アルフリド†
概要†
解説†
映画『ホビット』に登場する湖の町の統領の腹心の部下。原作で統領の側に控えていた複数の側近を一人に搾る形で創作された人物で、タウリエルやバルドの娘たちと違い、完全なオリジナルキャラクターではない。政治面で統領を補佐しているだけではなく、身の回りの世話まで行っている。
スマウグが湖の町を襲撃してくると、逃げ出す統領に見捨てられ、その統領が行方不明になった後は、自分が後継者になろうとする。だが町の住民の生き残りにそっぽを向かれると、今度はバルドを囃し立てて取り入ろうとする。だがバルドからは雑用しか与えられず、その雑用もほとんどまともにやらない有様だった。
五軍の合戦が始まると、戦いからひたすら逃げ回って、そのために女装までする。その戦いの混乱の中、デイル(谷間の国)の廃墟で見つけた貨幣を持って逃亡する。
エクステンデッド・エディションではその後が追加されており、ガンダルフとトロルが戦っている中、投石機に隠れていたところ、落とした貨幣の重みで投石機を作動させてしまい、自分自身が砲弾となって投石機より打ち出されてトロルの口に突っ込み、トロルの喉を詰まらせて殺したものの、自身も死んだ。この時、自分が持ち去った貨幣がさらに大量に身体からこぼれ落ちている。原作小説において湖の町の統領が、黄金を持ち逃げしたために身を滅ぼしたという話のオマージュと思われる。
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