アングロド†
概要†
カテゴリー | 人名 |
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スペル | Angrod |
種族 | エルフ(ノルドール) |
性別 | 男 |
生没年 | 不明~†第一紀455年 |
親 | フィナルフィン(父)、エアルウェン(母) |
兄弟 | フィンロド、オロドレス(兄)、アエグノール(弟)、ガラドリエル(妹) |
配偶者 | 一説ではエルダローテ |
子 | オロドレスの可能性あり。後述 |
解説†
フィナルフィンとエアルウェンの三男。フィンロド、オロドレス、アエグノール、ガラドリエルの兄弟。
アマンでは弟のアエグノールと共に、従兄弟であるフィンゴンに同調する傾向があった。兄弟と共に中つ国に帰還すると、アングロドはフィンロドの使いとしてノルドールの中で初めてメネグロスに赴いてシンゴルにノルドールの帰還を伝えた。だが彼はフェアノールの四男カランシルとの確執から、後にフェアノールの一族による同族殺害についてシンゴルに訴えた。
アングロドはフィンロドに臣下として仕え、弟のアエグノールと共に少数の民を率いてドルソニオンの北の斜面を防備していた。だがダゴール・ブラゴッラハでアエグノールと共に討ち死にした。
オロドレスとの関係について†
『The Peoples of Middle-earth』によると、『シルマリルの物語』の元になった原稿よりも後にジョン・ロナルド・ロウエル・トールキンが書いた原稿では、オロドレスはアングロドの息子とされている。クリストファ・トールキンは、こちらの設定の方が正しいであろうとしているが、どちらを正史とするかについてファンの間では意見が分かれている。
名前について†
以下の名前及びその説明は『The Peoples of Middle-earth』の「The Shibboleth of Fëanor」による。
- Angaráto(アンガラート)
- 父フィナルフィンが与えた父名。クウェンヤの名だがテレリ語の語形であり、よりクウェンヤらしい形はArtanga(アルタンガ)。"anga"は鉄、"aráto"は恐らく高貴(noble)の意味。初めは兄のフィンロドと同じくAráto(アラート)だったが、区別の為に"ang-"の語が加えられた可能性がある。
後世では主にこの名のシンダリン形であるアングロド(Angrod)の名で呼ばれる。 - Angamaitë(アンガマイテ)
- クウェンヤで"iron-handed"(鉄の手をした)の意味。早くから手の力が強かったので付けられたエペッセ。
コメント†
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