渡せというアガンダールからの勧告を拒否。一触即発の状態にある。
- ノルドリ(Nordri)
- ゴリンの息子。ノルディンバドを守るため、友人のブルーニ(Bruni)と共にグンダバドに潜入し、ドワーフの古代の兵器を作動させようとする。
- アラゴルン
- 野伏のリーダー。躍る小馬亭を部下との会合場所に使い、配下に指示を与えている。エラダンから黒の乗り手がハルバラドらの守るサルンの浅瀬を突破されたとの報せを受け、一行にフォルノストへ行き、エルロンドの息子と協力して、同地の軍勢の目を引き付けるよう命じ、自身は消息を絶った指輪所持者のホビットの捜索に出ようとしている。
- アルウェン
- 会話するとアラゴルンの旗を織るための素材を調達するクエストを与えられる。
- エルロンドの会議の出席者
- 休息のために訪れた裂け谷で、フロド、ギムリ、ボロミル、レゴラス、エルロンド、ビルボと会うことができる。一部の人物は主人公3人のいずれかと面識があり、彼らと会話することで冒険に対する助言を与えてくれる。
- エルラダンとエルロヒル
- オーク討伐の遠征に出ており、フォルノストで大軍と交戦状態にある。
- ハルバラド
- エラダンの直属の上官。サルンの浅瀬近くの野営地にいて、アラゴルンが不在の間レンジャー達の指揮を任されている。塚山丘陵で消息を絶った二人のレンジャー、キララン(Kilalan)とルイン(Luin)を捜索するよう一行に依頼する。
- ラダガスト
- ゲーム中盤に登場する魔法使い。行方不明となっており、闇の森のエルフがリョスゴベルの周辺を捜索している。アガンダールを倒す助言を得るために彼らに協力して捜索することになる。
- グワイヒィル
- 霧降り山脈の大鷲の王でベレラムの主。一族がモルドール陣営に与する巨人バーグリサール(Bargrisar)の軍勢によって危機にさらされており、戦いのためにエテン高地を訪れている。戦いの後、年の若いバランソール(Baranthor)とアルメネル(Armenel)の二羽を3人の協力者として同行させる。
- アングマールの魔王
- 他の8人のナズグールと共に野伏の待ち伏せを突破、ホビット庄へ侵入する。その後アガンダールと会い、北方の軍勢を招集するよう命じる。
- アガンダール(Agandaûr)
- 北方の闇の勢力をサウロンの影響下に置くべくモルドールより派遣された黒きヌーメノーレアン。冥王の弟子でもあり、ナズグールにも劣らぬ強大な魔術師。エリアドールやリョヴァニオンの各地に出没し、陰謀を巡らせている。
- ウルゴスト(Ulgost)
- 灰色山脈に棲む巨大な赤い鱗の竜。ゴリンらはアガンダールが彼と手を組もうとしていると考えており、危機感を募らせている。
- 中つ国の住民たち
- 躍る小馬亭にバーリマン・バタバーがいる他、各地の補給地点に鍛冶屋や商人などがいて、それぞれに個人名がつけられている。彼らと話すことで旅に有用な情報を集めることもできる。
地理†
アイテムの売買、装備の強化、クエストの更新などを行う拠点と、サウロン軍の徘徊する敵地の二つに大きく分けられる。それぞれのステージには、ある程度進むと後戻りが出来なくなるチェックポイントが設けられており、そこから状況に応じて拠点に戻ることができる。
- ブリー村
- フォルノスト
- サルンの浅瀬
- 塚山丘陵
- 裂け谷
- エテン高地(エッテン・ムーア)
- グンダバド
- ノルディンバド
- 闇の森
- カルン・ドゥーム
ソフト†
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外部リンク†
- 日本公式サイト
- 各国語公式サイト
- PS3/Xbox 360『ウォー・イン・ザ・ノース:ロード・オブ・ザ・リング』をプレイ! あの壮大な物語に新たな伝説が刻まれる…… - 電撃オンライン
- ワーナー、「ウォー・イン・ザ・ノース:ロード・オブ・ザ・リング」プレス発表会を開催。加藤夏希さんがエルフを操作し、トロールに挑む! - GAME Watch
- 4Gamer.net ― 「ウォー・イン・ザ・ノース:ロード・オブ・ザ・リング」4人めの仲間との出会いや,序盤の強敵との戦いなどにまつわるストーリーを紹介
- 4Gamer.net ― 加藤夏希さんが出演した「ウォー・イン・ザ・ノース:ロード・オブ・ザ・リング」発売記念イベントをレポート
- 4Gamer.net ― 「ウォー・イン・ザ・ノース:ロード・オブ・ザ・リング」「インジャスティス:神々の激突」「フィアー3」の廉価版が3月6日に発売
コメント†
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