イムラヒル†
概要†
カテゴリー | 人名 |
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スペル | Imrahil |
その他の呼び名 | イムラヒル大公(Prince Imrahil)*1 |
種族 | 人間(ゴンドール人) |
性別 | 男 |
生没年 | 第三紀(2955)~第四紀(34)(享年99) |
親 | アドラヒル(父) |
兄弟 | イヴリニエル(姉)、フィンドゥイラス(姉) |
子 | エルフィル(息子)、エルヒリオン(息子)、アムロソス(息子)、ロシーリエル(娘) |
解説†
ゴンドールの領国であるドル・アムロスの22代目の大公で、指輪戦争当時の領主。父はアドラヒル、姉はフィンドゥイラス(つまりデネソール二世にとってイムラヒルは義弟)。娘の名はロシーリエル。
指輪戦争では執政デネソール二世の召集に応え、領国から完全武装の騎士の一団と、700人の徒歩の兵士を引き連れてミナス・ティリス防衛に参集し、オスギリアスから撤退してくるファラミルの部隊を援護して救出した。
ペレンノール野の合戦においてドル・アムロスの軍勢は都の大門の防衛に加わり、またローハンの援軍が到着してからは、ミナス・ティリスから出撃するゴンドール軍の前衛部隊として先陣を切った。その途中、イムラヒルはセーオデンの亡骸を運ぶロヒルリムの一団に出会い、黒の息によって生気を失っていたエーオウィンがまだ生きていることに気付いて直ちに治療が受けられるよう手配を行っている。
アルウェンの旗印を掲げてゴンドール救援に現れたアラゴルン二世に対しては、当初より彼を主君と認め、多大なる敬意を払った。一方でデネソールの気質もよく知っていたため、執政との対立を避けるため入城には慎重であろうとするアラゴルンの方針も支持している。
執政デネソールが逝去し、跡継ぎのファラミルが負傷のため政務が執れない状態にある間は、イムラヒルがゴンドール軍と都の指揮を代行した。
西軍には3500人のゴンドール兵を率いて参加し、黒門の戦いではローハン軍とともに燃えかすの山の東側の丘に布陣して戦った。
ドル・アムロス大公家はロスローリエンのエルフの血を引いており、レゴラスはイムラヒルとの初対面時、彼の中に流れるエルフの血に気付いている。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』における設定†
物語の短縮のため、全く登場しない。『The Lord of the Rings Trading Card Game』ではファラミルたちがオスギリアスよりナズグールに襲われながら撤退し、ガンダルフに救出されてミナス・ティリスに戻ったとき、ガンダルフに「デネソール殿はこのことを予知しておられた」と言ったゴンドールの兵士がイムラヒルとなっているが、これはカードゲーム内での設定で、映画本編のスクリプトではイロラスとなっている。
映画をベースにした『The Lord of the Rings Strategy Battle Game』、『LEGO The Lord of The Rings』では使用可能なキャラクターの一人として登場している。
画像†
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
コメント†
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