アルセダイン†
概要†
解説†
三国に分裂したアルノールのうち、北西の国。王都はフォルンオスト。
国土はルーン川とブランディワイン川との間の土地、及び風見丘陵までの東街道より北の地域。ただし風見丘陵とそこから西のブリー郷にかけての土地は、その帰属を巡って他の二国(カルドラン、リュダウル)としばしば争いになった。風見丘陵の風見が丘には北方のパランティールの要である石が置かれ、ちょうど三国の国境が集中していたからである。
アルセダインは旧アルノールの三国の中で最後まで残り、エアレンドゥルの長男アムライスから始まる歴代の王はイシルドゥルの血統を保った。
第三紀1974年のアングマールの侵攻によってアルセダインは滅ぼされ、当時の王アルヴェドゥイは北方王国の最後の王として死んだ。彼の長男アラナルスは初代の野伏の族長となった。
アルセダインの歴代の王†
アルノールの歴代の王より続く。
初代アムライスから、王の名はそれまでのクウェンヤではなく、シンダリンで付けられるようになった。アルゲレブ一世以降、アルセダイン王はカルドランとリュダウルでイシルドゥルの子孫が途絶えていたことを理由にアルノール全土の主権を主張し、名に接頭辞ar(a)-をつけるようになった。
名前 | 在位 | |
初代 | フォルンオストのアムライス | 第三紀861~946 (85年間) |
2代 | ベレグ | 946~1029 (83年間) |
3代 | マッロール | 1029~1110 (81年間) |
4代 | ケレファルン | 1110~1191 (81年間) |
5代 | ケレブリンドール | 1191~1272 (81年間) |
6代 | マルヴェギル | 1272~1349 (77年間) |
7代 | アルゲレブ一世 | 1349~1356 (7年間) |
8代 | アルヴェレグ一世 | 1356~1409 (53年間) |
9代 | アラフォール | 1409~1589 (180年間) |
10代 | アルゲレブ二世 | 1589~1670 (81年間) |
11代 | アルヴェギル | 1670~1743 (73年間) |
12代 | アルヴェレグ二世 | 1743~1813 (70年間) |
13代 | アラヴァル | 1813~1891 (78年間) |
14代 | アラファント | 1891~1964 (73年間) |
15代 | 最後の王アルヴェドゥイ | 1964~1974 (10年間) |
以後野伏の族長へ続く。
コメント†
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