- フィンウェの前妻で、フェアノールの母であるミーリエル(Míriel)についてはミーリエル(フェアノールの母)を参照してください。
ミーリエル†
概要†
カテゴリー | 人名 |
---|---|
スペル | Míriel |
その他の呼び名 | タル=ミーリエル*1(Tar-Míriel) アル=ジムラフェル(Ar-Zimraphel) |
種族 | 人間(ヌーメノール人) |
性別 | 女 |
生没年 | 第二紀3117~†3319年(享年202) |
親 | タル=パランティル(父) |
兄弟 | なし |
配偶者 | アル=ファラゾーン |
解説†
タル=パランティルの唯一の子である娘。エルロスの家系の中でも最も美しい女性であったという。
タル=パランティルの死後、本来彼女がタル=ミーリエルの名でヌーメノール4人目の女王にして25代目の王となるはずだったが、従兄弟のファラゾーンから結婚を強要され、王位を奪われた。これは又従兄弟以上に近い血縁の者との結婚を禁じるヌーメノールの法をも無視した行為であった。ミーリエルはその名前も、アドゥーナイクの名であるアル=ジムラフェルへ強制的に変えさせられた。
アル=ファラゾーンが大艦隊を率いてアマンへ攻め込み、ヌーメノールの島がイルーヴァタールによって沈められた時(ヌーメノールの没落)、ミーリエルは押し寄せる波から逃れようとメネルタルマ山頂の聖所へ駆け上っていったが、最後の大波によって海に飲み込まれたという。
ドラマシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』における設定†
俳優 | シンシア・アッダイ=ロビンソン |
---|---|
日本語吹き替え | 木下紗華 |
年老いて病に伏せる父王タル=パランティルの代わりにヌーメノールを治める執政として登場。
タル=パランティルの改悛により国に混乱が発生したため、父に代わって国の統治を行うようになったという。そのため表面上は反エルフ的な姿勢が見られる。
ファラゾーンは彼女の補佐役として登場。
画像†
『シャドウ・オブ・モルドール』による設定†
彼はいつでもでたらめばかりよ! これで何を得たの? さらなる戦争! さらなる税金! ハ! 広場で生け贄にされる人間! 毎日毎晩、叫び声が聞こえるでしょう。
そして、この恐ろしい物を崇拝させられる訳。偉大な木に火をつけるですって! 王の耳には、王に吹き込まれたゴミがつまっているわ……奴の相談役、縛られた不思議なる者サウロンは、今や君主よ!
エイリンデルは正しい! ヌメノールはもうだめよ。船では、この納骨堂から抜け出せない!
ゲーム前半の舞台となるウドゥーンで拾うことのできるモルゴスの彫像に、ミーリエルらしき女性の記憶が宿っており、権力を振るうサウロンへの憤りや堕落したアル=ファラゾーンと民衆に対する嘆きを読み取ることができる。
コメント†
最新の6件を表示しています。 コメントページを参照