タル=アルダリオン†
概要†
カテゴリー | 人名 |
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スペル | Tar-Aldarion |
その他の呼び名 | アナルディル(Anardil)、大船長(Great Captain)、航海王(Mariner-king) |
種族 | 人間(ヌーメノール人) |
性別 | 男 |
生没年 | 第二紀700~1098年(享年398) |
親 | タル=メネルドゥル(父)、アルマリアン(母) |
兄弟 | アイリネル(妹)、アルミエル(妹) |
配偶者 | エレンディス |
子 | タル=アンカリメ(娘) |
解説†
ヌーメノール6代目の王。
本名はアナルディルだが、造船のための植林を盛んに行ったため、早くからアルダリオンの名で知られた。
エリアドールのグワスローの河口に新たにロンド・ダエルの港を築き、ギル=ガラドに協力して、新たに勃興しつつあったサウロンの勢力に対抗しようとした。
アルダリオンは母方の祖父ヴェアントゥアの影響で少年の頃から航海を愛し、中つ国のギル=ガラドと親交を結んだ。だが、身を固めるべき年齢になっても、アルダリオンが航海にばかり情熱を注ぐことを快く思わなくなった父メネルドゥルからは不興を買った。
心から望んで妻としたエレンディスとの結婚後も航海への情熱を捨てられなかったアルダリオンは、ヌーメノールにエレンディスと幼い娘アンカリメを置いて、再び中つ国への長い航海に旅立つ。これが原因でアルダリオンはエレンディスと不和になり別れる。二人の間にはアンカリメの他に子はなかった。ヌーメノールでは、明記されたものではないが古くからの慣習として、女子は王位を継げないことになっていたが、アルダリオンは一人娘に王位を継がせたいが為に自ら法を改め、王に息子がいない場合には最年長の娘が王位を継ぐとした*1。この顛末は『終わらざりし物語』収録の「アルダリオンとエレンディス」の中で語られている。
コメント†
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